徳島ラーメンもいろいろ!野性味香る「王王軒」はやみつきの味

徳島ラーメンもいろいろ!野性味香る「王王軒」はやみつきの味

更新日:2020/07/09 12:21

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー
生卵がトッピングされる珍しいライプのラーメンとして、知名度が上がってきている徳島ラーメン。徳島県内にはかなりの数のラーメン店があり、県民にはそれぞれの推し麺がありますが、今回ご紹介する「王王軒」は地元民に愛され続けるお店の一つ。

豚骨と鶏ガラを煮込んだ野生的な香りと、濃厚なスープがやみつきになる一杯をぜひ一度お試しください。

徳島ラーメンとは?

徳島ラーメンとは?

写真:岡本 大樹

地図を見る

徳島ラーメンはラーメン好きの方にはすでにかなり知られてきている徳島のご当地グルメです。生卵がのっているラーメンは全国的にも珍しく、そのビジュアルをどこかでみたことがある方は少なくないでしょう。

今回ご紹介するのは、そんな徳島ラーメンの中でもかなり香りが強烈な、野性味溢れる一杯を提供している「王王軒(わんわんけん)」です。

徳島県民はラーメン好きの県民性で知られ、県内には多くのラーメン店が競うように営業しています。そんな中、王王軒は20年以上営業しており、地元民に愛されている味を提供し続けています。

野性味香る「王王軒」の一杯

野性味香る「王王軒」の一杯

写真:岡本 大樹

地図を見る

徳島ラーメンの大きな特徴の一つは、そのかなり濃い色のスープ。全国的に有名な横浜発祥の「家系ラーメン」と同じく豚骨醤油ラーメンに分類され、豚骨や鶏ガラをベースに醤油で味付けされています。

中でも濃口醤油やたまり醤油で味付けされたものが「茶系」と言われ、王王軒も茶系の徳島ラーメンとされるお店の一つ。

ただ、王王軒のラーメンは茶系の徳島ラーメンの中でも特に香りが強いのが大きな特徴です。店内に入ると食欲をそそる香りが、厨房から漂っていることにすぐに気づくでしょう。スープは長時間煮込んだ豚骨と鶏ガラをベースにしており、超濃厚なコクを生み出しています。

野性味香る「王王軒」の一杯

写真:岡本 大樹

地図を見る

スープとの相性を考えぬいた中細ストレート麺は、国産小麦のみを使用した自家製麺。アレルギーに配慮し卵は不使用、小麦の風味をダイレクトに感じられるよう、試行錯誤のすえに完成させたものです。

「子供が食べて美味しいと思う中華そば(徳島ではラーメンのことを中華そばや支那そばとも呼びます)を作りたい」というモットーを店主さんは持っていて、実際にお店には子供だけではなく年配の方の姿も多く見られ、様々な層のお客さんの支持を得ていることがうかがえます。

野性味香る「王王軒」の一杯

写真:岡本 大樹

地図を見る

メニューはシンプルにラーメン(メニューでは支那そばの表記)とご飯のみという潔さ。

ラーメンは小(1玉)と大(1.5玉)の2種類ですが、初めての来店時など迷った時には小を注文することをオススメします。というのも、メニューには替え玉(1玉あるいはハーフ)もあり、足りない場合は後から追加できるためです。

アクセスに関して

アクセスに関して

写真:岡本 大樹

地図を見る

王王軒本店は徳島市の北側に位置する藍住(あいずみ)町にあります。徳島中心部から車で15分ほどなので、市内の観光の予定に組み合わせることも容易です。

また、藍住ICからは5分ほどの距離と県外からのアクセスも良く、徳島に入ってすぐ、あるいは徳島から帰る前の一杯として立ち寄るにも便利な立地。

徳島ラーメンの中では強い豚骨の風味を感じる王王軒の一杯は、ふとした瞬間にまた食べたくなるやみつきの味。ぜひその直球の旨味を徳島で感じてみてください。

王王軒本店の基本情報

住所:徳島県板野郡藍住町徳命牛ノ瀬446-15
電話番号:088-693-0393
営業時間:11:00〜20:00(売り切れ次第終了)
定休日:木曜日

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/07/03 訪問

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -