工夫を凝らした臨場感溢れる展示!宮崎県総合博物館が楽しい

工夫を凝らした臨場感溢れる展示!宮崎県総合博物館が楽しい

更新日:2020/07/11 16:29

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨
宮崎県総合博物館は宮崎県の自然や歴史、民俗に関するさまざまな資料を保存・展示する博物館。博物館というと、ちょっと堅苦しいイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方にこそお勧めしたい博物館です。人形を使って道具の使い方を再現するなど、さまざまに工夫されていて楽しく見学することができます。宮崎県内の古民家を移築した民家園も併設され、見応え充分。宮崎県総合博物館を訪ねてみましょう。

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宮崎観光として訪ねてみたい、宮崎県総合博物館

宮崎観光として訪ねてみたい、宮崎県総合博物館

写真:沢原 馨

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宮崎県総合博物館は宮崎神宮のすぐ北側、神宮の境内地の一部を使って建てられています。そもそも戦後間もない昭和26年(1951年)に宮崎神宮の徴古館を借用して開館したという歴史を持つ博物館です。

宮崎県総合博物館は、その名が示すように宮崎県の自然や歴史、民俗などの資料を総合的に保存・展示する施設。二階建ての本館には約8000点の資料が展示されています。本館東側には「民家園」が設けられ、宮崎県内の古民家が4棟、移築されて野外展示されています。見応え充分の博物館です。

宮崎観光として訪ねてみたい、宮崎県総合博物館

写真:沢原 馨

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宮崎県総合博物館は資料の展示にさまざまな工夫が凝らされ、楽しく見学していけるのも魅力。臨場感溢れるジオラマはもちろん、古い道具がどのように使われていたのかを人形を用いて再現されていたり、昭和30年代の住宅が再現されていたりと、飽きることなく、“テーマパーク感覚”で見ていくことができますよ。宮崎観光のひとつとしてもお勧めです。ぜひ訪ねてみてくださいね。

宮崎の自然に理解を深める本館一階

宮崎の自然に理解を深める本館一階

写真:沢原 馨

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本館一階は宮崎県の自然にフォーカスを当てた展示。まず見えてくるのは初夏の照葉樹林を再現したジオラマ。林の中には鹿(もちろん剥製)が立っていたり、臨場感溢れる展示です。照葉樹林の自然を学ぶことは南国宮崎の風土への理解に欠かせません。じっくりと解説に目を通しておきましょう。

宮崎の自然に理解を深める本館一階

写真:沢原 馨

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宮崎の大地をテーマにしたコーナーはぜひ見て欲しいもののひとつ。青島周辺に見られる、有名な「鬼の洗濯板」の成り立ちを解説した展示もありますから、青島を訪れて「鬼の洗濯板」の景観に感動された方は必見です(宮崎県総合博物館では「鬼のせんたく岩」と呼ばれています)。

宮崎の自然に理解を深める本館一階

写真:沢原 馨

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大地コーナーの先は生き物に関する展示コーナー。全長11mのティラノサウルスの全身骨格の展示が大迫力で目が奪われます(残念ながら宮崎県内では恐竜の化石はまだ見つかっていません)。宮崎県内に棲息するさまざまな生き物の剥製なども展示されていて、見慣れた生き物から珍しい生き物まで、興味深く見ていくことができます。

演出が楽しい、二階の民俗資料展示

演出が楽しい、二階の民俗資料展示

写真:沢原 馨

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本館二階は歴史と民俗に関する展示が行われています。二階フロアに上がってまず目に飛び込んでくるのは、岩棚で崖下の獲物を狙う古代の家族を象った等身大模型の展示。

槍を構えて今まさに獲物を捕らえようとする父親、片膝をついて崖下の様子を窺う母親、少し下がって父親を見守る子ども、という設定ですね。実は父親が槍で狙う獲物は、一階展示室ジオラマ内の鹿なんですね。なかなか気の利いた演出で、おもわずニヤりとしてしまいます。

