写真:湯川 カオル子
地図を見る草津ホテル別館「綿の湯」は、大正2年に創業した草津ホテルの目の前に、2007年オープンしたプチホテルです。草津温泉にある他の旅館とはひと味違う、カジュアルで洗練されたお宿。オシャレすぎる外観は、宿だと気づかない人もいるほどです。
写真:湯川 カオル子
地図を見るマーシャルのスピーカーからジャズが流れるラウンジは、チェックインをしたり、フリーのコーヒーをいただいたり。ときには湯上りの待ち合わせにと、居心地のいいスペースです。
写真:湯川 カオル子
地図を見るチェックイン時にラウンジで供されるお着き菓子は、草津の老舗「富貴堂(ふきどう)」の温泉まんじゅう。口の中で溶けるこしあんは、上品な甘さ。フィンランドの食器メーカー「イッタラ」のマグでいただくコーヒーも、ちょっとビターな大人の味です。
そんな小さなこだわりも、ホテルステイに彩りを添えます。
写真:湯川 カオル子
地図を見る西館とつながる3階の通路は、もうひとつのラウンジ。こぢんまりとしたライブラリーにくわえ、半露天の足湯まで設けられているんです!
写真:湯川 カオル子
地図を見るライブラリーには数種類のフリードリンクを用意。書架に置かれた写真集などを眺めながら、おこもりステイを満喫です。
写真:湯川 カオル子
地図を見る4人ほどが入れる足湯も高ポイント。お湯は草津六大源泉のひとつで、もっとも湯量豊富な万代鉱を掛け流し。ちょっと熱めですが、寒い冬でも身体ポカポカ。宿泊客専用なので、混みあうこともなくプライベート感満点です。
写真:湯川 カオル子
地図を見る客室は全11室。どの部屋もゆとりのある間取りで、木の優しい風合いを活かした和モダンの内装。カップルや女子旅のほか、ひとり旅にも人気です。
写真は本館にある「桃花」で、最大3名までの宿泊が可能。畳スペースにゴロリと寝転がれる、温泉宿ならではのお部屋です。
これら本館の客室は西館よりも若干広めで、エレベーターでのアクセスも便利です。
写真:湯川 カオル子
地図を見る西館の客室は1名から2名利用で、21平米ほどの広さ。エレベーターを使うときは、連絡通路か階段利用になるため、本館よりもややリーズナブルなお値段です。
とはいえ、部屋も広々。窓辺には座り心地のいい椅子が置かれ、一部の客室からは、西の河原公園のライトアップも見られます。
写真:湯川 カオル子
地図を見る浴衣はデニム風のモダンなデザイン。フェイスタオルとともに「綿の湯」の刺繍が入ります。宿のロゴデザインは、画家や書家として活躍する俳優、片岡鶴太郎によるも。宿の名付け親も鶴太郎さんなんですよ。
写真:湯川 カオル子
地図を見る大きな窓のある明るい女湯。わたの湯源泉と万代鉱源泉の2種類のお湯が掛け流されています。
どちらも草津特有の酸性泉ですが、無色透明でpH1.8もある硬い万代鉱と、草津には珍しく湯の花でわずかに白濁したpH2.05の柔らかいわたの湯。湯触りの異なるお湯を同時に試せるのはうれしい趣向です。
そのうえわたの湯は、数軒の宿にしか引かれていない希少なお湯。このお湯に入るため、わざわざ泊まる草津ファンもいるほどです。
写真:湯川 カオル子
地図を見る明るい女湯とは異なり、男湯は、照明を落とした湯屋内に、スリットウィンドウから光が射すモダン建築のような造り。こちらでもわたの湯と万代鉱を楽しめます。
写真:湯川 カオル子
地図を見る洗い場は男女とも3カ所で、サウナも設置。シャンプーとソープ類は、ニューヨークのスティーブンノルとコーセーが共同開発したハイドロリニューで、洗い上がりがよく、髪もサラリと仕上がります。女湯の脱衣場には、雪肌精の基礎化粧品も用意されています。
写真:湯川 カオル子
地図を見る大きな窓があるレストラン。宿のオーナーにして料理長が、ひと品ずつ丁寧に作る料理も評判です。草津でも、美味しい料理を出す宿として知られます。リーズナブルな素泊まりプランもありますが、ぜひ試したいお料理です。
綿の湯では、館内ステイや料理を静かに楽しんでいただきたいとの思いから、宿泊は中学生以上で、1グループ4名まで。夕食もトータル15名までしか予約を受け付けていません。
写真:湯川 カオル子
地図を見る待望の夕食は、たくさんの小鉢が並んで、多彩な味を楽しめます。関西仕込みの薄味の出汁仕立てで、上品な味付けが特徴。見た目だけではわからない味や彩りが隠れていたりと、食べながらワクワクできるお料理です。
写真:湯川 カオル子
地図を見る朝食は、健康的で優しい味付け。なかでも、お客さんが席に着くタイミングで運ばれる、焼きたての出汁巻きたまごは宿のウリ。フワフワたまごの上品な味は、朝からご飯が進みます。
綿の湯は駐車場を完備するこぢんまりとした大人の宿。草津のランドマーク「湯畑」までは温泉街が続き、夜のライトアップが幻想的な西の河原公園も目の前です。
とはいえ、あえてどこにも出かけずに、足湯やお風呂を楽しんだり、カジュアルなラウンジでコーヒーを嗜んだりと、おこもり宿としても女性に人気です。スタッフの接客も心地よく、男女を問わずひとり旅のお客さんも多く利用しています。ひと味ちがう草津ステイをお楽しみください。
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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