動画:安藤 美紀
地図を見る青の洞窟とは、恩納村・真栄田岬付近にある、断崖にぽっかり口を開けた水中洞窟のこと。そこに待っているのは、吸い寄せられるように光り輝くブルーの世界!
まずは、動画で青の洞窟ツアーの様子を楽しみください。陸上では決して見られないファンタスティックな景色が広がります。
そんな青の洞窟ですが、実際に行ってみると、人気がありすぎて海も洞窟も人だらけ。「青の洞窟じゃなくて、人の洞窟だよね…」そう言われるほど大混雑しています。
今回は、「星のや沖縄」限定の“プライベート”ツアーなので、ガイドさん、車、船など、すべて貸切り。朝6時に宿までガイドさんが車で迎えにきてくれて、人がいない洞窟に一番乗り!
波音しか聞こえない、幻想的な青い光景を独り占めできます。
写真:安藤 美紀
地図を見るそれでは、水中に広がるワンダーランドの旅へ出発しましょう!
ガイドさんの運転する車に揺られ、約20分でトップマリンに到着。着替えは、2Fの男女別・更衣室で行います。ここには、鍵付きロッカー、温水シャワー、パウダールームにはドライヤーも。キレイも遊びも妥協しない、女子に嬉しい設備が充実しています。
持ち物は水着だけでOK。シュノーケリングの必須アイテムもすべてすべてレンタルできます。
写真:安藤 美紀
地図を見る青の洞窟へのアプローチは、岩場を歩くorボートで近づくの2通り。岩場を歩く場合、シュノーケリング後に階段を100段ほど登る必要があるため、ふだん運動不足の人には相当キツくなります。
今回のツアーは、車で船着き場まで行き、そこからボートに乗るだけ。体力を温存できるから、洞窟でしっかり遊べます。
しかも、定員40名の大きな船が、「わたしだけ」の貸切に!
写真:安藤 美紀
地図を見るガイドさんにシュノーケルの手ほどきを受けながら、楽しいクルージングがスタート。
ガイド役は、まだ「青の洞窟」というニックネームがつけられる前から案内している、創業35年の老舗・トップマリン代表の前島さん。昼は観光業、夜は漁師さん、ときどき水難救助対策の仕事もこなす、美ら海のプロフェッショナルです。
写真:安藤 美紀
地図を見る船だとパッと行って、パッと海に入れるので、まあ早い!約10分で、青の洞窟近くに到着します。
停泊した場所から青の洞窟までは、約100m。あとは、ガイドさんが引っ張る大きなビート板につかまるだけで、楽に洞窟まで行けます。
ちなみに、サンゴを傷つけないように、船が碇を下ろす場所は決められています。今回は朝早い時間帯なので人は全くいませんが、1日500人以上が洞窟を目指すといわれる“夏のピーク時”になると、ここが船だらけになるんですよ。
せっかくなら、人混みを避けて、優雅に青の洞窟を見てみたい!そんな方にこのツアーはぴったりです。
写真:安藤 美紀
地図を見るブルーの海に入ると、足元には涼し気なサンゴ礁が広がります。太陽が降り注ぐ南国の海は、透明度が高く、まるで宙に浮いているよう!五感を開放しながら、無重力状態を漂ってみましょう。海との不思議な一体感が生まれます。
写真:安藤 美紀
地図を見るご覧ください、この魚たち!
体に黒い線が6本入った「ロクセンスズメダイ」は、群れで行動するので、潜ると必ず出会う魚。また、エラや体の輪郭を彩る青いラインが美しい「サザミヤッコ」や、イソギンチャクと共生することで有名な「クマノミ」など、海の中にはいろんな種類の魚がいっぱい。
ガイドの前島さんは、漁師だけあって、魚のことを一番熟知している達人。
「皮が厚めの魚だから、皮目をしっかり焼いてバター醤油で食べると、カリッとしておいしい。」とか「この魚は、お味噌汁にするといい出汁がでる」など、その魚が本当においしい食べ方までユーモアたっぷりに教えてくれるんです。
写真:安藤 美紀
地図を見る水中ウォッチングを続けると、稚魚の群れに出会えることも。
絵本「スイミー」のモデルなった「リュウキュウタンポ」は、5月と6月が産卵期。7月頃になると稚魚が群れをなして泳ぎます。
夏の水温は25度〜28度ぐらい。時化が少なく、海へ出られるチャンスはぐっと増えます。冬は水温が5度ほど下がりますが、プランクトンが減るので水の透明度は抜群。本格的にきれいな写真が撮りたい人は、冬もおすすめです。
写真:安藤 美紀
地図を見る水面に接したトンネルのような穴が、青の洞窟の入口です。
さあ、ここから先は真っ暗な海の冒険の始まりです!
写真:安藤 美紀
地図を見るほの暗い洞窟の中はほとんど光が差し込まず、見たことがない生物が物陰から「わぁ〜!」と出てきそう!そんなドキドキを楽しみながら、ゆっくりと前に進みましょう。
ここにいるのは、日中、洞窟の中でひっそりと暮らしている夜行性の魚たち。水中電灯を照らすと、この光に魚たちが集まってきます。
洞窟に来たら、ベストスポットまで振り返らないのがコツ。「本当に青く見えるの?」そんな不安を抱きながら、ガイドさんの合図で振り返ると…。
写真:安藤 美紀
地図を見る青い!!まるで別世界です。
このように青く見える理由は、洞窟の入口から差し込んだ太陽光が、真っ白な砂地覆われた海底に達して、その反射光が青い光となって洞窟内を照らすから。
まずは、ネオンのように青く発光する海をじっくり眺めて楽しみましょう。これが自然の色だなんて、驚きですよね!
写真:安藤 美紀
地図を見る水深は10mあるかないか。水中をのぞいてみると、さっきとは違う青に出会えるから、感動も2倍です。神秘的なブルーの世界で、魚たちとたわむれてくださいね!
お天気に関係なく、洞窟に光が入れば青く見えますが、その“青さ”は、お天気次第。大雨でまったく光が差し込んでいないと、薄暗い青さに。すごい晴天だとクリアな青さに。また、うっすら曇り空だと光の反射が多いので、青が濃く映るんですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る青の洞窟をたっぷり満喫したら、続いてのお楽しみは、熱帯魚たちの餌やりタイム。
餌をまいた瞬間、魚たちがわれ先にと大集合。「おっと、失礼!」という感じで、平気で人にぶつかってきます。そんな態度に親しみがわき、とってもかわいい!
写真:安藤 美紀
地図を見る最後に、ガイドさんの一発芸・バブルリングを楽しみましょう!海面で泡を作り、その泡目がけて水流を送ると…このように見事な泡の輪っかができるんです。初めてだと難しいのですが、先にプールやお風呂で練習しておくと、できるようになりますよ。
心地よい疲れとともに、グレーな気分を吹き飛ばしてくれる、プレミアムな朝の体験。憧れの青の洞窟を120%遊び尽くしたい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
時間:朝6時から朝9時まで
期間:通年
シュノーケリング体験料金:¥31,000(税サ別)/ 1組2名〜 <最大12名まで>
※3名以上から1名追加ごとに¥5,320(税サ別)が必要。グループで参加するとよりお値打ちです
問い合わせ先:0570-073-066(星のや総合予約)
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:星のや沖縄
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(2025/2/19更新)
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