演出が楽しい、二階の民俗資料展示

写真:沢原 馨

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数々の民俗資料の展示は二階のメインと言っていい規模。古い時代の衣服から道具類など、圧巻の展示で、昔の暮らしへの想像が膨らみます。

ただ単に資料を展示して解説を添えただけというのではなく、道具がどのように使われていたのかが人形を用いて再現されています。そのお陰で直感的に理解することができ、楽しく見学していくことができるのです。素晴らしい展示です。

演出が楽しい、二階の民俗資料展示

写真:沢原 馨

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二階フロアの一角には昭和30年代の住宅を再現したコーナーも設けられています。父と母、娘二人の家族が暮らす宮崎市内の住宅という設定で、当時のいわゆる“文化住宅”が再現されています。

住宅内に卓袱台(ちゃぶだい)を置いた居間や竈(かまど)のある土間、五右衛門風呂などが再現されている他、住宅前の広場には昔の丸形ポストや紙芝居屋の自転車の置かれた広場も再現されていて、レトロマニアの方も必見ですよ。

重要文化財の古民家も必見!

重要文化財の古民家も必見!

写真:沢原 馨

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本館の東側、敷地の奥まったところには民家園が設けられています。宮崎県内の各地に残されていた古民家を4棟、移築復元して一般公開しているものです。どの古民家も江戸時代に建てられたもので、最も古いものは天明7年築、なんと1787年に建てられたものなんですよ。

重要文化財の古民家も必見!

写真:沢原 馨

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展示公開されている古民家は五ヶ瀬町の「旧藤田家住宅」、高原町の「旧黒木家住宅」、椎葉村の「旧清田家住宅」、西米良村の「旧黒木家住宅」の4棟。前者2棟は国指定重要文化財、後者2棟は県指定重要文化財、どれもとても貴重なものなのです。じっくりと見学していきましょう。

重要文化財の古民家も必見!

写真:沢原 馨

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古民家はすべて中に上がって見学することができます。囲炉裏端に座って昔の人の暮らしぶりを想像してみるのも楽しいひとときです。

民家園ではボランティアの方々が古民家の保守などの活動をなさっています。案内もしていただけるので、お願いしてみるのもお勧めです。いろいろと興味深いお話を聞かせていただけますよ。

他にも見所がたくさんの宮崎県総合博物館を訪ねよう

他にも見所がたくさんの宮崎県総合博物館を訪ねよう

写真:沢原 馨

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宮崎県総合博物館には本記事でご紹介したもの以外にも、見所がたくさん。「いのりとまつり」のコーナーに展示された神楽面なども必見です。幽玄の雰囲気を漂わせつつ、どこかユーモラスな表情の神楽面を見ていると、時間の経つのを忘れます。

一階には本やDVDなどを自由に利用できる「みんなの情報室」も設けられていますから、利用してみるといいでしょう。

他にも見所がたくさんの宮崎県総合博物館を訪ねよう

写真:沢原 馨

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宮崎県総合博物館は宮崎の風土や歴史などを深く理解するには最適な施設。一般的な“観光”ではわからない宮崎の姿が見えてきます。宮崎という土地に興味を持って観光に訪れた方ならぜひ足を運んで欲しい博物館です。通常時は入館無料なのも嬉しいですね(特別展の開催時は観覧料が設定されます)。

他にも見所がたくさんの宮崎県総合博物館を訪ねよう

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前述しましたが、宮崎県総合博物館の敷地は宮崎神宮の境内地内。博物館から林地の中の小径を辿って宮崎神宮へ行くことができます。宮崎神宮は初代天皇である神武天皇を祀っています。宮崎神宮の社殿は国の登録有形文化財(建造物)です。足を延ばして参拝しておきましょう。

宮崎県総合博物館の基本情報

住所:宮崎県宮崎市神宮2丁目4番4号
電話番号:0985-24-2071
アクセス:JR日豊本線宮崎神宮駅から徒歩約15分/無料駐車場有り(約150台分)

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/10 訪問

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