オランダ「真珠の耳飾りの少女」に会える街デン・ハーグへ!

オランダ「真珠の耳飾りの少女」に会える街デン・ハーグへ!

更新日:2020/07/26 15:58

小野 雅子のプロフィール写真 小野 雅子 わくわく探しの旅ライター
オランダの首都は、憲法上ではアムステルダム。しかし国会議事堂をはじめ政治機能をもつ事実上の首都はデン・ハーグで、日本ではハーグとも呼ばれます。またこの街には王室ゆかりのマウリッツハイス美術館があり、現在では門外不出となった名画が所蔵されている事で有名です。その名画とは、フェルメールの代表作である「真珠の耳飾りの少女」。オランダのモナ・リザと称される絵画に会いに、デン・ハーグへ行ってみましょう!

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電車で1時間、アムステルダムから日帰り可能なデン・ハーグ

電車で1時間、アムステルダムから日帰り可能なデン・ハーグ

写真:小野 雅子

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オランダ南部にある都市デン・ハーグは、国会議事堂と官庁だけでなく王室宮殿や各国大使館も集まる政治の中心地です。憲法上の首都でありビジネス中心地でもあるアムステルダムに滞在する場合は、電車に乗って1時間ほどで行けるため日帰り旅行にも便利!

ところで日本では「ハーグ条約」でも知られるように単にハーグと呼ばれることが多いこの都市名ですが、デンは英語のザ(The)に相当する定冠詞。伯爵の主猟場を意味する「des Gravenhage」の省略形でデン・ハーグと呼ばれるようになりました。

電車で1時間、アムステルダムから日帰り可能なデン・ハーグ

写真:小野 雅子

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アムステルダムから行く場合は、デン・ハーグ中央駅かデン・ハーグHS駅で下車します。フェルメール「真珠の耳飾りの少女」があるマウリッツハイス美術館へは、中央駅のほうが近く徒歩10分くらい。HS駅からだと徒歩15分ほどで到着します。

中心地は官庁街なので司法省や財務省などの重厚な建物がいっぱい。絵になる街並みを楽しみながら歩きましょう。

電車で1時間、アムステルダムから日帰り可能なデン・ハーグ

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官庁街というとビルに囲まれた堅苦しい雰囲気を想像しますが、街中には緑したたる公園や広場がいくつもあって落ち着いた雰囲気。国花でもあるチューリップの球根栽培に代表されるように園芸産業が盛んで、花壇や街路樹もイキイキしているように見えます。

「真珠の耳飾りの少女」が待つ、マウリッツハイス美術館へ!

「真珠の耳飾りの少女」が待つ、マウリッツハイス美術館へ!

写真:小野 雅子

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マウリッツハイス美術館は、18世紀のオランダ総督ウィレム5世とその息子オランダ初代国王ウィレム1世が蒐集した絵画が中心となった王立美術館。なおマウリッツというのは、かつて館の当主だったオランダ領ブラジル総督の名前にちなんでいます。

美術館としての規模はそれほど大きくないものの、珠玉の名作が多いのはさすが王室コレクション。レンブラントが1632年に描いた当時は斬新的なテーマだった「テュルプ博士の解剖学講義」やヤン・ステーン「大人が歌えば子供が笛吹く」、ルーベンスとブリューゲルが合作した「エデンの園」など見応えたっぷりです。

「真珠の耳飾りの少女」が待つ、マウリッツハイス美術館へ!

写真:小野 雅子

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しかしマウリッツハイス美術館に来たら、やはり絶対に見ておきたいのは「真珠の耳飾りの少女」でしょう。なぜならオランダのバロック期を代表する画家ヨハネス・フェルメールによるこの作品は、現在では門外不出だからです。

2014年に大々的な改修工事を終えたマウリッツハイス美術館は再オープンを機に、所蔵品のうち最も人気のあるこの作品を今後は貸し出さないことを発表。口元に微かな微笑を浮かべたようで「オランダのモナ・リザ」とも称され、不思議な魅力を放つ少女に会いたければ、今やデン・ハーグへ行くしかありません!

「真珠の耳飾りの少女」が待つ、マウリッツハイス美術館へ!

写真:小野 雅子

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他にもフェルメールによる作品は、故郷を描いた「デルフト眺望」と「ディアナとニンフたち」があります。非常に寡作なことで知られ、彼の作品と確認されているのは世界で30数点しか現存しないフェルメール。その中の3点が鑑賞できて、ファンにとっては嬉しいマウリッツハイス美術館なのです。

1641年に完成した建物は、シンメトリックな美しさが際立つオランダ古典様式。1704年の火災で内装が著しく破損しましたが見事に修復され、今も華麗な姿で私たちを出迎えてくれます。

可愛いミッフィーちゃんグッズも!お洒落なショップとカフェ

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写真:小野 雅子

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規模としては大きくなく所蔵品数も約850点というマウリッツハイス美術館は、すべてのフロアを回っても2時間あれば楽しめます。ちょうど足が疲れてきた頃には楽しいお土産ショップと、その階上にある素敵なカフェが待っていますよ!

