写真:けいたろう
地図を見る「よつばと!原画展」が開催されているのは宝塚市の手塚治虫記念館。手塚治虫記念館では、日本が世界に誇る文化であるマンガの魅力をさまざまな角度から伝える企画展を、これまで多数開催。
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地図を見る第80回目となる企画展示に選ばれたのは「よつばと!」。2003年から連載が開始され2016年には第20回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。作者のあずまきよひこ氏自身も兵庫県出身ということもあって、ゆかりの深い場所での原画展開催となっています。
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地図を見る日本が世界に誇るマンガの神様の記念館での開催。エントランス部分はリボンの騎士のお城の再現をベースに手塚キャラが大集合!「よつばと!原画展」を見るために館を訪れた人でも、そうそうたるキャラクターのお出迎えに、思わずテンションが上がるはず!
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地図を見るエントランスを抜けて館内に収蔵された手塚治虫氏の貴重な資料を通して偉業を再確認しながら2階へ移動すると「よつばと!原画展」の会場入り口に到着。
よつばちゃんをはじめとした、おなじみの登場キャラクターがお出迎え。手塚ワールドから「よつばと!」ワールドに一気にジャンプします。
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地図を見る入り口を通って会場内に足を踏み入れると周囲には「よつばと!」の原画がいっぱい。取材資料や広告物、海外翻訳版直筆原稿などを合わせ約200点の展示物の中には、最新単行本未収録原画も展示されています。
ずらりと展示された原稿をじっくり眺めていると、微かなスミのムラや書籍化の際には断ち切られてしまう部分の絵。作者自身で原稿に書かれたメモ書きなどが発見できます。コミックスに製本されると見えなくなる部分も観察できるのが原画展最大の楽しみですね。
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地図を見るまた今回の展示でとくに見逃し厳禁な原稿は、ラフスケッチ・ネーム展示。ネームとは作品が生まれる過程で最初に描かれる下書きのこと。簡素な丸や線など非常にラフなタッチで描かれていますが、その状態でもファンならば完成原稿のよつばちゃんが自然に脳内再生されるはず。ここまで最初の段階の原稿が見られる展示は少なく、作品が生み出すための現場の試行錯誤の雰囲気が味わえます。
さらに会場では原稿を書く際の作画風景を動画で公開中。画面の中でキャラがだんだん描かれる様子は楽しく、思わず時間経過を忘れてしまうほどの魅力ある映像となっています。
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地図を見る「よつばと!原画展」では、原稿以外にも多くの品々が展示されています。「よつばと!」ではディティール細かく描写された生活雑貨が多数登場しますが、今回の展示では資料小物という形でいろいろなアイテムが展示さています。
「よつばと!」の日常世界の中で存在感を放つ登場アイテムたちは、「〇巻の〇ページに出てたアレだ!」というところまでは分からなくても、「どこかで見た」という気がするので展示を見ていると、ちょっとうれしい気分になります。
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地図を見る展示会場のアイテムとして面白いのは館内利用の注意プレート。よつばちゃんが登場するオリジナリティーと遊び心のある物となっています。しかもこちらのプレートはグッズとして販売もされています。
会場には国内版の歴代コミックの扉絵用のカラーイラストも展示。こちらは制作過程の映像も公開されています。あずまきよひこ氏は、原稿用はアナログの作画で行いカラーイラストはデジタルでの作画となっているので、デジタルとアナログのどちらの作業風景とも見ることができます。
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地図を見るまた「よつばと!」は海外でも人気が高く、世界13の言語に翻訳されて発売されていて、海外版コミックの比較展示などもされています。世界の文字に翻訳された「よつばと!」という文字は、可愛らしく見比べてみるとおもしろいです。
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地図を見る今回の展示で原画などの資料的な展示物以外に注目なのが立体展示物。展示会場入り口にキャラパネルがありましたが、会場には手塚ワールドに混じって「よつばと!」ワールドのほかのキャラもいるので探してみてください。
劇中に登場する身長が2m10cmある巨漢のジャンボというキャラクターの迫力には、きっと驚くはずです。
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地図を見るさらに会場には「よつばと!」の、ごく一部の話にしか登場しないのに強烈に人気があり、さまざまなグッズ展開されているダンボーというキャラクターの等身大模型を展示。
実際の大きさとなって登場するダンボーは想像よりかなり大きく、迫力にちょっとビックリします。
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地図を見るまた展示会場出口部分には、主人公のよつばちゃんの等身大展示。こちらはちょっと心配になるくらい小さい女の子。昨今の事情に合わせてマスク姿でのお見送りとなっていますが、逆に「カワイイ!」とネットで話題にもなっています。
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地図を見る原画展などの展覧会で大きな楽しみの一つといえばグッズ!「よつばと!原画展」でも多くのグッズが販売されています。ラインナップの中から一つ紹介すると「キャラ撮りスティック」というアイテムがオススメ。この商品があれば、自由奔放なよつばちゃんとどこにでも一緒にお出かけして、旅の記憶がSNSにアップできます。
元気なよつばちゃんは、花などのアイテムと特に相性バッチリです!
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地図を見るまた「キャラ撮りスティック」を入り口で使えば、手塚治虫世界の象徴である火の鳥と、よつばちゃんの2ショット画像が撮れちゃいます。まさにここだけの貴重な写真となっています。
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地図を見るさらに「よつばと!原画展」では、近隣の宝塚周辺の飲食店とコラボを実施。今回だけの特別コラボメニューを用意。どのお店でも美味しくて可愛くてそして何より、食いしん坊のよつばちゃんが好きそうなメニューがいろいろ展開されています。
上の写真は手塚治虫記念館から徒歩5分ほどの「たからづか牛乳宝塚南口店」さんの「よつばソフト」濃厚なソフトクリームに、よつばちゃんのイメージカラーである緑の抹茶をトッピング。原画展後の休憩にピッタリ。また今回のコラボメニューでは、それぞれに数量限定の缶バッジもついてるのでお早めに。
ちょっと不思議で元気いっぱいな小さな女の子とのリアルな日常を丁寧に描いた「よつばと!」の原画展。何気なく描かれていると思っていたシーンも出版前の段階の原稿やネーム、資料などを通して試行錯誤が見えてきます。それらを知った上でコミックスを読み返せば、作品への思い入れや、よつばちゃんの存在感がこれまで以上に強くなるはず。
また宝塚は、よつばちゃんもきっと大好きになりそうな歌劇の町。館へと続く花のみちの散策も楽しいですよ。
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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