明治・大正・昭和の素晴らしい建築!神戸・舞子で和洋中の邸宅巡り

明治・大正・昭和の素晴らしい建築!神戸・舞子で和洋中の邸宅巡り

更新日:2020/07/30 10:51

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
神戸の舞子は古くから風光明媚な景色で有名な街で、明治時代にはたくさんの旅館や別荘がありました。昭和初期の国道改修工事で旅館や別荘は姿を消し、街も近代的になり、現在舞子公園内に明治・大正・昭和時代に建てられた、和洋中の異なった建築様式の建物が当時の姿と変わらない姿で残っています。全ての邸宅が国指定の重要文化財、もしくは登録有形文化財になっており、貴重な建築文化に触れることができます。

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明治時代の洋館!「旧武藤山治邸」

明治時代の洋館!「旧武藤山治邸」

写真:麻田 ユウミ

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明治40年に建てられた「旧武藤山治邸」は、旧鐘紡の社長でもあり、衆議院議員でもあった武藤山治氏の私邸で、円形の広いバルコニーが素敵な洋館です。彼の死後、この邸宅は鐘紡に寄贈され、鐘紡舞子倶楽部として福利厚生施設として利用、その後カネボウより家具や絵画、蔵書等と共に兵庫県に寄贈されました。現在、国指定の登録有形文化財に登録されています。

明治時代の洋館!「旧武藤山治邸」

写真:麻田 ユウミ

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1階には食堂と応接間と広間、2階には主寝室と客間、書斎という造りになっており、あまり広くはないと思われるかもしれません。もともとこの洋館意外にも厨房棟と和館、ビリヤードができる撞球室がありましたが、昭和初期の国道改修工事や明石海峡大橋の建設に伴い撤去され、現在はこの建物のみが残ります。

明治時代の洋館!「旧武藤山治邸」

写真:麻田 ユウミ

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1階にはカフェも併設されており、現在は明石海峡大橋と淡路島を正面に眺めることができます。ここで明治時代の舞子に想いを馳せながら、ゆっくりとお茶を楽しんでみてはいかがですか?

豪華な食堂や書斎も!当時の家具や暖炉にも注目

豪華な食堂や書斎も!当時の家具や暖炉にも注目

写真:麻田 ユウミ

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建物の中は明治時代に建てられたものとは思えないほどで、現在でも色褪せず、当時は最先端の邸宅であったことがわかります。建物内にある暖炉や家具、ステンドグラス等は全て当時のもので、明治時代の生活や住宅様式を知ることができる貴重な建物です。

豪華な食堂や書斎も!当時の家具や暖炉にも注目

写真:麻田 ユウミ

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旧武藤山治邸で最も豪華内装の部屋が食堂。大理石の暖炉に格式高い格縁天井、重厚な腰羽目板張りを施し、格調高い仕上がりになっています。武藤夫妻はここで主に朝食をとっており、会議などにも使われていたそうです。

豪華な食堂や書斎も!当時の家具や暖炉にも注目

写真:麻田 ユウミ

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また、当時の家具、絨毯、灯具が残る書斎は武藤氏が使っていた当時を色濃く残している場所。ここにはなんと1600冊以上の本が保管され、政治、経済、美術と様々な本が残されています。その中でも彼が研究していたナポレオン関係の本が6割以上を占めています。

<基本情報>
住所:神戸市垂水区東舞子町2051
電話番号:078-785-8160
営業時間:10:00〜17:00(月曜定休)
アクセス:JR舞子駅から徒歩5分

大正時代の中国式楼閣!孫文記念館の「移情閣」

大正時代の中国式楼閣!孫文記念館の「移情閣」

写真:麻田 ユウミ

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日本唯一の孫文記念館のある「移情閣」は、中国出身の貿易商であった呉錦堂が大正4年に建てた松海別荘内にあった中国式楼閣です。八角形の建物ですが、外観が六角に見えることから「舞子の六角堂」として親しまれてきました。現在、国指定重要有形文化財に登録されています。

大正時代の中国式楼閣!孫文記念館の「移情閣」

写真:麻田 ユウミ

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中には孫文の人物紹介から、日本と孫文、神戸と孫文の関わりについての資料が展示されています。実際に孫文も大正2年に日本を公式訪問した際に移情閣建築前の松海別荘を訪れています。展示の中には貴重な孫文直筆の書の展示もあります。

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金唐紙が美しい移情閣!大正ロマン漂う階段も

金唐紙が美しい移情閣!大正ロマン漂う階段も

写真:麻田 ユウミ

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舞子の六角堂と呼ばれた移情閣ですが、中に入ると八角形であることがよくわかります。建物内の壁紙には明治期に製造された金唐紙と呼ばれる和紙で作られた高級壁紙が復元されており、高級感ある造りになっています。また暖炉は古写真をもとに復元されています。

金唐紙が美しい移情閣!大正ロマン漂う階段も

写真:麻田 ユウミ

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2階へ続く階段は、八角形にそった螺旋状になっており、木製の階段に赤絨毯、金唐紙の壁紙と、中国建築の中に和と洋が混ざり合った、大正ロマン漂う階段になっています。

金唐紙が美しい移情閣!大正ロマン漂う階段も

写真:麻田 ユウミ

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各階の天井にも注目。天井の照明の台座飾りは中国テイストになっており、1階は龍、2階は鳳凰の鮮やかな彫刻が施されています。また八角に飾られた扁額は創建当初から残っているものです。

<基本情報>
住所:神戸市垂水区東舞子町2051
電話番号:078-783-7172
営業時間:10:00〜17:00(月曜定休)
アクセス:JR舞子駅から徒歩5分

昭和初期の貴重な数寄屋造り!「旧木下家住宅」

昭和初期の貴重な数寄屋造り!「旧木下家住宅」

写真:麻田 ユウミ

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昭和初期の数寄屋造近代和風住宅をほぼ完全な形として残している「旧木下家住宅」は、昭和16年に建てられ、その希少性の高さから2001年に国の登録有形文化財に登録されています。数寄屋造りとは数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅様式で、阪神・淡路大震災があった神戸では、創建時の屋敷構えを残す大変貴重な建物になっています。

昭和初期の貴重な数寄屋造り!「旧木下家住宅」

写真:麻田 ユウミ

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この旧木下家住宅の一番の見所は日本の美しさを現した庭園。芝生敷の前庭と蹲踞や飛石のある茶庭風の中庭があり、ガラス戸の大きな縁側からまるで絵のような素敵な庭を眺めることができます。

昭和初期の貴重な数寄屋造り!「旧木下家住宅」

写真:麻田 ユウミ

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内部は応接室を除いて全て和室で、主に竹や桐が使われています。茶室や付属の待合、書院等、戦時中の資材難や建築規制にも関わらず、とても風情ある造りになっています。

<基本情報>
住所:神戸市垂水区東舞子町11-58
電話番号:078-787-2050
営業時間:10:00〜17:00(月曜定休 入館は30分前まで)
アクセス:JR舞子駅から徒歩5分

舞子で旧邸で様々な近代建築に触れよう!

今回ご紹介した舞子の三邸は明治・大正・昭和、和洋中とそれぞれの時代で異なる建築を一度に見ることができるのが魅力です。是非、近代建築の魅力を味わってみてください。

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/06/27−2020/06/28 訪問

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