大阪府茨木市「総持寺potala(ポタラ)」で心と体に嬉しいお寺ご飯

大阪府茨木市「総持寺potala(ポタラ)」で心と体に嬉しいお寺ご飯

更新日:2020/08/08 10:50

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
西国の札所として、また古くから「食」に関わる聖地の1つとして多くの人々の信仰を集めてきた大阪府茨木市にある「総持寺」。
そんなお寺の境内に令和の新しい時代にふさわしく、美味しいお寺ご飯がいただける寺カフェとして「potala(ポタラ)」が誕生しました。観音様が降り立つとされる補陀洛山をイメージした素敵な建物で、お寺の境内を眺めながら美味しくて心と体に嬉しいお食事をいただいてみませんか?

西国22番札所「総持寺」

西国22番札所「総持寺」

写真:古都の U助

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観音霊場として今なお多くの人が巡礼する西国三十三所の第二十二番札所、大阪府茨木市にある「補陀洛山 総持寺」。実はこのお寺、庖丁道の祖として知られる藤原山蔭卿が平安時代に開いた寺院で、料理とは特に深い縁のある場所です。
京都・吉田神社の創建にも尽力した山蔭卿は、吉田神社摂社の山蔭神社では料理の神様としてお祀りされるなど古来庖丁の神、料理、飲食の祖神として信仰、尊敬を集めています。

西国22番札所「総持寺」

写真:古都の U助

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総持寺といえば仁王門前の石段下にあり、耳のある亀として子供たちや若い人たちからも人気がある寺号碑も見逃せません。亀は総持寺創建の伝説「亀の恩返し」に登場する神獣で、総持寺では観音菩薩のお使いであるとされています。

寺カフェ「potala(ポタラ)」

寺カフェ「potala(ポタラ)」

写真:古都の U助

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そして総持寺の境内に新たに誕生したのがランチとカフェが楽しめる「potala(ポタラ)」です。ポタラというのは総持寺の山号でもあり観音菩薩の降り立つ地といわれる補陀洛山のサンスクリット語名から名付けられています。その姿は近代的でありながら、お寺の景観にも融合する素敵なデザイン。

寺カフェ「potala(ポタラ)」

写真:古都の U助

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室内からはきれいな緑や情緒あるお寺の建物をゆっくり眺めることができます。

心と体に嬉しいご飯

心と体に嬉しいご飯

写真:古都の U助

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ポタラでは写真の日替わり御膳(800円)といった御膳数種類のほかカレーやうどん、トーストなどのメニューがいただけます。

心と体に嬉しいご飯

写真:古都の U助

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こちら松花堂弁当(1500円)。天ぷらにお造り、焚き合わせや八寸、茶碗蒸しにお味噌汁、ミニデザートまでついています。
お料理は手が込んでいて見た目が彩り豊かなだけではなく、お味もやさしい味わいで1品1品が美味しく味付けされています。

※松花堂弁当と各御膳はそれぞれ限定20食です。

心と体に嬉しいご飯

写真:古都の U助

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ランチにはプラス200円でコーヒーまたは紅茶を付けることができます。メニューにはほかにソフトクリームやアップルパイ(ソフトクリーム付き)などのスイーツメニューもあるので、参拝のちょっとした休憩にもぴったり。ドリンクには総持寺土産の花林糖「亀の恩返し」がついています。

総持寺 諸堂のご紹介

総持寺 諸堂のご紹介

写真:古都の U助

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総持寺の本堂(写真右)では、秘仏の亀に乗った千手観音がご本尊としてまつられるほか、金堂(同左)の薬師如来など多くの神仏がまつられています。住宅街に囲まれた場所ながら一段高い土地にある境内は神聖な雰囲気が漂い、春の桜や夏の緑もきれいです。

総持寺 諸堂のご紹介

写真:古都の U助

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こちらの開山堂は阪神淡路大震災で被災した後再建されたものですが、大阪ではめずらしい懸け造りのお堂で厳かな雰囲気が漂います。この開山堂では例年4月に真名箸と包丁を用いて手を触れずに魚を調理する山蔭流包丁式が執り行われるほか、総持寺の境内には包丁塚もあって、食に関わる多くの人が参拝に訪れています。

総持寺の基本情報

住所:大阪府茨木市総持寺1-6-1
電話番号:072-622-3209(電話受付9:00〜17:00)
参拝時間:6:00〜17:00(納経受付 8:00〜17:00)
potara営業時間:9:00〜16:00(ランチ11:00〜14:00)
アクセス:阪急総持寺駅より徒歩約5分
JR総持寺駅より徒歩約7分
参拝は年中無休、potalaは年末年始定休

2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/08/02 訪問

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