部屋は写真のように全室オーシャンビュー。
南知多(みなみちた)温泉郷の中でもひときわ背の高いホテル源氏香は、眼前に広がる伊勢湾と宿泊客の間に遮るものは何もありません。
眼下に広がる山海(やまみ)海水浴場は三匹のイルカの塔「ドルフィンタワー(写真中央やや右下)」がシンボルマークの海水浴場で、ここからも伊勢湾を遠く見渡すことができます。遠浅の砂浜はシーズン中でもそれほど混雑なく遊ぶことができ、きめ細かいサラサラの砂と風による自然現象「風紋」が美しい砂浜です。
夕日が沈む砂浜は絶景!家族やゆっくり楽しみたい人向けの海水浴場です。
さて潮騒の音を聞きながらホテルの正面玄関の庭園に目をやってみると、そこには波の音とは対照的に水琴窟の優しげな音色を聞くことができます。地元の窯元であり日本六古窯のひとつ「常滑(とこなめ)焼」の水琴窟です。
このように源氏香ではホテルに入る前から「目と耳」によるおもてなしがすでに始まっているのです。
それではホテルに入ってみましょう。
源氏香の次なる仕掛けは「香り」。正面ロビーを入った瞬間からどこからとなく漂ってくるのはお香の香り。ホテル自慢のこだわりのお香が心地よく鼻の中に「スッ」と入ってきます。それはロビーだけでなくフロント、廊下、客室でも同じです。部屋に入ると5種類のお香の中から自分の好きな香りを選ぶことが可能で、好みの香りの中でゆっくりまったり過ごしましょう。
ゆっくり過ごした後は古典文化に触れてみましょう。
源氏香では日本の伝統文化であるお香の香りを聞く(嗅ぐ)「香道(こうどう)」を楽しめます。教室は毎日夕刻5時より開催され、香名や香種を当てる遊び「聞香(もんこう)」の体験ができます(無料)。
その他、古典文化を体験する平安雅コーナーでは、
「平安衣装体験会(有料)」…簡易の十二単姿の記念撮影会、「音夜会(おとやかい)」…小音楽会(毎週土日開催)、扇を投げて的を射る遊び「投扇興(とうせんきょう)」など日ごとに様々な催しで宿泊客をもてなしてくれます。
写真は夕日に照らされる雲上露天風呂の風景です。
ホテル屋上に配された露天風呂は眼下に広がる伊勢湾を一望しながら入浴が可能で天然温泉のやさしいお湯が気持ちいい源氏香自慢のお風呂です。
源氏香の温泉は太古の「化石水」と呼ばれる薬効成分を多く含んだ天然温泉で、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物強温泉です。効能は神経痛・関節痛・冷え性・慢性婦人病などに効き目があるとされます。
また天然温泉と合わせて愉しむ充実のエステ(リラクゼーション)コースも人気で宿泊客にとって最高の癒しの時間を与えてくれるでしょう。
その他源氏香では貸切風呂や部屋付きの露天風呂もあります。一般客室の方は屋上露天風呂もしくは部屋付きのバスルームを利用しましょう。
食事は地元伊勢湾近海で獲れた新鮮な魚や知多半島近郊の山の幸、名産の知多牛など、地産地消をいかした和・洋食から選ぶことができます。一品ごとの料理は盛り付けにもこだわりがあり、心のこもった食事を楽しむことができます。
中でも獲れたての伊勢海老料理とあわびはプリプリ&コリコリで驚きの食感です!
食事は掘り炬燵を設けた料亭風の場所で食べる事も可能ですが、お隣りとの距離が気になることはありませんので、それぞれのひとときをゆっくり楽しんでください。
写真のコースは「かがり火の膳」です。
源氏香の7階フロアは女性専用。
女流造形作家・岡部泉さんによる源氏物語の世界観を表現した異空間となっています。フロアの廊下は一般フロアと違い、竹や布、漆などホンモノにこだわり、五感に訴える日本の伝統美を演出。部屋の中は源氏物語の絵巻名に由来した内装や調度品で飾られています。
また浴衣は様々な色柄の中から好きな物を選ぶことが可能で、アメニティグッズの入った人気のオリジナル「巾着袋」は持ち帰り自由です。
以上のように「源氏香」は部屋、露天風呂、食事、その他館内のいたるところに平安の優雅さと源氏物語の世界観、お香によるおもてなしが満載の和風旅苑であることがわかってきます。
源氏香では高齢者や体の不自由な方のために館内随所にバリアフリーの設計を採用しており、車いすの方でも気軽に利用が可能です。
お楽しみが食事やお風呂だけでなく、くつろぎの時間まで楽しめるところがおススメです!日ごと様々な“雅な催し”をぜひ体験してください。
南知多地方は年中たくさんの催し(下記MEMO参照)が行われています。ゆっくりゆったりとした時間を源氏香とともに過ごすことができる隠れた名スポットであると言えます。
この記事の関連MEMO
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(2023/12/10更新)
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