写真:安藤 美紀
地図を見る大きな口と尻尾を持っているのは、マチカネワニ。恐竜時代に生息していたワニです。とても大きくて、尻尾も入れれば全長は7m。こんなに大きくて強そうな野生のワニだったら、恐竜にも勝てそうですね^^
ちょうど目線と同じ高さに顔があったので、近付くと食べらてしまうのでは。。。というくらい大迫力でした!
写真:安藤 美紀
地図を見る北海道大学は、かつて理学部だった建物を博物館として一般公開しています。120年余りの研究成果として、400万点ほどの化石や標本を展示。展示物の多さに、驚いてしまいます!
1階は、北海道大学の歴史やクラーク博士の考え方について紹介してあり、3階は恐竜の化石や岩石、鉱石などの貴重な学術標本が展示されていました。
イチオシは、なんといっても3Fにある展示資料室(アイランドアーク)です。ここには実物大の恐竜の化石があるので、一番わくわくします!
写真:安藤 美紀
地図を見る展示室の中央や壁面に展示されていたのは、非常に珍しい学術標本でした(岩石、鉱石、火山噴火物など)。
顕微鏡が置いてあって、岩石に含まれる綺麗な鉱物を見ることが出来ます。直接見ても分からないのに、顕微鏡で覗いて見ると綺麗。ただ展示物を眺ているだけではなく、顕微鏡を通じて新しい発見が出来るので、感動します。
展示室は楽しく鉱物に触れられるから、お子さんの勉強にもなります。理科や科学に自然と興味が湧いてくるかもしれませんね。
写真:安藤 美紀
地図を見る資料展示室の入り口付近にドーン!と展示されていたのは、大型哺乳類デスモスチルス。1900万〜1200万年前に生息していた恐竜で、全長は4mです。
実はこの恐竜の化石、非常に貴重なもので、世界初の全身復元骨格標本だそうです。
この標本が見つかるまで、デスモスチルスは水中生活をしていたと考えられていたそうです。しかし、足の化石が見つかったことから、陸上生活だったと判明しました。
「どれどれ、どんな足をしているのかな?」そう思って近付いて見ると、しっかり足が4本あって、しかも人間のように指が長いんです。こんな足で捕まえられたら、逃げられそうもありません。。。
恐竜の化石は、どれもガラスケースに入っているわけではないので、至近距離で見ることが出来ます。しかも大学なので、学生の方が先生役になって、質問すると色々教えてくれます。博物館 初心者にとっては、嬉しい心遣いです^^
写真:安藤 美紀
地図を見るこの写真は、デスモスチルスを発掘した時(1934年)の資料です。巨大な岩塊をじっと見つめているのは、北海道大学の長尾教授。発掘現場にあった巨大な岩塊から、デスモスチルスの化石を発見したそうです。そして2年後には、発掘された化石が復元され、実物大のデスモスチルスとしてよみがえりました。
おおー、この岩の中に恐竜が眠っていたとは!と、大感激です。
北海道大学の総合博物館は、かけがえのない歴史に触れることが出来る博物館。展示数も多く料金も無料なので、大人も子供も楽しめます。文系の私でも、貴重な標本に大興奮してしまいました^^
総合博物館は、1年を通じて、様々なイベントも行われます。イベント情報は、リアルタイムに北海道大学のWEBサイトで紹介されるので、チェックしてみてくださいね。
これを機に、知識の幅を広める旅をしてみませんか?
【北海道大学総合博物館】
札幌市北区北10条西8丁目(北海道大学理学部本館内)
夏期(6月〜10月)9:30〜16:30
冬期(11月〜翌5月)10:00〜16:00
月曜休館
料金無料
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