白根山の湯釜と草津温泉散策――群馬県草津町

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白根山の湯釜と草津温泉散策――群馬県草津町

白根山の湯釜と草津温泉散策――群馬県草津町

更新日:2012/10/11 16:03

ヒビノフウケイのプロフィール写真 ヒビノフウケイ ライター

日本三大名湯の一つ、群馬県の草津温泉。JTBが発表した2012年秋の温泉ランキングで1位に輝いています。草津温泉を訪れたら、白根山まで足を延ばしてみてください。晴れていると、エメラルドグリーンの湯釜が見られます。

「熱の湯」湯もみショー

「熱の湯」湯もみショー

写真:ヒビノフウケイ

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草津温泉と言えば、「草津よいとこ、一度はおいで♪」の唄とともに女性たちが拍子に合わせて板を湯船でかき混ぜる絵を思い浮かべませんか?

この動作を「湯もみ」といい、湯もみをする女性たちを「湯もみっ娘」と言います。

草津温泉は自然湧出量日本一を誇り、1日にドラム缶約23万本の温泉が湧き出しているそうです。源泉温度は約50度から90度で、そのままでは到底入浴することができません。加水して源泉温度を下げると温泉効果は薄れる……ということで考案されたのが、六尺板(幅30センチメートル、長さ180センチメートル)を使って湯をかき混ぜて、源泉温度を下げる方法。自宅でも、入浴する前に、桶で湯船をかき混ぜてから入浴しますよね。

湯もみっ娘による湯もみショーが見られるのが、草津温泉の中心、湯畑の隣にある「熱の湯」です。○○ショーというと、全盛期を過ぎた観光地という感を受けますが、ここは違いました。チケットを求めて、長蛇の列ができています。中に入ると、すでにたくさんの観客が! お目当ての公演時間のチケットを早めに購入しておくことをおすすめします。

写真が湯もみっ娘による「湯もみ」です。これで、本当にお湯の温度は低くなるのだろうか?という思いは杞憂に終わりました。最後に、度胆を抜かれるパフォーマンスがあります。「これぞ、湯もみ!」と思わずいいたくなるほど。それは、湯もみショーを見てからのお楽しみとして、取っておいてくださいね。

湯もみっ娘の仲間入り♪ 湯もみ体験をしよう!

湯もみっ娘の仲間入り♪ 湯もみ体験をしよう!

写真:ヒビノフウケイ

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湯もみショーでは、観客による湯もみ体験もできます。1度の公演で40人ほど体験できるので、体験してみたい方は早めにステージに向かいましょう。

湯もみっ娘にリードしてもらい、定位置につき、六尺板を手にします。湯もみ唄に合わせて、板を右に左にと動かしていきます。

この六尺板が、けっこうな重さなんです。拍子に合わせて動かすことに集中するも、湯の中の板は、ふわふわ浮いていて、湯もみにはなっていない様子。

湯もみは見るのとするのでは大違い! 湯もみっ娘への道も一日にして成らず、でした。

湯もみ体験に参加すると、賞状がいただけます。判子を押すスペースがあり、5回挑戦すると、湯もみ免許皆伝と記念品をいただけるそうです。5回通って、目指せ! 免許皆伝。

【熱の湯】
住所:群馬県吾妻郡草津町草津414
電話:0279‐88‐3613
入場料:大人500円、小学生250円
※公演時間はインターネットでご確認ください。

観光客も楽しめる公共浴場「地蔵の湯」

観光客も楽しめる公共浴場「地蔵の湯」

写真:ヒビノフウケイ

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草津温泉では、日帰り温泉も楽しめます。有料の施設もあれば、無料の公共浴場もあるので、湯めぐりもできますよ。無料の公共浴場は、基本は地元の方向けですが、観光客も入浴できる浴場もあります。無料の公共浴場を訪れる場合は、タオルを持参してくださいね。

今回は、観光客も入浴できる「地蔵の湯」をご紹介します。

脱衣所と浴室に仕切りがない作りに驚きました。浴室内に脱衣所がある、といったほうが正しいでしょうか。驚きはこれだけではありません。

それは、泉質。まるで、美容液のお湯にひたっているような感触です。熱くもなくぬるくもない、ちょうどよい温度、とろりとなめらかな白濁したお湯で、お肌もつるつる、すべすべになります。そして、入浴後もずーっと身体がぽかぽかしています。恐るべし、源泉かけ流し!

【地蔵の湯】
入泉料:無料

湯釜を見に白根山頂上へ!

湯釜を見に白根山頂上へ!

写真:ヒビノフウケイ

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草津温泉から車で30分ほどのところに位置するのが、標高2160メートルの白根山。活火山で、頂上には火口湖の湯釜(直径約300メートル、水深30メートル)があります。酸性度が強いため、生物は住んでいないそうです。

この湯釜、晴れた日にはエメラルドグリーンに見えるそうです。その光景を一目見ようとたくさんの観光客が訪れます。しかし、山の天気は移ろいやすいもの。地上で晴れていても、山頂はガスがかかっていて、数メートル先さえもやの中ということも。10度を切る気温の中、あきらめかけたそのとき。視界が明るくなり、草木がほとんど見られない荒涼とした風景の中に、徐々に白く輝く湯釜が姿を現しました。
本当に、山の天気は移ろいやすいものです。晴れの日に見られたら、ラッキーではないでしょうか。

湯釜展望所までは、山頂の駐車場から往復徒歩35分ほどです。舗装整備はされていますが、急こう配のため、必ず歩きやすい靴を履いてくださいね。無料でストックが借りられます。
山頂は地上と気温差が10度くらいあるため、服装も上着などで調整できるといいですね。

白根山の山頂までは、車で行けるほか、ロープウェー、ハイキングコースもあります。活火山のため、固まった溶岩群や硫黄が噴出している様子が見られ、また高原植物が目を楽しませてくれます。

草津温泉を訪れたら、ぜひ白根山の湯釜も合わせて観光してくださいね。

【白根山】
駐車場:有料

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/07 訪問

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