写真:権丈 俊宏
地図を見る2020年7月21日にオープンした「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券(teamLab Forest Fukuoka - SBI SECURITIES Co., Ltd.)」。その見所は大きく2つのエリアに分かれます。
※以下、「チームラボフォレスト」と略します。
その一つが「捕まえて集める森」。コンセプトは“捕まえ、観察し、解き放つ”。鑑賞者自らが探索し、発見して捕まえ、そして捕まえたものをきっかけに興味を広げることを主眼とした“学びの空間”です。
写真:権丈 俊宏
地図を見る新しい学びの体験の仕方は以下の通り。
まずは専用アプリ「Catching and Collecting Forest」をダウンロードをしましょう。自分のスマホで、入場口に入ってすぐにあるQRコードを読み取るだけで利用可能。
スマホをお持ちでない方は、専用アプリが入ったスマホの貸し出しもできますので、操作方法も含めて気軽にスタッフへ尋ねると良いでしょう。
写真:権丈 俊宏
地図を見るアプリをゲットしたらスマホを操作して、動物に「観察の矢」を放って捕まえると、動物は壁から消え、自分のスマートフォンに入って自らのコレクション図鑑として登録されます。
また捕まえた動物たちは、元の自然(デジタル空間)に解き放たないと、他の動物を捕まえることができません。ゲーム感覚で楽しみながら動物のコレクションや知識を増やすだけでなく、生命の尊さをここから学ぶことができます。
もちろんアプリを使わず、単に作品を鑑賞するだけでもOK。チームラボの幻想世界を、じっくりと堪能するのもおすすめですよ!
写真:権丈 俊宏
地図を見る捕まえて集める森を抜けると「運動の森」。ここには9作品が展示されています。ここは、道順でご説明しますね!
上の写真は、「群蝶、儚い命」。足元と壁に触れた手から蝶が生まれ、空間の中を舞い、郡蝶は人々が触れると死んでいきます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る続いては上の写真にある「高速回転跳ね球のあおむしハウス」。光の球体は高速に回転しつつ、人が近づくと球体の回転が止まって踏みやすくなります。さらに球体を踏んでいくと、球体はより強く発光。同じ色の球体を連続して踏むと、球体の中が弾けて空間に広がります。
さらに同じ球体を連続して飛び続けると、空間のすべての同じ色の球体が弾け、空間全体からあおむしが生まれます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る続いて、上の写真は「ふわふわな地形のつぶつぶの地層 」。
多様な色の粒が降り注いで、粒は立体的な地形に沿って高いところから低いところへ流入。粒の重なりによって地層模様を描きます。人がいる場所は沈み、沈んだ場所に粒が集中。歩くと粒は弾けて混ざり、地層模様が変化します。
足元はトランポリンのように柔らかく、ちょっとした運動・遊び感覚で楽しめますよ!
※ここでは飛び跳ね禁止です。
写真:権丈 俊宏
地図を見る先の地層を上りきると、3つの細い桟橋のような作品にたどり着きます。 これが「インビジブルな世界のバランス飛石」。奥から初級編・中級編・上級編になります。
踏むとインタラクティブに飛び石の色が変化。音色を響かせ、空間に影響を与えます。乗ると色々な揺れ方をして、特に写真手前の上級編はかなりの難易度。しかし落ちても下は水ではなく、濡れる心配が無いのでご安心を!
写真:権丈 俊宏
地図を見る続いては、4つの作品がある「運動の森」中核といえるエリアへ。2022年3月1日から春の景色になりました!
床に生息する生き物たちが、作品名「うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち」(上写真の床)。花々でできた生き物たちが、高低差のある立体的な世界に生息。リニューアルにより、桜をはじめとする春の花々でできた動物たちが歩き回ります。
壁に生息する生き物たちが、「花と共に生きる動物たち II」(上写真の壁)。花々によって動物は生まれ、誕生と死滅を繰り返しながら動物を形成。人々が花々に触れると、花々は散っていきます。
「つぶつぶの滝、全身ですくうと小さきも大きなうねりとなるだろう」では、柱から水の粒が落下し、全身ですくって、貯めて集合させると、ゆらゆらと、液体の水のようにふるまいます。
たくさんの粒が集まった時は、1粒の時からは想像もつかない全く違った現象をつくります。
写真:権丈 俊宏
地図を見る「鼓動する大地」では、同じ場所にあるとは思えないほどの激しい世界に変貌します。青くうねった曲線は、大地の断層をイメージさせます。その大地は視覚による認識と身体による認識が分離され、うごめいています。また大地は人々の動きによって、さらにうごめきます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る先の4つの作品があるエリアの一角には、三角形の小さな通路があります。その中は全面ガラス張りで、人や景色が数倍に増加。作品の数には挙げられていませんが、密かなインスタ映えスポット・記念撮影スポットとして、隠れた人気を誇ります!
※館内の写真撮影は可能ですが、フラッシュ撮影、一脚・三脚・自分撮りスティック等の補助機材は使用はできません。
写真:権丈 俊宏
地図を見るチームラボフォレストの最後の作品は、「タイフーンボールと重力にあらがう呼応する生命の森 - 曖昧な9色と基本の3色」。三角形の通路を抜けた先にあり、チームラボの定番である光のovoid(卵形体)が設置された作品です。
ovoidは、人に押され倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせます。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、連続していきます。
写真:権丈 俊宏
地図を見るさらに、空間の中央付近にある光のタイフーンボール(球体)は、質量の概念を超越したかのように浮上し、地面に沈むこともなく、空間の中ほどを浮遊。
タイフーンボールは、人が叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせます。そのまわりの球体も次々に呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、連続していきます。
なお、チームラボフォレストがある新娯楽施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」については、別記事で詳細に紹介しています。本記事最後にある「この記事の関連MEMO」内に、関連記事と「BOSS E・ZO FUKUOKA」及び「チームラボフォレスト」公式サイトをリンクしています。
住所:福岡県中央区地行浜2-2-6
電話:092-400-0515(BOSS E・ZO FUKUOKA 総合案内)
アクセス:
【電車】福岡市地下鉄 唐人町駅から徒歩約15分(約1km)
【バス】JR博多駅から西鉄バス乗車。九州医療センターバス停で下車。徒歩約4分(約300m)
【車】福岡都市高速道路 百道ランプもしくは西公園ランプから約5分
※福岡PayPayドームに有料駐車場がありますが、野球・コンサート開催日は満車が予想されるため、入庫できない可能性あり
営業時間:
平日 11時〜20時
土日祝日 10時〜20時
※PayPayドームナイター開催日、イベント開催日は変更の可能性あり
チケット料金:16歳以上2200円、4〜15歳以下800円、3歳以下無料(保護者同伴に限る)
2022年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/19更新)
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