1958年の創業以来、広島の味として愛され、地元で知らない人はいない、むさしのおむすび。
専属の"むすび人"が手作りする看板商品の「俵むすび」は、昨年12月に販売総数1億2千万個突破し、その数を並べてみると、地球を半周した計算になるのだとか。
広島市を中心に8店舗を展開するむさしでは、イートインできるほかお弁当も販売。
特に、広島駅新幹線口の1階にある"むさし新幹線口店"は、朝7時からオープンしているので、新幹線に乗る前に、旅のおともにお弁当を求めるお客さんが多いです。
店の名前の「むさし」は、宮本武蔵が大好きだった会長が屋号を「むさし」とつけたのが始まりだとか。
人気の俵むすびもいいのですが、是非食べて欲しいのが、中に何も具が入っていない、ただの塩むすび、むさしでは"銀むすび"といいます。
この銀むすびが、とにかく絶品!
地元の人にはじめて薦められたときは、具の入っていないただの塩むすびがそんなにおいしいって、どういうこと?って思ったけれど、食べてみて納得。
もっちりしたお米に絶妙な塩味を効かせてむすんである銀むすびは、今まで食べた中で間違いなくNo.1の塩むすびです。
具が入ってなくてもおいしい、というよりも、具は要らない!とさえ思えるほど。
写真は、銀むすびに合うように濃い目に味付けされたおかずが入った「田舎むすび」というお弁当。
お米や塩にもこだわって作られた、むさしのおむすび、広島に行ったら必食です。
広島といったら、やっぱりお好み焼きははずせません。
市内にはたくさんのお好み焼き屋さんがあるけれど、開店から閉店まで行列が耐えない人気店が、青いのれんが目印の「八昌(はっしょう)薬研堀店」。
広電の「銀山町駅」から徒歩5分、夜遅くまで賑わう繁華街の薬研堀エリアにあります。
八昌は、ミシュランガイド広島2013特別版にも掲載された、広島風お好み焼き店。
星はつかないものの、手軽な価格で美味しい料理が食べられる、調査員お薦めのお店の称号「ビブグルマン」を獲得。
グルメサイトなどでも常に上位にランクインされているので、地元客に加えて観光客の来店も増えています。
週末の夜ともなると、1時間以上並ぶのも覚悟。
カウンター席の他、奥に座敷席もありますが、焼き上がりまでに20分以上かかるので、回転が良くないのはいたしかたありません。
人気No.1は、そば肉玉。
八昌のお好み焼きの特徴は、茹でたての麺を鉄板で表面がカリッとするまで焼いてあること。
薄いクレープ状の生地にたっぷりの甘いキャベツと豚肉、そこに焼きそばと半熟の卵が重なって、広島風お好み焼きの出来上がり!
目の前で手際よくお好み焼きが作られていく様子は見ていて楽しく、待ち時間が全く苦になりません。
ギュッと上から押してあるので、見た目はそれほどボリュームを感じませんが、実際に食べてみると1枚でお腹いっぱい!
そば肉玉に、イカ天をトッピングするのがオススメです。
最後に紹介するのはデザート。
元祖はっさく大福のお店「もち菓子のかしはら」の人気商品、はっさく大福。
はっさく大福は、メディアなどにも取り上げられ、今や広島を代表するスイーツの仲間入りをしています。
因島が発祥の地であるはっさくの周りに白あんをつけ、外皮となるみかん餅で包んだフルーツ大福で、甘さはかなり控えめ。
フレッシュなはっさくがそのまま入った大福というのは、柑橘類の生産が盛んな瀬戸内地方ならではのデザートです。
10月〜8月(はっさくの在庫がなくなるまで)の期間限定販売。
店舗は広島市西区の観音町にありますが、広島駅(新幹線口おみやげ街道、南口おみやげプラザ)でも販売されています。
観光客にとっては、こちらのほうが便利ですね。
ただし、人気があるので遅い時間に行くと売れ切れている場合があります。
絶対食べたいという方は、早めの時間にどうぞ。
2つの世界遺産「原爆ドーム」と「宮島嚴島神社」がある広島は、グルメが楽しいだけでなく、歴史を体感できる街並みや自然の美しさ、そして人間の力強さを感じれる素敵な場所。
癒しとパワーをもらえる旅先としてオススメです。
是非一度、足を運んでみてください。
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(2025/1/19更新)
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