太古の大自然を感じる!屋久島トレッキングの見どころ5選

太古の大自然を感じる!屋久島トレッキングの見どころ5選

更新日:2020/07/08 10:12

西川 ミシェルのプロフィール写真 西川 ミシェル 総合旅行業務取扱管理者
世界遺産の島・屋久島。日本で初めて世界自然遺産に登録されたこの島の緑あふれる大自然は、多くの人を魅了し続け、誰もが一度は訪れたいと願う憧れの地です。

島の原形ができたのはなんと1500万年前、人類が移り住んだのは7000年前とされています。定番のトレッキングスポットもその歴史を知り、いにしえに思いをはせると楽しさも倍増します。まさに時間旅行。太古の大自然を感じられる見どころをご紹介します。

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樹齢3000年を数える「原生林」の森

樹齢3000年を数える「原生林」の森

写真:西川 ミシェル

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映画「もののけ姫」の舞台のモデルとして、あまりに有名な「白谷雲水峡」。ここは宮之浦川支流白谷川の渓谷で、広大な原生林を楽しむことができるスポットです。中には樹齢3000年とも言われる弥生杉の姿もあります。トレッキングコースは、比較的高低差も少ないため登山初心者の方でも気軽に楽しむことができます。

白谷雲水峡のハイライトである「苔むすの森」に一歩足を踏み入れると、コケに覆われたあたり一面は“神秘的”の一言につきます。

原生林とは人間の手つかずの森林のことですが、世界的に見てもその数は稀で、日本では森林全体のわずか4%しかありません。
白谷雲水峡の広さは424ヘクタール。東京ドーム約90個分・甲子園球場約110個分の規模です。そんな貴重な太古の原生林を堪能できるなんてとても幸せなことです。

樹齢3000年を数える「原生林」の森

写真:西川 ミシェル

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白谷雲水峡は、いつ訪れても幻想的な姿が広がりますが、特に雨の日や雨の後には、植物(特にコケ類)が活き活きしています。木々の葉や岩に付着した水滴に光が差し込む光景はとても美しいですよ。

<基本情報>
アクセス:宮之浦港から車で約30分(路線バス運行)、白谷広場(白谷雲水峡入口)から徒歩で約2時間

1500万年前の化石「太鼓岩」

1500万年前の化石「太鼓岩」

写真:西川 ミシェル

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屋久島は約1500万年前に海底のマグマだまりが冷やされ、隆起したことで島の原形ができたとされています。

花崗岩の島である屋久島の絶景スポットとして知られる「太鼓岩」。白谷雲水峡の一部であり、「苔むす森」の先に続く険しい道のりを進むとたどり着きます。白谷雲水峡トレッキングコースで、ぜひ足を運んでほしいスポットです。

この太鼓岩、実は1500万年前のマグマだまりの化石なのです。1500万年前の地球の歴史に実際に触れて感じることができるなんて驚きです。太鼓岩は、花崗岩がこの地特有の膨大な雨により長年をかけて浸食されて今の形になりました。まさに“自然の造形美”と言える巨岩です。

頂上に至るまでの山道は険しく、途中でめげそうになりますが、太鼓岩からのパノラマビューは一見の価値あり。九州最高峰の宮之浦岳(標高1936メートル)や屋久島の緑あふれる大自然を見渡すことができます。霧が立ち込めることが多いですが、山の天気の変わりやすさ、自然の雄大さを感じられるスポットでもあります。

<基本情報>
アクセス:宮之浦港から車で約30分(路線バス運行)、苔むす森(白谷雲水峡)から徒歩で約40分

400年前に人間が生み出した「ハート」

400年前に人間が生み出した「ハート」

写真:西川 ミシェル

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誰もが写真に収めたいと思う「ウィルソン株」のハート型。縄文杉トレッキングコースで荒川登山口を奥へ進んだところ、縄文杉の手前で出会うことができます。切り株の中に入る体験なんてなかなかありませんので、とてもワクワクします。

約400年前に豊臣秀吉の命により切り倒されたとされる屋久杉は、この切り株を世界に紹介したウィルソン博士にちなみ名づけられました。

伐採時の推定樹齢は2000〜3000年だったとされ、もし切り倒されることがなく今も生き続けていれば最大の屋久杉だったのではないかと言われています。約400年前にこの大木を最初に発見した人はどれほど驚いたことだろう?こんなにも大きな巨木をどのように切り倒したのだろう?もし生き続けていたらその姿たるやどれだけ圧巻だったのだろう?

そんな風に、いにしえに思いをはせてみてください。人間が伐採したことによりこの株のハート型が存在していること、自然の営みと人間の営みが合わさり今があること。自然の壮大さと偉大さを体感できるスポットです。

400年前に人間が生み出した「ハート」

写真:西川 ミシェル

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このハート型、うまく撮影するには切り株に差し込む光の加減がとても大事!天候にもよりますが、正午あたりの時間帯がオススメです。

<基本情報>
アクセス:「屋久杉自然館」から「荒川登山口」までバスで約40分、「荒川登山口」から徒歩で約3時間

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樹齢7200年の「大樹」は何を思う

樹齢7200年の「大樹」は何を思う

写真:西川 ミシェル

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屋久島観光のハイライトである「縄文杉」。島のほぼ中央部に位置し、荒川登山口から登山道を10km進んだ先で、ついにご対面です。樹齢は2000〜7200年と言われています。7200年前というと日本では縄文時代。あの縄目の文様でおなじみの縄文土器が作られたころ。世界では農耕が始まったころです。

観光客の増加に伴い、保護のために設置された展望デッキからの観察になりますが、その姿たるや距離を感じさせません。最古参にふさわしい隆々としたこぶ。静かに威厳をもってそこに佇む姿は圧巻です。

太古からこの地で自然の営み・人類の営み、その交わりを見つめてきた大樹は何を思うのでしょうか?

<基本情報>
アクセス:「屋久杉自然館」から「荒川登山口」までバスで約40分、「荒川登山口」から徒歩で約5時間

1万年前から歴史を見つめる「ヤクシカ」

1万年前から歴史を見つめる「ヤクシカ」

写真:西川 ミシェル

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トレッキング中に出会えるヤクシカ。ヤクシカは、屋久島と口永良部島にのみ生息するニホンジカの亜種(種の下位区分)。その起源は約1万年前の氷河時代にさかのぼるとされ、この島が九州本土と陸続きだった際にやってきて独自の進化を遂げたと言われています。

1万年前から島と共に歩み、その歴史を見つめてきたヤクシカ。体長は小さめでうるんだ瞳がとても可愛いです。初めて目にすると興奮して早く写真に収めたいと焦ってしまいますが、落ち着いてシャッターを切りましょう。かなりの確率で遭遇することができます。

心を打つ屋久島の大自然に出会う

太古から悠久の時を刻む屋久島の自然。その歩んできた歴史を知ると、自然の営み・人間の営みが交錯し、その上に今が成り立っていることに気づきます。数々ある魅力的なトレッキングスポットは、訪れる私たちの心を打ちます。少し予習をして日常では出会えない圧倒的な大自然の雄大さを感じに出かけましょう!

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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