写真:土庄 雄平
地図を見る一周約50kmとコンパクトな久米島。しかしながら島のエリアごとに景観や趣が少しずつ異なります。中でも南部と北部は大きく違っているのがポイント!南部は平面的な地形から、美しいビーチや漁港を有し、大きな町を形成しているのに対し、北部は起伏に富んだ断崖地形が発達しているため、大きな町は形成されず、集落が点在しています。
写真:土庄 雄平
地図を見るそのため北部は、比屋定バンタなど一部の観光スポットを除き、ほとんど観光客が立ち寄りません。しかしながら、そんな北部に今回紹介する「がーでんきっちん&かふぇ城(ぐすく)」(以後は"きっちん城"と呼称)は位置しています。
久米島らしいホッと肩の荷が降りる時間、そして飾らない島の家庭料理を満喫できる穴場レストランです。
写真:土庄 雄平
地図を見る久米島一周道路(県道242号線)を宇江城地区に差し掛かったところに、今回紹介する「きっちん城」の旗が見えてきます。一見、普通の民家では?と思うのですが、お庭へ入っていくと室内へ誘導する看板が!実は、この点もこのお店のポイントの一つ。久米島らしい空気感の中で食事を楽しんでもらおうと、お店感を極力出さないようにしているのだそう!
写真:土庄 雄平
地図を見るもちろんそれは外観だけではありません。昔に使っていた倉庫を改装した食事スペースも情緒たっぷり。沖縄らしい古民家の大きな絵が飾られ、久米島名物である泡盛「久米島の久米仙」の暖簾も良い味を出してくれます。広々として、ゆっくり寛げるうえ、店内には様々な発見もあって面白いですよ!
写真:土庄 雄平
地図を見るそれでは「きっちん城」のメニューについてご紹介していきましょう!一言でいえば、久米島のちょっとお洒落な家庭料理。バリエーション豊かで、良心的な価格設定もポイントです。その中で一番のお勧めは「久米島そば」。丁寧に豚骨から取ったスープは、まろやかながらコクがあり、スルスルっと頂ける一杯です。
なおトッピングには三枚肉が2枚と、トロトロの大きなソーキが1つ!両方入っている沖縄そばは珍しく、そしてこれだけ豪華ながら税込み700円という価格設定にも驚きです。まさにお店を営むお母さん&息子さんの、おもてなしの心がよく表れています!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた同じく、沖縄そばの麺を使った汁なし担々麺も、ぜひ食べてもらいたいところ。先ほどの優しいそばとは異なり、スパイシーな味付けは病みつきになる美味しさです。一緒に添えてあるフレッシュな自家製野菜との相性も抜群!両方気になる方は、分け合いながら食べてみても良いかもしれませんね。
写真:土庄 雄平
地図を見るなおこうした美味しい料理を頂きながら、お店のお母さんと談笑するのも楽しいひととき!旅行者にとって「きっちん城」が素晴らしい旅の思い出、そして戻ってきたい場所になったら嬉しいと考えている、とても温かいお母さんです。
タイミングが良ければ、家庭菜園で育った季節の野菜やフルーツをサービスしてくれることもあり、お客さんの喜ぶ顔を見ることをとても大切にしています。
写真:土庄 雄平
地図を見る最後にもう一つ「きっちん城」に表れた人の魅力について。なんと、このお店はまだ完成形ではありません!お母さんの構想としては、家の庭にお花畑を整え、そのお花を見ながら食事を楽しめるように画策しています。
写真:土庄 雄平
地図を見る実は、お花畑を整えている民家が多いのが久米島。綺麗なお花畑が、久米島の人々の温和な人柄を象徴し、穏やかな島暮らしを彩っているのです。そしてそこには、訪れる人に対してウェルカムという意思表示も込められています。
久米島らしい人の良さ・魅力が前面に出ている「がーでんきっちん&かふぇ城」。久米島旅行において、これからますます目が離せなくなる穴場レストランです。
住所:沖縄県島尻郡久米島町字宇江城991-2
営業時間:11時30分〜23時00分
※14時〜17時はあらかじめ電話の上、来店するのがベター
定休日:不定休
電話番号:090-8291-8096
アクセス:久米島空港・兼城港から車で約20分
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/4更新)
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