奈良・橿原「おふさ観音バラまつり」は大和の初夏の風物詩!

奈良・橿原「おふさ観音バラまつり」は大和の初夏の風物詩!

更新日:2022/05/28 16:00

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良県橿原市にある「おふさ観音」は、正式名を高野山真言宗・別格本山観音寺といい、イングリッシュローズと花まんだらのお寺として知られています。境内を埋め尽くす約3800種類のバラの花は言葉にできないほどの見事な眺めで、大和の初夏の風物詩となっています。厄除け寺としても名高いおふさ観音で厄を払い、素晴らしい芳香に包まれながらバラまつりを楽しんでみませんか?

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

約3800種類ものバラが楽しめる「おふさ観音バラまつり」

約3800種類ものバラが楽しめる「おふさ観音バラまつり」

写真:モノホシ ダン

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観音寺の通称名である「おふさ観音」は、江戸時代に地元の娘「おふさ」さんが、この地で、池の中から白い亀に乗った観音菩薩に出会い、小さい堂を建立して祀り始めたのが起源とされています。

ご本尊の十一面観音菩薩は、かつて京都比叡山北谷の観音院ご本尊であったのを1650年(慶安3年)4月に譲り受けたものです。

山門前には、厄除け参りのほかに、大和の七福神と大和信仰の原点である三輪山を参って、八つの福宝をいただくおめでた詣りである「大和七福八宝」、および、奈良県の13の寺院からなる霊場「大和十三仏霊場巡拝」の看板が立っています。それぞれ個性豊かな寺院をめぐるのもおすすめです。

約3800種類ものバラが楽しめる「おふさ観音バラまつり」

写真:モノホシ ダン

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ところで、おふさ観音のお祭りでは、なんといっても「バラまつり」が有名です。1995年(平成7年)から毎年開催されている恒例の行事で、バラの見頃である春と秋に、約3800種類・約4000株のバラを見ることができます。

約3800種類ものバラが楽しめる「おふさ観音バラまつり」

写真:モノホシ ダン

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本堂には、ご本尊の十一面観音像が秘仏としてお祀りされていて、毎年、4月17日・4月18日に行われる「秘仏御開帳」で参拝者に特別公開されます。

春のバラまつりでは、本堂付近に鉢植えの紫陽花の展示があり、祭りに華を添えています。また本堂内では、寺宝の「生き人形(飯田喜八郎像、初代安本亀八作)」を見ることができます。飯田喜八郎氏は、明治の地元の名士で、おふさ観音の発展のために尽力された方です。

さらに2022年5月より、12年ぶりの公開となる寺宝「百万遍の数珠」の特別公開も始まっています。この機会にあわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

<本堂の基本情報>
拝観料:300円
拝観時間:9:00〜16:00

バラまつりではバラの咲き方にも注目

バラまつりではバラの咲き方にも注目

写真:モノホシ ダン

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おふさ観音のバラまつりの特徴は、そのバラの品種の多さにあります。現在、多くのバラ園では一品種の株数を多く栽培していますが、おふさ観音では参拝者に多くの品種を同時に楽しめるように、基本的に1品種1株を栽培しています。

バラまつりではバラの咲き方にも注目

写真:モノホシ ダン

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おふさ観音のバラは、イングリッシュローズが中心で、赤やピンク、黄色などの花が咲き誇り、境内には甘いバラの香りが漂っています。色とりどりのバラが咲く様子は仏様の世界にも例えられ、「花まんだら」とも呼ばれています。

バラまつりではバラの咲き方にも注目

写真:モノホシ ダン

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バラまつりでは、バラの咲き方にも注目してみましょう。一般的にバラの花というと、花びらが20枚以上の「八重咲き」が思い浮かびます。

ほかに花びらが6枚から19枚で、芯・しべが見える「半八重咲き」(写真)、花びらが5枚で芯・しべが見える「一重咲き」、外側の花弁ほど大きく中心に近づくほど小さくなりながら整然と並んでいる「ロゼット咲き」などがあります。おふさ観音で、色々なバラの咲き方を観察してください。

