写真:安藤 美紀
地図を見る「星のや沖縄」がある読谷村(よみたんそん)は、リゾートホテルがひしめく恩納村の南側に位置する、のどかな村。好アクセス&ほどよいゆったり感が人気で、村という割には居住人口なんと4万人。「日本一人口が多い村」にも認定されています。
そんな読谷村の海岸線に佇むのが「星のや沖縄」。入口には、沖縄で聖域を守るグスクをモチーフにしたグスクウォールが1kmも続き、宿泊エリアを包み込んでいます。
写真:安藤 美紀
地図を見るグスクウォールをくぐると、道の突き当りに宿泊棟が見えます。その手前には、蝶や昆虫、鳥がすぐ近くでさえずる畑のガーデンが!
「星のや沖縄」は東京ドーム2.7個分という広大な敷地のため、グアバ、アセロラなど、エリアごとに異なる果樹を植え替え、変化に富んだガーデンにしています。極彩色のお花も咲き乱れ、南国ムード満点。
写真:安藤 美紀
地図を見るチェックイン後の15時から16時30分の間、赤瓦が美しい建物「道場」では、さんぴん茶をメレンゲ状に泡立てた「ぶくぶく茶」を無料でいただけます。
このお茶は、もともと琉球王朝時代に生まれた伝統茶。沖縄へ来た客人に「気をつけて旅を楽しんでくださいね」という意味を込めてふるまわれていました。
「ぶくぶく茶」を飲んでリラックス…。ふわふわの泡が口当たり良く、ジャスミンのうっとりした香りが心に染み渡ります。
「時間はあるし、さあ何しよう?」迷ったときは、ぜひプールへ!プールというと、時間制限のイメージがあるかもしれませんが、「星のや沖縄」は24時間いつでも利用可能。水深10cmから140cmまで、深さが異なる4つのエリアに分かれています。
服を着たまま座って夕日を見る、浮き輪でプカプカ浮かびながら海を愛でる…など、このプールの楽しみ方は無限大。
写真:安藤 美紀
地図を見るプールサイドに並ぶチェアに横たわれば、涼やかな風が通り抜け、最高のおこもりタイムが過ごせます。
夏はもちろんのこと、プールは最大40度まで加温できるため、冬でもあったかスイムを満喫できるんですよ。また、天気が荒れたときには、海へ行かず、このプールでのんびりするのも「星のや沖縄」の贅沢な過ごし方。
写真:安藤 美紀
地図を見るワクワクの頂点に達するのは、海にせり出すように作られた、全長40mのインフィニティプール!
プールから外を眺めせば、広く広く海が見渡せます。空と海とプールが一つになったような、不思議な感覚をたっぷり味わってくださいね。
ちなみに、子供たちがプールを使えるのは、日没まで。夜はライトアップされ、ムーディーな大人限定のプールタイムになります。オススメは、マジックアワー(日没後の約30分間)の時間帯。柔らかく優しいピンク色の景色に心奪われるはず。
写真:安藤 美紀
地図を見る「星のや沖縄」の客室数は100。ゆとりにこだわって作られており、最低でも64平米〜という贅沢な造り。しかも、どこに泊まっても正面に海が見えるオーシャンフロントになっています。
この最高のロケーションを独り占めするなら、客室タイプは「ハル」を選ぶといいでしょう。「ハル」は、海側にベランダが作られていて、ソファに座りながら海をじっくり眺められます。夕方になると、海を赤く染め上げる夕日のショーを楽しむことも!
写真:安藤 美紀
地図を見るアメニティの注目ポインは、「星のや沖縄」限定のフェイスマスク。読谷村で採れた「さとうきび」と「月桃」を使った2種類があり、いずれか1つ、お部屋に置かれています。
「さとうきび」は美肌に良いとされる、ビタミンやミネラルが豊富。また、「月桃」は保湿効果のほかに、抗菌、抗酸化作用があると言われています。日焼けした乾燥状態のお肌に潤いをチャージして、明日のキレイを整えてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに見逃せないのが、沖縄の“伝統芸能”。別棟「集いの館」では、18時30分から約20分間、平日は「琉球音楽」を、土日は「空手演武」を楽しめます。
おすすめは、琉球王朝時代に首里城の中で行われていた「琉球音楽」の「宮廷舞踊」。加賀友禅、京友禅と並ぶ3大染め物の一つ、琉球紅型の衣装が目を引き、とっても華やか!解説をしながら進めてくれるので、リラックスしながらもちゃんと沖縄と繋がれます。
待ちに待った夕食タイム。メインダイニングのシェフは、イタリア・シチリアの料理学校に留学し、国内のイタリアンで経験を積んだ、松梨 智子さん。数ある星野リゾートの中で、松梨さんが初めての女性料理長になります。
毎朝、読谷漁港へ出向き旬の魚を仕入れるのも、松梨さんの大切な仕事。「男性ばかりのセリに、女性が参加してる!」と地元の人の間で話題になっているんですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るそんな松梨さんが考案するディナーは、温暖な気候に恵まれたシチリアと沖縄料理をかけ合わせた、目からウロコのコース料理。しっかりとボリュームのあり、1つ1つが感動的に作り込まれています。
お食事をいただくときには、読谷村のやちむん皿とお料理のコラボレーションも、ぜひお楽しみください。ハッ!とするほどの美しさ、おいしさであふれ、沖縄の食や文化の豊かさに驚かされます。
写真:安藤 美紀
地図を見るメインダイニングの朝食は、2種類。「琉球朝食」か「シチリア朝食」、どちらか好きな方を1つ選びましょう。
「琉球朝食」は、アーサー香るだし巻き卵、もずく酢、ゆし豆腐、ラフテーなど、沖縄の郷土料理を一度で楽しめる健康的なセット。クルンと巻かれた月桃の葉の下には、沖縄の塩と泡盛で魚介を煮込んだマース煮が顔を出します。
写真:安藤 美紀
地図を見る一方、「シチリア朝食」は、カラフルな割に、全体的にあっさりとした味付け。
お豆をじっくり煮込んだスープはとろとろで、旨みがじんわり!イタリアの代表的な卵料理フリッタータ、シチリアを代表するハーブ・オレガノを効かせたグリル野菜、弾力ある島豚のソーセージなど、お昼までがんばれそうな腹持ちが良いラインナップです。
動画:安藤 美紀
地図を見るそれでは最後に、「星のや沖縄」を動画で旅してみましょう。特に、サンセットタイムのインフィニティプールは、とっても幻想的ですよ。
「星のや沖縄」は、那覇から車で1時間ちょっとという場所にありながら、周囲は畑が多く、風情たっぷり。沖縄の中でも珍しい、手つかずの自然海岸も数多く残っています。さらに、グスクウォールの中は、まるで秘密基地のような極上のリゾート空間。唯一無二のサービス、充実度があり、「沖縄が大好きで、何度も行ってるよ!」という方にも、きっと気に入っていただけるはず!
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:星野リゾート
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(2025/1/13更新)
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