写真:万葉 りえ
地図を見る島と言っても現在は「世界一の吊り橋」である明石海峡大橋ですぐに行けてしまう淡路島。ここはイザナギ、イザナミの二神が日本を作るときに初めに作成したという神話時代からの歴史がある場所。さらに二つの海峡に挟まれるという独特の自然地形が、季節ごとに美味しい海産物をもたらしてくれます。
そして淡路島は農産物も有名です。関西圏から日帰りで鱧(はも)や三年トラフグなどの美食を楽しむバスツアーが出ているのですが、毎年出かけるという人がいるほど大変な人気。その来島した人々が、重いにもかかわらず淡路島の野菜や果物を買いこんで帰るほどなのです。
そんな淡路島の魅力をまとめて体感できるのが、ご紹介する「うずの丘 大鳴門橋記念館」です。
提供元:株式会社 うずのくに南淡路
地図を見るしかしこの写真を見て、「なんなんだ、これは!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
これは、ご紹介する記念館に設けられている「絶景おったまテラス」と、そこにデーンと据えられた「おっ玉葱」。
バックに大鳴門橋も見えSNS映えするので、人気撮影スポットになっています。玉ねぎに抱きついたり、後ろから頭だけ出してみたり、思い思いに玉ねぎとのショットを楽しんでください。
写真:万葉 りえ
地図を見るさらに、館内にはこんなベンチも用意されています。写真ではわかりにくいかもしれませんが、座布団部分まで玉ねぎの薄皮を再現しています。
またちょっと変わった顔出しパネルもあるので、楽しんで撮っておきましょう。
提供元:株式会社 うずのくに南淡路
地図を見るおなじみのUFOキャッチャーも、ここではぬいぐるみや菓子ではなく、そう、玉ねぎ。
他にはないスリルを楽しむ人、そして、1個キャッチで「潮風たまねぎ」1.5sと交換してもらえるという戦果を狙う人。鐘がなったら誰かが成功した合図です。腕に覚えがある人もない人も、笑顔になるUFOキャッチャーです。
写真:万葉 りえ
地図を見る「しかし、どうしてここまで玉ねぎを…?」
それはズバリ、淡路島の玉ねぎが美味しさで有名だから!
収穫量では北海道にかないませんが、春から夏にかけて淡路島を巡れば収穫している玉ねぎ、玉ねぎ、玉ねぎ、の畑だらけ。海風とミネラル豊富な土で育てられた淡路島の玉ねぎは、肉厚で柔らかく糖度も高いのです。だから玉ねぎだけでスイーツを仕立てるパティシエさんも!遠方でも淡路島の玉ねぎをわざわざ取り寄せて使っている料理人さんも珍しくないんですよ。
写真:万葉 りえ
地図を見るどっぷりと玉ねぎの話ばかりになっていましたが、忘れてはいけません、ここは「大鳴門橋記念館」。鳴門海峡の渦潮について知れる「うずしお科学館」は、入り口入って右側です。
まず見てほしいのが、渦潮の様子です。大鳴門橋の主塔部に取り付けられたカメラで撮っている、今現在の渦潮の様子がリアルに。しかも手元のレバーでカメラを操作でき、ズームも自在です。普通では見られない角度です。よく見ておきましょう。
写真:万葉 りえ
地図を見るその先にあるのが直径7メートル程の渦潮、うずめくサークルです。こちらでは渦潮のように周りながら鳴門海峡の豊かな海を知っていただけます。
大潮の時などは直径30メートルを超える渦ができることもあるとか。うずめくサークルと比べると、大きな渦潮のサイズが実感できますよね。
写真:万葉 りえ
地図を見るその渦潮が生まれる要因の一つが、太平洋と瀬戸内海の高低差です。うずしおスライダーでは、その高低差を滑って体感。また、浮世絵師・歌川広重が描いた「阿波 鳴門の風波」の画の世界に入れるフォトスポットもあります。
もちろん資料や解説なども充実しているので、学ぶという面もバッチリです。
写真:万葉 りえ
地図を見るご紹介してきた玉ねぎだけでなく、鳴門はワカメをはじめとして海産物も豊かな場所。ショップ うずの丘 味市場には新鮮な農産物や、近海で獲れたシラスやワカメの商品が並びます。
そして玉ねぎを使った商品ももちろん充実。可愛いパッケージのカレーやスープなどは配り物にもお薦めです。
写真:万葉 りえ
地図を見るビワの栽培も盛んな淡路島。こちらのびわゼリーはつるんとしたのど越しで、冷蔵庫で冷たく冷やすとさらに美味しさがアップしますよ。水分補給が大事な夏場に、特にお勧めの商品です。
山の幸、海の幸が揃っているので、どれを買おうか楽しみながら選んでくださいね。
写真:万葉 りえ
地図を見るそして、「全国ご当地バーガーグランプリ」で1位と2位になったハンバーガーも忘れてはいけません。写真は第3回大会で1位をとった「あわじ島オニオンビーフバーガー」。厚みのある淡路島産玉ねぎのカツの上に、甘辛く炊いた淡路牛が乗っています。
また、二階にある「絶景レストランうずの丘」でも、淡路島の特産品が美味しいメニューで色々食べられます。
是非おなかをすかせて、「うずの丘 大鳴門橋記念館」へ行きましょう。
住所:兵庫県南あわじ市福良丙
電話番号:0799-52-2888
アクセス:淡路島南インターから車で約2分
※うずの丘大鳴門橋記念館は高速道路上ではなく一般道にあります。
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
万葉 りえ
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