福島のひまわり名所!布引高原は風車が林立する「風の高原」

福島のひまわり名所!布引高原は風車が林立する「風の高原」

更新日:2020/07/13 13:09

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド
布引高原(福島県郡山市)は、夏のひまわりが有名な観光地。風力発電所があるので「風の高原」の愛称で呼ばれ、風車と花のコラボは実にユニークな光景です。猪苗代湖南岸の山頂にあり、広大な湖を一望する展望台としても魅力的です!
標高が高い分、平地よりも気温が低め。風も強く体感温度が低いので、暑い夏の避暑地として訪れるのにも最適。冬季は積雪のため閉鎖ですが、春は菜の花、秋にはコスモスも楽しめますよ!

ひまわり見るなら!郡山布引風の高原へ

ひまわり見るなら!郡山布引風の高原へ

写真:藤田 聡

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布引高原には、広大な敷地一面にひまわり畑が広がり、まさに夏らしい光景を楽しめます!ひまわりの総数は、なんと約20万本。周辺で最も標高が高い山頂にあり、風を遮る物が一切ない開放的な場所です。

風に揺れるひまわりの花や、回転する風車を眺めていると、高原を吹き渡る風まで見えるようで、実に清々しい気分になれます。よって「風の高原」という愛称でも呼ばれ、近年は郡山布引風の高原として売出し中の観光地です!

標高1000mの高原から猪苗代湖を一望!

標高1000mの高原から猪苗代湖を一望!

写真:藤田 聡

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布引高原は夏のひまわりが有名ですが、猪苗代湖を見下ろす展望台としても価値があります。海のように広大な猪苗代湖を上から見下ろして楽しめる、車で手軽に行ける展望台は、他にはなかなかありません。

会津地方といえば磐梯山が有名。地上では非常に目立つランドマークですが、標高約1000mの高原から見下ろした雄大な景色の中では、何処に磐梯山があるのか探さないと分からない程。いかにスケールが大きな眺望か、改めて再認識させられます。(風車の支柱右側の、尖った山が磐梯山です)

林立する風車が壮観!巨大風力発電所の花畑

林立する風車が壮観!巨大風力発電所の花畑

写真:藤田 聡

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布引高原が「風の高原」と呼ばれるのは、建設当時日本最大級の大規模風力発電所があるから。広大な敷地に33もの巨大な風車があり、一度見たら忘れられない独特な景観です。

その広大な敷地の一角が、ひまわり畑になっており、駐車料金も入園料も無料で楽しめるのです!

開花状況は場所により異なるので、駐車場から遠い奥の方まで歩いて行く必要がある場合も。強烈な太陽光線を遮る物が一切無い開放的な場所なので、サングラスや日傘は必需品です!

ひまわりだけじゃない!春から秋まで利用可能

ひまわりだけじゃない!春から秋まで利用可能

写真:藤田 聡

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布引高原は「風の高原」と呼ばれるだけあり、非常に風が強い場所。台風の襲来状況によっては、ひまわりが一部倒れている場合もありますが、それもまたこの場所らしい光景といえます。

標高が高いので平地よりも涼しく、風が強いので体感温度が低く避暑地としても最適。お弁当持参でランチを兼ねて、ピクニック気分で訪れるのもいいでしょう。春には菜の花、秋にはコスモスも楽しめますが、冬には積雪によりアクセス林道が通行止めになります。

アクセスは車のみ!駐車場もトイレも完備

アクセスは車のみ!駐車場もトイレも完備

写真:藤田 聡

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布引高原へは、路線バスの運行は無いので、アクセスは自動車のみ。猪苗代湖の南岸を走る国道294号線から、急カーブが多い舗装された山道を運転して辿り着きます。

山頂には駐車場や公衆トイレも完備しており、東屋やベンチも多数ある公園になっています。ひまわり畑は駐車場の裏手にありますが、多くの人が花に背を向けて反対方向を眺めているのが不思議。実は、こちら側に猪苗代湖が見えるのです!

布引高原の詳細な場所は、画像右下の「地図を見る」をタップすると、撮影場所の地図が表示されます。

布引高原(郡山布引風の高原)の基本情報

住所:福島県郡山市湖南町赤津字馬頭原
電話番号:024-954-8922(郡山市観光協会)
花の見頃時期:
菜の花(5月中旬から5月下旬)
ヒマワリ(8月中旬から9月上旬)
コスモス(8月下旬から10月中旬)
ライトアップ:なし
駐車場:あり(無料)
アクセス:東北道郡山南ICから車で約40分(路線バスの運行なし)

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/26 訪問

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