世にも奇妙な岩海が広がる群馬「鬼押出し園」へ爽快ドライブ!

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世にも奇妙な岩海が広がる群馬「鬼押出し園」へ爽快ドライブ!

世にも奇妙な岩海が広がる群馬「鬼押出し園」へ爽快ドライブ!

更新日:2014/06/20 15:07

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女、伊豆専門ナビゲーター

山岳や草原など、美しい自然が広がる上信越国立公園。その中の浅間山北麓にある「鬼押出し園」は、奇岩や怪石など不思議な光景が楽しめる世界三大奇勝地。そんな名勝地と、鬼押出し園に行くまでの間、眺望抜群の爽快ドライブが楽しめてしまう「鬼押ハイウェー」をご紹介します。

森の中を爽快にドライブ

森の中を爽快にドライブ

写真:sachie

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今回ご紹介する「鬼押出し園」は、上信越自動車道「小諸IC」から中軽井沢、有料道路「鬼押ハイウェー」を経由で約35km、約50分の場所にあります。

上信越国立公園のちょうど真ん中を通る「鬼押ハイウェー」は、自然豊かで森の中を駆け抜ける爽快なドライブが楽しめる道路。浅間山の山麓、標高の高い場所を走っているため、夏場は涼しくて心地よい風に当ることができますよ! 「鬼押出し園」は、こんな道路沿いにあって、着くまでの間、楽しいドライブが満喫できます。

折角、こんな美しい道路を走るなら景色や景観を楽しみたいところ。そこで、とっておきの眺望ポイントがこちら!

ビュースポット!

ビュースポット!

写真:sachie

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「浅間六里ヶ原休憩所」です。
ここは、ハイウェーきっての浅間山の眺望が楽しめる場所。休憩所の駐車場へ着くと目の前に「で〜んと」構える大きな浅間山。ここへ着くと皆さん、思わずカメラを向けてしまうほど雄大な光景が見られるポイントです。

休憩所へ入ると、浅間山とは反対方向に見られる「六里ヶ原」方面の雄大な景色も堪能でき、トライブの途中、一休みするなら一押しの場所です。休憩所は、レストランや売店などを併設していて、折角ここを訪れたのなら、ここだけでしか味わえない、こんなメニューはいかがでしょうか?

味わってみませんか?

味わってみませんか?

写真:sachie

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浅間山をイメージした「浅間醤油ラーメン」。
ラー油味の辛味ネギがのっていて、火山のように燃えるような辛さが楽しめるラーメン。
海苔・メンマ・チャーシューなど、具だくさんで食べ応えがあります! ここの1番人気のメニューで、ここへ来たなら絶対に食べておきたい一品。
辛いものが苦手な方は、地元のしめじ・椎茸などのきのこがたっぷり入った「きのこそば」がヘルシーでお勧め!

浅間六里ヶ原休憩所は、ハイウェー(利用期間)の料金所から車で約10分の場所。
休憩所には、鬼押出し園の入園割引チケットもあるので是非、お立ち寄り下さい。
腹ごしらえが済んだら、さぁー次は鬼押出し園へ!

随一の名勝

随一の名勝

写真:sachie

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休憩所から車で5分ほど進むと、今までのなだらかで美しい木々や山の景色とは打って変わって、左側に「ゴツゴツ」した大きな岩だらけの光景が目に飛び込んできます。

「どうして、ここだけ岩だらけ?」と思ってしまうほど、不思議な光景が広がる鬼押出し園。ここはかつて溶岩の海だった場所で、1783年に起こった浅間山の大噴火で、流れ出た溶岩が凝結したもの。噴火を目撃した当時の人々が「浅間山に住んでいる鬼が、火口で暴れて岩を押し出した」と言ったことから、「鬼押出し」と呼ぶようになったそうです。

園内の散策路からは、まるで創り上げられた芸術作品のような岩がたくさん見られ、自然の脅威や噴火の凄まじさを体感することができます。ちなみに、大噴火の際に流れた溶岩は、長さ8km・最大幅2kmにも及びます。
園内を散策すると、ゴリラの形に似ている「ゴリラ岩」・カエルの形に似ている「カエル岩」など、面白い形に見える岩があるので是非、探しながら歩いて見て下さいね。

朱色が美しいお堂

朱色が美しいお堂

写真:sachie

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園内中央にある「浅間山観音堂」。大噴火の際に犠牲になった方達を供養するために建てられました。ここには、厄除け観音「聖観世音菩薩」が祀られていて、こんな岩の中に建つお堂は頼もしく、災いを祓い除けてくれるかのようです。参拝すれば、きっとご利益がありますよ。標高1353mの高台にあるため、お堂からの眺めはとてもよく、岩海や遠くには万座山・本白根山などを見渡せるお勧めの眺望ポイントです。

園内を歩ける散策道は、表参道・裏参道・奥の院参道・高山植物観察コースの4つ。組み合わせは自由ですが、それぞれ距離が違うので入園口にある案内看板や、パンフレットで確認するのをお勧めします。表参道から浅間山観音堂を経由して裏参道を通るルートが最も最短で、所要時間は約30分。いずれのルートも、園内入口から左側へ進むとある朱色の惣門を起点にすると回り易いですよ。

お堂から少し離れた水盤舎(すいばんしゃ)では、溶岩地帯を流れるミネラルたっぷりの地下水を堪能できます。水温は5度〜12度の冷たい水。口に含むと少し甘みを感じるくらい、まろやかで美味しいですよ。ここ鬼出し園は、入園入口で標高1322mもあります。
そのため、ハクサンシャクナゲ・イワカガミ・ウラジロヨウラクなどの高山植物が見られ、多くの花の見頃は、5月中旬から7月中旬まで。なかでもお勧めしたいのは「ヒカリゴケ」。
高山植物ではありませんが、花など見頃の時期が過ぎても、このヒカリゴケは、5月中旬から10月中旬までの長い期間お楽しみいただけます。

岩の間を覗き込むと、薄暗い中、まるで蛍光塗料を塗ったみたいに輝く、ヒカリゴケを見ることができます。このヒカリゴケは、文化財保護法によって天然記念物に指定されている大変貴重な植物です。ここには自生地があり、散策路「裏参道」入口を少し歩いたところや、高山植物観察コースで見られます。是非、ご覧になって下さいね!

おわりに

鬼押出し周辺は雪が降るため、鬼押出し園の営業期間は3月下旬から12月上旬まで。浅間六里ヶ原休憩所の営業期間は、4月下旬から11月下旬まで。

8月には「真夏の夜の贈り物」と題して、浅間山観音堂や園内の散策路がライトアップされ、ミステリアスな雰囲気漂う中、散策が楽しめますよ。

鬼押出し園の岩海は、今の時代の私達に、何か語りかけているようです。実際にこの光景を目の当たりにして、何か感じとってみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/09/09 訪問

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