写真:bow
地図を見る京都でも一番の酒処にある伏見にある「招コ酒造」。現在、技術の伝承を受けた大塚真帆さんが杜氏を務める酒蔵です。その女性杜氏が仕込んだだけでなく、ボトルデザインも手掛けたという純米吟醸酒が人気を得ています。
『四季の純米吟醸デザインボトル』と銘打たれた日本酒は、女性杜氏が女性に日本酒を楽しんでもらう為に造られたもの!「春の舞」「夏の戯れ」「秋の夜長」「冬のさんぽ」と、四季を通じてデザインが変わり、どれも超がつくほど可愛らしいデザイン!ついつい全種類集めてしまいたくなるようなボトルなのです。空きボトル欲しさについつい買ってしまう女子たちも少なくないとか!
しかし、ボトルに入っている日本酒も侮ることなかれ!スッキリ辛口の純米吟醸はキリリと冷やして呑みたい一献です!
■招コ酒造 四季の純米吟醸デザインボトル
原料米 : 五百万石・日本晴
アルコール度数 : 12%
精米歩合 : 60%
価格 : 240ml 479円
写真:bow
地図を見る嵐山の上流、亀岡市に蔵を構える「丹山酒造」。蔵元の娘として、幼少の頃から酒蔵を遊び場に育ったというサラブレッドが現在の杜氏・長谷川渚さん。緑と水の豊かな亀岡の地で19歳から蔵に入り、青春を酒に費やし既に10年を超えるまさに職人肌。その技から生み出される酒はまさに秘めたる力を持つ地酒!
その中でもおすすめしたいのが『しぼったそのまま』。名前そのままなのですが、貴重な無濾過の原酒なのです!「これが女性の造る酒か!?」と疑いたくなる辛口のパンチ力には酒好きも唸らずにはいられない一献です。
丹山酒造はALL純米酒というこだわりと、ラベルの文字に比叡山延暦寺の大阿闍梨をはじめとする、名だたる高僧に依頼しているというから驚き!普通、そんなことありえませんから!
■丹山酒造 しぼったそのまま(純米原酒)
原料米 : 山田錦
アルコール度数 :19%
精米歩合 : 65%
価格 : 1800ml 3240円
720ml 1836円
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地図を見るNHKの連続ドラマ「ええにょぼ」の舞台にもなった丹後半島の伊根町。舟屋の郷としても知られるこの地にも有名な女性杜氏がいるのです。これまた酒蔵「向井酒造」のもとに生まれたサラブレッド、長慶寺久仁子(旧姓向井)さんがその人です。
「向井酒造」は”久仁子のお酒”としても知られ、中でもおすすめしたいのが『伊根満開』。日本酒というカテゴリーに収まらないこのお酒はなんと赤色のロゼワインのような色!古代米(赤米)を使い、さながら果実酒のような酸味と米の風味が絶妙に絡み合った新しい日本酒です。赤色はポリフェノールの一種、アントシアニンの色で抗酸化作用が期待できるという嬉しい日本酒!とにかく人気で、手に入りにくいレア酒でもあるのです。
■向井酒造 伊根満開(赤米酒)
原料米 :五百万石・古代米
アルコール度数 :14%
価格 :720ml 1850円
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地図を見る日本酒よりも私はビール派!という方、お待たせしました!京都の地ビールもご紹介しておきましょう!
伏見の有名酒蔵の一つ「キンシ正宗」の創業の地でもある、京都御所の南にある京町家。1997年からここで「京都町家麦酒醸造所」として地ビールが製造されています。そして、当然ここでも手掛けているのは女性。ビアマイスター・三好ちづ子さんを筆頭とし、ビール醸造を行っているのは京おんなたち!仕込み水は日本酒の醸造に使われていた「桃の井」と呼ばれる名水。長年培ってきた酒造技術が生かされた、京都の和食を引き立てる上品な味わいなのです。
黒ビール『くろおす』、アルトタイプ『まったり』、ケルシュ『かるおす』と、名前も京都らしく遊び心満点です!
■京都町家麦酒 かるおす
アルコール度数:5%
価格:330ml 540円
いかがでしたでしょうか?京都で活躍する女性杜氏・ビアマイスター達の自慢の一献!お土産にするも良し、蔵元を訪ねてみるも良し、ぜひその舌で確かめていただければと思います。きっと京娘・京おんなの実力を思い知ることになるでしょう!なお、「京都町家麦酒」は、醸造所に併設されている「味の蔵 奥満笑屋」で味わうことも出来ます。
※表示の価格は全て参考価格です。販売店舗によっては異なることがあります。
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(2024/11/5更新)
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