写真:土庄 雄平
地図を見る久米島と言えば、真っ先に思い浮かべるのはターコイズブルーの美しい海ではないでしょうか?しかし実は、これが本当に一つの島!?と感じるくらい個性豊かな離島です。その中で、大きな個性の一つに「城」の存在があります。
起伏に富み、高台へ上れば、島の周囲を一望できる久米島では、山の上に城が築かれました。中でも中央部に位置する宇江城跡は、沖縄で一番標高の高い城跡として知られています。
写真:土庄 雄平
地図を見るその一方で、知る人ぞ知る城が今回紹介する「登武那覇城跡(とんなはぐすくあと)」!宇江城跡より標高は低いものの、頂上一帯が開けており、久米島の地形美が360度にわたって展開します。天気が良ければ「はての浜」や渡名喜島・慶良間諸島、そして島周辺の鮮やかな海の色を味わえるのもポイント!
写真:土庄 雄平
地図を見る登武那覇城跡が位置するのは、島の中心部であるイーフエリア(イーフビーチ周辺)の裏手。徒歩でも行くことができますが、かなり急な道を上がっていくため、車で訪れるのがベターです。かなり上まで舗装路が通じているため、駐車場へ車を停めてから頂上までは徒歩1分ほど。
山頂一帯は奇岩が点在し、開けた芝生の広場になっています。木が生えていないため、まるで青空へと手が届くような臨場感を楽しみつつ、進んで行きましょう!
写真:土庄 雄平
地図を見るそして頂上へ辿り着けば、緑の斜面の先に久米島の大パノラマが思いっきり展開します!背後には宇江城方面、左手にてぃーだ橋・つむぎ橋、そして正面には奥武島&イーフエリア、右手には久米島南部のダイビングスポットのトンバラまで。
山、海、町そしてサトウキビ畑など景色変化に富んだ東部エリアを一望でき、久米島ならではの原風景を満喫できるのが魅力です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして、そんな景色を眺めながらゆっくりと寛げる点も嬉しいところ。見晴らしの良い岩に座っても良し、芝生に寝転がってみるのも良し。また芝生なのでアーシング(裸足になって大地に立つことで健康を促進する行為)を行うのも気持ち良いですよ!
写真:土庄 雄平
地図を見る久米島有数の絶景パノラマを見せてくれる「登武那覇城跡」ですが、その風景をより楽しむなら双眼鏡や、カメラの望遠レンズで覗いてみるのがオススメ!様々な発見や、ここからしか切り取れない風景に出会えます。
まず注目したいのは、久米島から海中道路で繋がっている「奥武島」。小さな島の全形がはっきりと分かり、周囲を満たす久米島ブルーの海には、思わず見入ってしまうことでしょう!漁船が通過していると、より一層フォトジェニック!
写真:土庄 雄平
地図を見る一方、久米島南部に位置する海上の岩「トンバラ」も見所。随所のビーチからは、沖に佇む小さな岩としてスルーされがちなこの場所ですが、上から俯瞰すると存在感が際立ちます!赤屋根のリゾートホテル久米アイランドも、良い味を演出してくれていますね。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして見逃せないのが「はての浜」!渡名喜島を背景に、緩やかに弧を描きながら佇む姿は、まさに神秘のスポット!周囲の海の綺麗さ・青さも、遠目からしっかりと伝わってきます。
写真:土庄 雄平
地図を見る最後に、登武那覇城跡の別の楽しみ方についてもご紹介!この場所は東側の眺望が開けているため、久米島有数の日の出名所として知られています。朝の涼しい風を感じながら、少しずつ風景が色づいていく時間は、心洗われるひとときです。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな雄大な朝日を眺めながら「ヨガと呼吸法で整える、心と体」。という朝ヨガプログラムを楽しむこともできます。久米島町観光協会のHPから予約すれば、まるで自然と身体が融和していくような、心地よい体験が貴方を待っていることでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見る華やかな沖縄のイメージとは少し異なる素朴な離島「久米島」。しかし、この島だからこそ流れている穏やかな時間、そしてふと心惹かれる景色など、旅人を優しく迎え入れてくれる包容力を備えています。
今回紹介した「登武那覇城跡」は、そんな久米島の醍醐味を満喫できる場所。空に向かって伸びをし、深い深呼吸をしながら、美しい風景を眺めてみて下さい!きっと日常を忘れ、癒しの時間に耽ることができるはず!
住所:沖縄県島尻郡久米島町
アクセス:イーフエリア(イーフビーチ周辺)から車で約10分
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/5更新)
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