利尻礼文の海景色巡りに最適!新造フェリー「アマポーラ宗谷」

利尻礼文の海景色巡りに最適!新造フェリー「アマポーラ宗谷」

更新日:2020/08/06 12:12

2020年2月に就航した北海道利尻島・礼文島への足「アマポーラ宗谷」は、日本最北・宗谷海峡船景色を楽しめる充実設備のフェリーです。航路や季節によって違った姿を見せる稚内、利尻島、礼文島などの景色を船首で楽しめる座席に、航路で初めての客室も登場。従来の利尻礼文フェリーより利用しやすくなりました。より快適により北景色を楽しめる「アマポーラ宗谷」に乗って、島旅へ出かけてみませんか。

利尻・礼文の島景色が楽しいフェリー!「アマポーラ宗谷」

利尻・礼文の島景色が楽しいフェリー!「アマポーラ宗谷」

提供元:ハートランドフェリー株式会社

http://www.heartlandferry.jp/地図を見る

「アマポーラ宗谷(写真)」は2020年2月にハートランドフェリーが稚内、利尻島、礼文島を結ぶ航路に就航させたフェリーです。同じ航路に就航する「サイプリア宗谷」「ボレアース宗谷」と比べ速力や車両積載数がほぼ同じですが、船内が現代の事情に合ったものに変更。同じハートランドフェリー奥尻航路で就航中の「カランセ奥尻」に近い船内です。

名前である「アマポーラ」は利尻島に自生する「リシリヒナゲシ」のスペイン語に由来。リシリヒナゲシは丘の上でなく、利尻山9合目付近の岩場に生える希少種です。

利尻・礼文の島景色が楽しいフェリー!「アマポーラ宗谷」
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アマポーラ宗谷の旅での楽しみといえば景色。特に利尻山(写真)がはっきり見える時は感動する事間違いなし。また標高の高い山がある利尻島と、標高が低い礼文島との比較もおすすめです。更にリピーターの旅行者ならば、雪がほとんどない夏や秋の利尻山と、雪がきれいな冬や春の利尻山との比較も。違った視点での景色が北海道本土、利尻島、礼文島の陸上からだけでなく、海上から眺めると思わぬ発見があるかもしれませんよ。

利尻・礼文の島景色が楽しいフェリー!「アマポーラ宗谷」
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稚内―利尻・鴛泊航路ならば鴛泊入港直前・出港直後の、利尻島北東側の荒々しい海岸、稚内―礼文・香深航路なら利尻山の遠景と礼文島南部の景色でそれぞれで比べるとよいでしょう。

また利尻(鴛泊・沓形)―礼文(香深)は利尻島北部沿岸の眺めが素晴らしい航路。中でも年中運航の鴛泊―香深航路は礼文島に沈む夕日がきれいに見える夕日ヶ丘展望台やポンモシリ島(写真奥)を海から楽しめるので、ぜひ陸と海から比較してみましょう。

海からの稚内港周辺・ノシャップ岬も見逃せない!

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「アマポーラ宗谷」の船旅で注目したい景色は、利尻島や礼文島だけではありません。稚内港に着いてすぐに旅行者を待っています。稚内の観光名所「北防波堤ドーム」が対岸からよく見えるのが稚内港フェリーターミナルや船内。北防波堤ドームの端から端まで近くで見渡せます(写真)。

海からの稚内港周辺・ノシャップ岬も見逃せない!
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稚内港を出港したら、陸上とは違った角度で見える稚内の街が待っています。北防波堤ドームの裏側、稚内駅から北にある街並にまず注目しましょう。更に宗谷丘陵や宗谷岬、見通しが最良の日には樺太(サハリン)まで見えます。なお船の運航状況によっては、「サイプリア宗谷」「ボレアース宗谷」との行き合いが、稚内市街地の景色とセットで見える時(写真)もあります。

海からの稚内港周辺・ノシャップ岬も見逃せない!
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稚内港を過ぎると、稚内の観光地でもあるノシャップ岬(写真)が見えて来ます。灯台や水族館、更には国境であることを感じる自衛隊基地の施設を眺めましょう。ノシャップ岬付近を通過すると、稚内市街の丘に隠れていた利尻島や礼文島、サロベツ原野がある海岸が見えてきます。

前面展望・アイランドビューシートに利礼航路初の部屋も!

前面展望・アイランドビューシートに利礼航路初の部屋も!
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アマポーラ宗谷の船内の特色といえば、客室2階船首側にある利尻礼文航路では初登場の1等「アイランドビューシート(写真)」でしょう。またアイランドビューシート入口前には個室の1等和室や特別室があります。

前面展望・アイランドビューシートに利礼航路初の部屋も!
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アイランドビューシートからは名前の通り利尻島や礼文島、稚内の港や町、更に船の先頭部分(写真)が見えます。なお夜間航海時は船首側の窓は安全のためカーテンが閉められ、景色を眺めることが出来ません。

また客室2階の中央付近には、2等指定席が設けられています。

前面展望・アイランドビューシートに利礼航路初の部屋も!

提供元:ハートランドフェリー株式会社

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「アマポーラ宗谷」では1階客室にカーペット敷きの2等室のほか、バリアフリー対応の2等優先席が案内所近くにあり、体が不自由な旅行者がより利用しやすくなりました。このほか利尻・礼文航路で初めてペットルームも出来て、ペットと一緒の旅行も可能に。更に離島フェリーとして特筆すべき部屋が、ハートランドフェリー初のドライバー室と隣の添乗員室。バスドライバーや添乗員が休息出来ます。

またフェリー業界初の設備がポケモンのアローラロコンとロコンがデザインされたキッズルーム(写真)とベビールームも登場。キッズルームとベビールームも利尻礼文航路では初めてです。

ハートランドフェリー「アマポーラ宗谷」で利尻・礼文へ行こう!

「アマポーラ宗谷」は日本最北の市である稚内に日本最北の有人島・利尻礼文への船旅がより楽しくなるフェリーです。景色がより楽しめる船内で新登場!利尻礼文旅のリピーターにもきっと違った視点を提供するでしょう。ハートランドフェリー「アマポーラ宗谷」で北海道利尻島・礼文島の旅に出かけてみませんか。

なお利用したい便がアマポーラ宗谷かどうかについては、ハートランドフェリーのホームページにあるWEB予約のページにて確認するか、電話で問い合わせ願います。

2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/07/04 訪問

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