「諸願成就のバラの絵馬」に「華みくじ」も

「諸願成就のバラの絵馬」に「華みくじ」も

写真:モノホシ ダン

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おふさ観音で人気の絵馬は「諸願成就のバラの絵馬」(1200円)。寺務所前で販売していますので、本堂裏手の絵馬掛けに、願い事と名前を書いて奉納しましょう。

「諸願成就のバラの絵馬」に「華みくじ」も

写真:モノホシ ダン

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おみくじでは「華みくじ」(200円)、御守りでは「幸運のバラの鈴」(600円)などバラやお花にちなんだものが人気です。

「諸願成就のバラの絵馬」に「華みくじ」も

写真:モノホシ ダン

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境内のパワースポットでは「恵比寿尊社」が。冒頭でもご紹介しましたが、おふさ観音は「大和七福八宝の会」に属していて、恵比寿天様は大和七福八宝の神様のひとりとして、商売繁盛・家運隆昌などのご利益がいただけます。

おふさ観音の「千手観音像」は“ひとこと観音様”

おふさ観音の「千手観音像」は“ひとこと観音様”

写真:モノホシ ダン

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バラのアーチをくぐって本堂の裏手に向かう通路の左手には「メダカの学校」があり、整然と水槽が並んでいます。楽しそうに優雅に泳ぐメダカを見ているといつか見たような懐かしい風景が脳裏に浮かび、童心に返ることができます。

なお、水槽にはメダカを捕食するトンボの幼虫のヤゴ対策としてドジョウも放たれています。

おふさ観音の「千手観音像」は“ひとこと観音様”

写真:モノホシ ダン

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メダカの学校では、様々な種類のメダカが泳いでいます。写真のメダカは「垂水ロングフィン」。2019年(令和元年)「第6回鑑賞メダカ品評会」において、優秀賞、一般投票一位となった人気の改良メダカです。太陽光を受けてキラキラと輝くメダカたちに癒やされてください。

おふさ観音の「千手観音像」は“ひとこと観音様”

写真:モノホシ ダン

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ところで、おふさ観音の本堂内には、ご本尊の十一面観音像のほかに、役行者像、阿弥陀三尊像、弁財天像、成道仏、誕生仏、そして千手観音像が祀られています。お寺の仏像は、南向きが多いですが、おふさ観音の千手観音像(写真)は、本堂の裏手の北向きに立っておられます。

また別名を“ひとこと観音様”といい、ひとつお願いごとをすると大変ご利益があるとされています。

バラまつり期間中のおすすめの限定御朱印は

バラまつり期間中のおすすめの限定御朱印は

写真:モノホシ ダン

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境内の奥にはその昔、おふささんが、池の中から白い亀に乗った観音菩薩に出会ったと伝わる「亀の池、鯉の池」があります。おふさ観音では、亀は観音様の化身とされ、天気の良い日には、仲良くひなたぼっこをしている微笑ましい光景が見られます。

バラまつり期間中のおすすめの限定御朱印は

写真:モノホシ ダン

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亀の池を囲むようにしてあるのが「円空庭」と呼ばれる回遊式の日本庭園です。円空庭は、明治時代に、奈良公園の立案者でもある前部重厚(まえべじゅうこう)氏によって監修された庭園で、四季折々の風情を楽しむことができます。

円空庭の奥にある「茶房おふさ」は、1915年(大正4年)に建てられた御殿造りの茶室で、円空庭を眺めながら、バラジュース(600円)やハーブティー(500円)などをいただきながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

<茶房おふさの基本情報>
営業時間:10:00〜16:00(ラストオーダー15:30)
定休日:不定休

バラまつり期間中のおすすめの限定御朱印は

写真:モノホシ ダン

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御朱印では、バラまつり期間中の限定御朱印がおすすめ。鮮やかなバラの印が綺麗です。左は「童心」。空を見上げる子供の様子から童謡・唱歌の『めだかの学校』の歌詞が浮かんでくるようです。

「おふさ観音風鈴まつり」も見逃せない

いかがでしたか。おふさ観音では、このほかにも夏の風物詩として定着した「おふさ観音風鈴まつり」があります。期間は夏期の2ヶ月間です。

期間中、境内には約2500を超える風鈴が吊され、その音色から心地よい涼を感じることができます。

「おふさ観音バラまつり」に引き続き訪れてみてはいかがでしょうか。

2022年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/05/16 訪問

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