亀山駅から車で20分、ドゥリムトン村は京都の山の中にあるイギリスだ。空間プロデューサーであるオーナーのマリーさんのイギリス好きが高じて、資材一つ一つにまでこだわりぬいて作り上げたドゥリムトン村は、本物以上に本物感半端ない。イギリスなんだから紅茶が飲めなくちゃ!イギリスの村にはチャペルがないと!と、リアルさを追求した結果、レストランやB&Bが誕生した。
ドゥリムトン村のモデルになったのは、イギリスで1番美しい村があると言われる丘陵地帯のコッツウォルズ地方。マリーさんは「霧の都」と呼ばれる京都の亀岡市の峠道を上っていったその地にコッツウォルズとの共通性を見出した。
建物の再現性がすごいだけでなく、細部までこだわった調度品や装飾の数々が古き良きイギリスの世界観を作り出す。何気なく洗濯物が外に干しっぱなしだったり、自転車が壁の飾りになっていたり、どこもかしこもフォトジェニックだ。
ドゥリムトン村を訪れる人は皆、誰でも写真を撮りたくなるだろう。レストランの庭にあるかわいい建物に、実際に中に入ってインスタ映え写真を撮ることもできるフォトスポットがある。ユニオンジャックの使い方もとてもオシャレで、たくさんあるのにわざとらしさが全くない。
ドゥリムトン村はテーマパークではなく、あくまでレストランとB&Bの敷地なので、基本的にはレストラン利用者かショップで1000円以上購入した人でなければ庭に入っての写真撮影はできない。
ドゥリムトン村のお土産屋さんから入村すると、ティールームレストラン「ポントオーク」が現れる。レストランには庭を見渡せるテラス席と洞窟のステージがあり、ウエイトレスもかわいいワンピースを着ていて、ヨーロッパのレストランで食事をしている気分に浸れる。
B&Bのレセプションもレストラン内にあり、オーナーのマリーさんやネコがレセプションで迎えてくれる。レストランの内装がよく出来ていて、かわいい小物もたくさんあるので目をキョロキョロさせてしまうかもしれない。
イギリスと言えば日本でもお馴染みのアフタヌーンティーだが、ポントオークのアフタヌーンティーは13種類の茶葉から紅茶が選べる。そして、イギリスの代表的な料理であるフィッシュアンドチップスやミートパイ、スコーンなどを味わうことができる。メニューにはイギリス料理だけでなく、パスタやリゾットなどの欧州料理もある。
エントランスにあるお土産屋さんではイギリスから買い付けられたお土産が並んでいる。レストランで振る舞われている13種類の茶葉の紅茶もドゥリムトン村オリジナルの缶に詰められて売られている。他にもオリジナルのジンジャーパウンドなどポントオークの味を家でも味わうことができる。
お土産屋さんの他に、レストランの庭にもショップがある。お店には主にイギリスから買い付けた選りすぐりの骨董品やかわいい雑貨がたくさん並んでいる。イギリスの村でお散歩しながら、ふらっとお店に立ち寄るシチュエーションが楽しめるというわけだ。
ドゥリムトン村人気のオリジナル商品は「マリーさんのワンピース」で、どれにしようか迷ってしまうくらい種類も豊富だ。また、エコバッグ必須時代を迎え、ポントオークのロゴ入りエコバッグも新発売された。
提供元:ドゥリムトン村
地図を見るドゥリムトン村のヴィレッジエリアにはチャペルやパブ、B&Bがあり、こちらのエリアのほうがレストラン利用者が入れるエリアより広い。チャペル利用者と宿泊者だけが入れる専用エリアなので、エリア内では貸切に近い状態でイギリスの田舎にいる気分をのんびり満喫できる。二階建てのかわいいコテージが5棟あり、1日限定5組に一棟貸ししている。
提供元:ドゥリムトン村
地図を見るコテージはそれぞれ1棟2名までのツインルームになっていて、5棟のうち1棟だけは3名まで宿泊できる。ただし、12歳未満の子どもは宿泊できないので、特別な時間を自然に囲まれた静寂の中で過ごしたいカップルにオススメの宿だ。コテージ内の装飾もかわいいものばかりで、特に猫足のバスタブが女性に人気だ。
提供元:ドゥリムトン村
地図を見るヴィレッジエリアを貸し切ってチャペルで2人だけ、もしくは身内などごく少人数だけでの結婚式もリーズナブルな価格で挙げられる。たくさんの人を呼ぶ大規模な結婚式や海外へのハネムーンが難しい、まさに今の時代でも、ドゥリムトン村ならイギリスの田舎にやってきた気分で満足感の得られる結婚式や新婚旅行が実現できる。おまけにヴィレッジエリアには携帯電話の電波が届かないので、日本にいながらにして誰かに邪魔されることもなく、イギリスにハネムーンに行った気分になれるという夢も叶うはず!!
ドゥリムトン村は京都の山奥にあるイギリスのコッツウォルズさながらの村だ。レストランでアフタヌーンティーやイギリス料理を楽しめて、フォトジェニックスポットがいっぱいの庭で散歩したり撮影を楽しんだりできる。もっとイギリス旅行気分を味わいたい人はB&Bに宿泊して、専用エリアで誰にも邪魔されることのない休日をのんびり過ごそう。
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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