橋の町と称えられるアルジェリアの古都「コンスタンティーヌ」

橋の町と称えられるアルジェリアの古都「コンスタンティーヌ」

更新日:2020/08/07 17:11

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師
コンスタンティーヌは紀元前9世紀にフェニキア人が定住し、紀元前3世紀にはヌミディア王国の首都になりましたが、その後ローマ帝国の属州となり、紀元4世紀に再建された際のローマ皇帝コンスタンティヌス1世に因んで現在の名前になりました。
リュメール川に三方を囲まれた天然の要塞都市で、町は断崖の上に造られ、深い谷の続くリュメール峡谷には多くの橋が架けられていて、それがこの町の見どころでもあります。


新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

都市名はローマ皇帝から

都市名はローマ皇帝から

写真:大竹 進

地図を見る

コンスタンティーヌはアルジェリアの北東部にあり、国内で3番目の都市です。中央駅前広場には町の名前になったローマ皇帝コンスタンティヌス1世像が置かれています。

都市名はローマ皇帝から

写真:大竹 進

地図を見る

コンスタンティヌス1世は306〜337年に在位しましたが、ローマ帝国の皇帝として初めてキリスト教を信仰した人物で、その後のキリスト教の発展に大きな影響を与えたため、キリスト教の聖人とされています。

都市名はローマ皇帝から

写真:大竹 進

地図を見る

町の中心地である11月1日広場は写真の裁判所を始め、市庁舎、カルチャーセンター、劇場、ポストオフィスなど行政の中心となる建物が建ち並んでいます。

慰霊碑のある展望台

慰霊碑のある展望台

写真:大竹 進

地図を見る

コンスタンティーヌの新市街の岩山の上には第一次世界大戦の戦没者慰霊碑があり、展望台にもなっています。

この慰霊碑はアフリカのポンペイとも称されるアルジェリアの世界遺産ティムガッド遺跡の凱旋門を模して造られ、上部にはコンスタンティーヌで発見された勝利の女神ニケをデザインした像が置かれています。

慰霊碑のある展望台

写真:大竹 進

地図を見る

展望台からはコンスタンティーヌ郊外の風景が一望出来、眼下にはリュメール川が蛇行して流れ下っています。

慰霊碑のある展望台

写真:大竹 進

地図を見る

リュメール川に三方を囲まれた断崖の上にコンスタンティーヌの町があります。天然の要塞都市で、崖の上のカスバには旧市街が広がっていますが、カスバとは要塞の意味で、現在でも軍の施設が置かれています。
リュメール峡谷には多くの橋が架けられ、別名橋の町とも言われています。

コンスタンティーヌのシンボル「シディ・ムシド橋」

コンスタンティーヌのシンボル「シディ・ムシド橋」

写真:大竹 進

地図を見る

リュメール峡谷には多くの橋が架けられていますが、中でもこのシディ・ムシド橋はコンスタンティーヌのシンボル的な橋で、カスバとシディ・ムシドの丘を結んでいます。ガイドブックなどにも必ず掲載されているコンスタンティーヌを代表する景観です。

コンスタンティーヌのシンボル「シディ・ムシド橋」

写真:大竹 進

地図を見る

シディ・ムシド橋は1912年に完成した全長160mの吊り橋で、幅は5.8mと狭い為一方通行になっています。

コンスタンティーヌのシンボル「シディ・ムシド橋」

写真:大竹 進

地図を見る

シディ・ムシド橋の名を高めているのは、何と言ってもその橋の架けられている高さです。ほぼ垂直の断崖に架けられた橋は水面からの高さが175mもあり、完成当時は世界で最も高い橋でした。

高所恐怖症の人は渡るのが怖いかも知れませんが眺めは抜群で、遥か下をリュメール川が流れ、この高さの為自殺の名所ともなっています。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

リュメール峡谷とバブ・エルカンタラ橋

リュメール峡谷とバブ・エルカンタラ橋

写真:大竹 進

地図を見る

リュメール川はコンスタンティーヌで断崖絶壁の続くリュメール峡谷になり、珍しい天然のアーチを形作って町を縦断しています。

リュメール峡谷とバブ・エルカンタラ橋

写真:大竹 進

地図を見る

シディ・ムシド橋を渡って旧市街に入り、リュメール川沿いに歩いて行くと、主要な橋では最古のバブ・エルカンタラ橋が見えてきます。バブとは門の事で、かつてコンスタンティーヌに入るにはこの橋しかなかった時、ここに町の出入りを管理する門がありました。

リュメール峡谷とバブ・エルカンタラ橋

写真:大竹 進

地図を見る

リュメール峡谷の中でもバブ・エルカンタラ橋付近の両岸は特に狭まり、また断崖になっていて、滝が何本も流れ落ちています。

ペレゴ歩道橋とサラ・ベイ橋

ペレゴ歩道橋とサラ・ベイ橋

写真:大竹 進

地図を見る

バブ・エルカンタラ橋の先にはペレゴ歩道橋が架かっています。約100年前に建設された吊り橋で、左手の新市街と右手の旧市街を結んでいます。旧市街側は崖の途中に橋が繋がっているので、地上へはエレベーターで行き来する様になっているため、エレベーター橋とも呼ばれています。

ペレゴ歩道橋とサラ・ベイ橋

写真:大竹 進

地図を見る

リュメール川はコンスタンティーヌの旧市街付近は垂直に近い断崖絶壁の続くリュメール峡谷になっていますが、その前後は開けた丘陵地を流れています。
旧市街の外側に架かるサラ・ベイ橋は2014年に建設された新しい橋ですが、全長756mの美しい斜張橋です。橋の名前は18世紀にこの町を統治し、モスクや神学校など多くの建造物を建てて町を発展させたベイ(太守)に因んでいます。

コンスタンティーヌは標高約600mの岩丘上にあり、そこをリュメール川が深い峡谷を造り上げていて、周囲から町に入るためには今回ご紹介した4つの橋を含め8本の橋が架けられています。
他に例を見ない特徴ある多くの橋と、断崖絶壁の続くリュメール峡谷の絶景、旧市街に広がるカスバ、そんな魅力ある町コンスタンティーヌにあなたも訪れてみませんか。

コンスタンティーヌの基本情報

所在地:アルジェの東400km
交通機関:アルジェから航空機で所要約1時間

2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら
掲載内容は執筆時点のものです。 2020/03/08 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらLINEトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -