飛鳥時代の史跡を巡ろう〜奈良・明日香村

飛鳥時代の史跡を巡ろう〜奈良・明日香村

更新日:2012/11/28 10:38

京都駅から近鉄特急で橿原神宮前駅まで50分。
吉野線に乗り換えて、1駅目で飛鳥駅到着!

明日香村を効率よく散策するなら、レンタサイクルがおすすめです。
それと駅前の総合案内所で飛鳥王国パスポート(税込100円)の購入をお忘れなく。
観光スポット入場料の割引クーポンや、イラスト入りマップも付いてきてとってもお得です。
旅の記念にもなりますよ。

飛鳥寺の飛鳥大仏

飛鳥寺の飛鳥大仏
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飛鳥寺は、596年に蘇我馬子が作った日本最古のお寺です。
今はひっそりとした小さなお寺ですが
創建当時はいくつもの伽藍が並ぶ大寺院だったそうです。

ここのご本尊の飛鳥大仏様(釈迦如来像)は今までに2度も火災に遭っていて
お顔をよく見るとツギハギだらけなんです。

そうやって修復をくり返しながらも、飛鳥時代からずっと同じ位置に鎮座されているそうです。スゴイ!
それに写真撮影OKという太っ腹な大仏様です。

伝飛鳥板蓋宮跡

伝飛鳥板蓋宮跡
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今で言うところの皇居の跡です。
蘇我入鹿が中大兄皇子と中臣鎌足によって暗殺された場所として有名ですね。
あの大化の改新の舞台です。

ここから5〜600m離れたところに首塚がありますが
はねられた入鹿の首がそこまで飛んだという言い伝えがあります。恐ろしや!

板蓋宮(いたぶきのみや)という呼び名は、藁葺き屋根が主流だった時代に
めずらしく板葺きの屋根だったことからきているそうです。

石舞台古墳

石舞台古墳
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長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約4.7m、石の総重量は約2300トン!
中に入ることもできます。中は薄暗くてひんやりしていました。

狐が女性に化けてこの石の上で舞を見せたという伝説もあるそうです。
蘇我馬子のお墓だという説が有力ですが、実際はどうなんでしょう?

近くには小さなステージもあり、野外コンサートやイベントなどが行われたりもします。

高松塚古墳

高松塚古墳
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この古墳はまだ誰のお墓かわかっていません。

石室の壁画が有名ですね。
特に色彩鮮やかな西壁の女子群像は「飛鳥美人」と呼ばれていて国宝です。
実はこの壁画、現在はカビだらけで修理中なんです。

ちょうどこの日は修理作業の一般公開日だったのでラッキーでした。本物を見れました!
写真を撮れないのが残念でしたが、とても貴重な体験でした。
一般公開は事前に申込みが必要なので要チェックです。

と、ここまでで今回は時間切れ。
飛鳥駅から時計回りに半日かけてぶらりしました。
借りた自転車を返して、夜は石舞台公園野外ステージに堂本剛くんのライブを見に行きました。
星空の下、とても素敵なライブでした。

掲載内容は執筆時点のものです。

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