金沢の雅を鏤めた「アゴーラ・金沢」で古都時間を満喫

金沢の雅を鏤めた「アゴーラ・金沢」で古都時間を満喫

更新日:2020/07/20 17:16

瀧澤 信秋のプロフィール写真 瀧澤 信秋 ホテル評論家、旅行作家
古都金沢は北陸地方最大の都市にして人気観光都市でもあります。北陸新幹線を利用すれば首都圏からのアクセスも良好です。日本三名園の一つ兼六園は言うまでもありませんが、百万石の城下町というだけあって見所はたくさん。そんな歴史を感じる街並の魅力を満喫するためには、ぜひ宿泊してゆっくりしたいものです。金沢の雅を感じる「アゴーラ・金沢」は古都の魅力にもフィーチャーする金沢ステイにおすすめのホテルです。

魅力多き金沢

魅力多き金沢

写真:瀧澤 信秋

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様々なタイプの観光地がある中で、“古都”といわれる観光都市には別格の人気があります。金沢も古都で知られる観光都市です。加賀藩前田家の百万石の城下町として栄華を極めたことは広く知られていますが、同時に加賀友禅、九谷焼といった伝統工芸をはじめ様々な文化も栄えいまに伝えられています。

城下町ということで見所はたくさんありますが、もちろんグルメも満喫できます。金沢最大の繁華街といえば「片町」が有名で金沢グルメの宝庫でもありますが、片町の中心である片町交差点から至近の好立地にアゴーラ・金沢は立地します。ダークトーンの存在感ある外観が印象的。賑やかな繁華街にあって金沢の雅感じるホテルです。

アクセスは、金沢駅から徒歩で約30分、タクシーなら約13分 片町中央通りバス停より徒歩約1分、香林坊バス停より徒歩約7分となります。

アゴーラの新ブランド

アゴーラの新ブランド

写真:瀧澤 信秋

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アゴーラブランドのホテルは各地に点在していますが、アゴーラ・プレイス、アゴーラ・リージェンシーといったブランドがある中で、その名もズバリ“アゴーラ”というのは、このアゴーラ・金沢が初めてとなります。アゴーラの新ブランドという位置づけです。

新ブランドのホテルであるアゴーラ・金沢のコンセプトは「まちごころにふれる茶邸(さてい)〜誇り高いセンスと傾奇く(かぶく)心意気〜」。茶邸(さてい)の意は“茶の湯の心でお客様をお迎えする邸宅”とのこと。茶の湯の心や考え方を取り入れ、日本文化を感じることができる200室のホテルというテーマで2019年11月にオープンしました。

雰囲気のあるロビーラウンジ

雰囲気のあるロビーラウンジ

写真:瀧澤 信秋

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ホテルに入ると片町の繁華街の喧噪とは別世界。2Fにフロントレセプションやロビーラウンジがあります。印象的なラウンジはその名も「Ichie・Lounge(いちえ・ラウンジ)」。茶邸の居間をコンセプトに「その時この場所にしかない金沢の人やモノとの一期一会から金沢という“まち”を深く知る入り口」という位置づけのラウンジです。茶がテーマということもあり、お抹茶と和菓子が愉しめます。

雰囲気のあるロビーラウンジ

写真:瀧澤 信秋

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まるで茶室のような円窓が目に入りますがよく見ると金沢の地図。スタッフおすすめの見所やイベントなどが掲示されています。金沢の“まち”を知り尽くした金沢人による金沢の案内や情報といえるでしょう。実はこの円窓、ゲストが実際に体験した感動なども伝える役割があります。ゲストがゲストへ感動へと繋げていくという、いうなれば“感動集積案内板”なのです。

雰囲気のあるロビーラウンジ

写真:瀧澤 信秋

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また、金沢で活躍する新旧の工芸家たちが創作した品々も展示されています。もちろん購入もできます。また工芸家による展示会、体験プログラムなどのイベントも開催されており、ホテル全体で金沢文化を感じることができます。同じく2Fには大浴場、スパといった付帯施設が備わっています。ラウンジを中心にパブリックバスにウォークインでも利用できるスパトリートメントと、宿泊特化型が席巻するエリアでの差別化トライを感じます。

華やかでありながらシンプルな客室

華やかでありながらシンプルな客室

写真:瀧澤 信秋

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アゴーラ・金沢にとって客室の位置づけは、茶の湯の心で迎える邸宅(=茶邸)の客間。客室の名前は、茶道の心得である和敬清寂(わけいせいじゃく)からそれぞれ名付けられています。また、全客室に床の間を意味するスペースが設えられ、華やかさでありながらシンプルさを兼ね備えた落ち着きある空間です。

ホテルオリジナルの「九谷焼」の茶器も備えられ、茶葉からお茶を淹れていただきゆったりと寛げます。コンセプトルームを中心とした客室構成ですが、中でもジャパネスクモダンルームはおすすめ。旅の思い出がより深いものとなることでしょう。

凄い朝食!

凄い朝食!

写真:瀧澤 信秋

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朝食は1Fの「Dining・SohZa(ダイニング・ソウザ)」で提供されます。店名には「そこに居合わせた人々が互いに想いやり、和の心をもって愉しめる場所と時間」という意味が込められています。

コンセプトは「未来の茶屋時間」。金沢といえば茶屋文化ですが、そんなエッセンスも込められています。朝食もまさに雅。料理のクオリティが高いことに感動します。また、同じ料理でも盛り付けや器でこんなにも雰囲気が変わるものなのかという感動時間が過ぎていきます。

アゴーラのビジョンを体現するホテル

アゴーラブランドのビジョンは「美しい日本を集めたホテルアライアンス」とされています。アゴーラ・金沢はまさにそんなホテル。雅な古都に人が触れ合い生まれる感動や発見があるホテルには、今日も“一期一会”が生まれています。

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/25−2019/11/26 訪問

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