可愛いミッフィーちゃんグッズも!お洒落なショップとカフェ

写真:小野 雅子

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ショップでは所蔵品をあしらったオリジナル商品が大充実。ここでもやはりダントツ人気は「真珠の耳飾りの少女」グッズです。文具から生活雑貨、衣類など豊富に揃います。日本でもレジ袋が有料になったので、コンパクトに折りたためるナイロン製エコバッグなど重宝しそうですね。

可愛いミッフィーちゃんグッズも!お洒落なショップとカフェ

写真:小野 雅子

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美術館所蔵品だけでなくいかにもオランダ的な水車やチューリップのモチーフをあしらった物、また世界中で愛され続けるミッフィーちゃんグッズも色々。

なお基本的に週7日オープンですが、月曜日だけは午前中お休みで13時からの開館。その他の詳細は、記事末尾の関連リンク(日本語)をご覧ください。

<マウリッツハイス美術館の基本情報>
住所:Mauritshuis, Plein 29, 2511 CS Den Haag
電話番号:+31-70-302-3456
アクセス:デン・ハーグ中央駅から徒歩10分

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エッシャー美術館で、トリックアートの幻想世界に迷い込もう

エッシャー美術館で、トリックアートの幻想世界に迷い込もう

写真:小野 雅子

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アムステルダムからの日帰りとはいえ、せっかく往復2時間かけて来たデン・ハーグ。時間があれば他の美術館にも行ってみたいですよね!そこでオランダ黄金期の巨匠たちを味わいつくした後は、がらっと雰囲気を変えてトリックアートの異才と言われるエッシャーの美術館などいかがですか?

1920年代から創作活動を始めたマウリッツ・エッシャーは学生時代に建築と装飾美術を学んだのち、絵画や版画などの芸術活動に傾倒。やがて錯視を利用しただまし絵のような独自の作風や、建築不可能な建造物などを描くようになります。

ときに数学的でありながら「永久」「無限」という見果てぬ夢のような観念を表現した彼の、幻想的な世界に酔いしれてみましょう。

<エッシャー美術館の基本情報>
住所:Escher in Het Paleis, Lange Voorhout 74, 2514 EH Den Haag
電話:+31-70-427-7730
アクセス:マウリッツハイス美術館から徒歩3分ほど

エッシャー美術館で、トリックアートの幻想世界に迷い込もう

写真:小野 雅子

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道路工事の防護パネルに彼の代表作「描く手」が用いられていたりと、生活の一部にアートが馴染む街デン・ハーグ。

エッシャー美術館とマウリッツハイス美術館の周辺には、アートにちなんだお土産ショップが幾つかあります。一見フェルメールやゴッホの名画と見紛うイラスト商品など、ひとひねりあるお土産も面白いですね。

エッシャー美術館で、トリックアートの幻想世界に迷い込もう

写真:小野 雅子

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また他にも個人の邸宅と芸術コレクションを基にした「ブレディウス美術館」、子供といっしょに絵本の世界で遊べる「絵本博物館」、ちょっと変わったものでは中世の拷問器具や牢獄が展示された「監獄博物館」など、デン・ハーグには沢山の博物館&美術館があります。趣味と時間のご都合に合わせてどうぞ。

なおオランダでは月曜休館のところが多いので、その点はご留意を。

オランダの意外な名物料理・クリームコロッケを味わおう!

オランダの意外な名物料理・クリームコロッケを味わおう!

写真:小野 雅子

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マウリッツハイス美術館の近くには小さな広場があり、それを取り囲むようにカフェやレストランが並びます。天気の良い日ならば、木陰のテーブルでお茶やランチするのも気持ちいいですね。

オランダの意外な名物料理・クリームコロッケを味わおう!

写真:小野 雅子

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もちろん紫外線が気になる方や、天候がすぐれない日ならば店内へ。観光者だけでなく各国大使館員も多いエリアですから、カフェやレストランの従業員さんも英語の通じる場合がほとんど。メニューもオランダ語・英語の併記になっているものが多いので安心です。

オランダの意外な名物料理・クリームコロッケを味わおう!

写真:小野 雅子

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酪農国オランダでは乳製品や牛肉が豊富。チーズを使った料理やステーキなど美味しいものが色々ありますが、コロッケもオランダ人の大好物。クロケットと呼ばれるオランダ庶民グルメの具はジャガイモではなく、クリームが主流です。

カリッと揚げた衣の中から、牛挽肉やハムの細切りを混ぜた濃厚クリームがとろーり。レストランやカフェでも定番メニューのひとつなので、オランダ滞在中にぜひ一度は食べてみましょう。

デン・ハーグで魅惑的な「真珠の耳飾りの少女」に会おう!

2003年公開の同名映画「真珠の耳飾りの少女」では画家フェルメールを人気俳優コリン・ファースが、彼の家でメイドとして働く美少女をスカーレット・ヨハンソンが演じて話題となったので、ご覧になった方も多いことでしょう。

原作となった小説はあくまでも名画に触発されたフィクションですが、そんな想像をかき立てるほど魅力的な少女の瞳と、もの言いたげな唇。貴方もいつか、この少女に会いに行ってみませんか?

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/25−2016/06/27 訪問

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