写真:森 のこ
地図を見る福島を代表する名峰・磐梯山。達沢不動滝はその麓にある、猪苗代町に位置している滝です。周辺は手付かずの原生林が残っており、自然の中でリフレッシュしたい方におすすめしたい景勝地です。
また、湯量日本一で知られる名湯「中の沢温泉」からは車で15分ほど、猪苗代湖周辺の観光名所である「野口英世記念館」や、「世界のガラス館」からも車で35分ほどでたどり着くことができるので、猪苗代湖周辺の観光ついでに訪れやすいスポットです。
写真:森 のこ
地図を見る滝近くには、専用の駐車場(無料)が設けられています。駐車場から達沢不動滝までは、徒歩で10分ほど。滝の水が流れ落ちている川に沿って、緑深い原生林の中を歩いていく格好になります。背の高い木々が並び、すぐ近くを流れる川のせせらぎも爽やかで、歩くだけで森林浴を楽しめる道のりです。
コンクリート舗装などはされていませんが、一部砂利が敷かれている土の道はしっかり踏み固められており、アップダウンも少ない平坦な道なのでアクセスは簡単。ただし天候によってはぬかるんでいる場合もあるので、汚れが気にならない靴で行くのがおすすめです。
写真:森 のこ
地図を見るしばらく道なりに歩くと、「達沢不動明王」と書かれた額がかけられた木の鳥居が現れます。その鳥居をくぐると見えてくるのが、木々に囲まれて雄大にたたずむ「男滝」です。
写真:森 のこ
地図を見る実は達沢不動滝は、「男滝」と「女滝」の2つからなります。男滝は高さ10m、幅16mと大きな滝で、一枚の黒い岩の上を水がすだれ状に流れ落ちています。水量はそこまで多くありませんが、ザーザーと絶え間なく水が流れ落ちる音が涼しげで、思わず見入ってしまうような美しい姿の滝です。
なお、男滝は川の周囲に転がる岩の上を辿っていけば滝つぼ付近まで近づくことができますが、足元が滑りやすいので注意が必要です。
写真:森 のこ
地図を見るそして男滝の西側、少し離れた場所にあるのが「女滝」です。男滝と比べると水量も少なくひっそりとしているため、気づかずに見逃してしまう方もいるほど。迫力には欠けますがしっとりと優雅で、男滝とはまた違った見どころのある滝なので、ぜひ女滝の存在も忘れずに眺めてくださいね。
達沢不動滝の駐車場までは、一部未舗装の道路を通行することになります。砂利道でかつ道幅も細いため、スピードはゆっくり、そして対向車が来たら譲り合いながら運転しましょう。
なお、駐車場は手前と奥に計2つあり、1つ目の道路左手に設けられた駐車場を過ぎ、まもなくすると2つ目の駐車場にたどり着きます。より滝の近くに車を停めたいという方は、覚えておいてくださいね。
住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字蚕養字達沢
アクセス:猪苗代駅から車で40分、駐車場から徒歩で10分
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
森 のこ
おいしい食べ物ときれいな景色を求めて、おもに国内を思いつくままに旅しています。気づけば旅した地域は41都道府県(まだ行けていないのは富山・福井・鳥取・徳島・高知・鹿児島の6県です)。数々の旅を通して、…
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