写真:Mayumi Kawai
地図を見る小田原の目の前に広がる相模湾。この湾の地形は深さ1kmを有する深いすり鉢状で、そこへ箱根や丹沢の森で育まれた豊富な栄養分やミネラルが流れ込み、さらに黒潮の影響もあって魚が集まりやすい好漁場となっています。身の締まった小田原の魚たちは「ほどよい脂のり」「味(甘み)」「香り」の三拍子そろった自慢の逸品ぞろいで小田原の台所を支えています。
そんなお魚たちを手軽に楽しめるのが、小田原漁港の目と鼻の先、2019年11月にオープンした「漁港の駅TOTOCO小田原」です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る「漁港の駅TOTOCO小田原」は、1階に小田原の鮮魚や水産加工品、農産物や特産品などを扱う物産コーナー、2階に小田原漁港で仕入れた魚介のメニューからイタリアン、デザートまで楽しめるフードコート「小田原漁港とと丸食堂」、3階に今回ご紹介する「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー!!」が入っています。
館内の壁には小田原に生息する魚たちのイラストや映像が流れていたり、館内入口には小田原名物かまぼこのUFOキャッチャーがあったりと遊び心が散りばめられています。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る3階にある「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー!!」は、オープン当初、ビュッフェスタイルのお刺身食べ放題の店として注目を集めていました。しかし、このたび生まれた「新しい生活様式」の流れに則り、新たな営業スタイルとして、好きな海鮮を好きなだけ丼ぶりに盛り付けて自分だけのオリジナルな海鮮丼をテイクアウトできるテイクアウト専門店として再スタートを切っています。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る店内中央には小田原漁港で仕入れた魚介をメインに常時約20〜25種類の寿司ネタが並び、ひとたびお客が入店すると、「お刺身パラダイス行ってらっしゃい!イエス!ゴーゴー」と威勢のよい掛け声が店内に響き渡り、活気に包まれます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る当初はテイクアウト専門で再スタートを切りましたが、顧客の熱い要望を受け、現在ではテイクアウトのほかにそのまま店内あるいはテラス席で食べて帰ることもできます。相模湾を一望できる開放的なテラスで潮風に吹かれながら極上の海鮮丼に舌鼓を打つ、実に贅沢な時間ですね。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るオリジナルの海鮮丼を作るまでの手順を簡単にご説明しましょう。
まずは店内入口にて自分の胃袋と相談しつつ3つのサイズ(小型ご飯180g、中型ご飯280g、大型ご飯350g。ただし容器は5種類)から丼ぶりを選択、次いで白米か酢飯(シャリ)のどちらか選んでお会計を済ませます。
会計後はビニール袋に入ったテイクアウト用のケースを手渡されるので、それを持ってまずは座席の確保と貴重品以外の余計な手荷物を置きに向かいます。手ぶらになったら再び入口に戻り、選んだ丼ぶりの容器をスタッフから受け取りましょう。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る容器とともにスタッフからいくつかの注意事項を受けます。まずは手を消毒して所定の手袋をつけること、フタさえ締まればどれほど乗っけてもOKなこと、盛り付け終えたらスタッフに最終確認してもらいシメの魚介のだし汁を受け取ること、です。
中央の刺し身コーナーはいくらやインドマグロ、赤海老など一部のネタを除いて何回でも取り放題。一種類ずつ取るも良し、自分の好きなネタをひたすら乗っけるのも良し、まさに世界に一つだけの自分だけのオリジナル海鮮丼が楽しめます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るまずは10〜15種類をお盆に取って盛り付けましょう。まだ器に余裕があれば追加することも可能です。ただし、取り過ぎには気をつけて。一つ一つが割と食べ応えのある大粒サイズなので、より多くの種類を味わいたいのであれば、丁寧に盛り付けることが肝要です。ちょっとしたゲーム感覚で楽しめますね。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るいよいよ完成です!今回は赤エビ、インドマグロ、いくら、目鯛、バチマグロ、サーモン、シイラ、ニベ、茹でダコ、むき甘エビ、刻みアナゴ、釜揚げシラス、明太子、とびっこ、オクラ、トロロ、アボカド、桜えび、錦糸卵と重複するネタも含めて全21アイテムを乗っけてみました。より丁寧に工夫すればそれ以上も夢じゃありません。欲張りな方はぜひ全集中で美しく盛り付けてくださいね。
フタが閉まってスタッフの確認を終えたら〆の魚のだし汁を受け取ります。最後はだし茶漬けで〆る、通の食べ方ですね。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る完成した海鮮丼は会計時に手渡されたこのケースに入れて持ち帰るか、時間に余裕があれば鮮度が高いうち、今すぐここでいただいて帰りましょう。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る館内1階の物産コーナーでは、小田原漁港から仕入れた海の幸や地元契約農家による新鮮くだもの野菜、干物や水産加工品、特産品の珍味やお菓子、お惣菜、グッズに至るまで約1,700種類ものアイテムが取り揃えられています。見ているだけでもワクワクする品揃え、ぜひ食事の後立ち寄ってみてくださいね。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る1階の小田原市漁協が営む「ほうじょうのめぐみ」では、小田原漁港で仕入れた小田原産のカマスやシイラ、サバなどの朝どれ鮮魚から刺し身、寿司、お惣菜などが販売されています。お隣のテイクアウトコーナーでは小田原名物のカマス棒やカマスドッグ、カマスフライなども。ぜひここならではのご当地グルメを味わってみては。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るイチオシのお土産グッズ第1位はこちらの雲丹醤油。2019年調味料選手権で1位を獲得し、雲丹のコク、香り、甘みがきいた濃厚醤油でいただく卵かけごはんは想像するだけでも幸せになれますね。
漁港の駅TOTOCO小田原も小田原漁港もJR東海道本線早川駅から徒歩10分圏内。広い駐車場も完備されているので湾岸ドライブついでに立ち寄ってもいいですね。相模湾を一望しながら絶品海鮮丼に舌鼓を打つ、そんな贅沢な時間を過ごしに今度の小田原へ遊びに来ませんか?
住所:神奈川県小田原市早川1番地の28 小田原漁港交流促進施設 漁港の駅TOTOCO小田原3階
電話番号:0465-20-6336
営業時間:10:00〜17:00(ラストオーダー16:00)
定休日なし
アクセス:車の場合、西湘バイパス早川ICから約2分、小田原厚木道路小田原西ICからは約4分、電車の場合、JR東海道本線早川駅から徒歩約10分。
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/9更新)
- 広告 -