マイエンフェルト駅より、牧歌的な景色を眺めながらポスト・バスで揺られること約15分、ハイジ村の入り口に到着です。今回紹介するレストラン「ホテル・レストラン・ハイディホーフ(Hotel Restaurant Heidihof)」は、バス停のすぐ目の前にあります。
※ハイジ村については関連MEMO「スイスといえばハイジ!マイエンフェルトのハイジ村へ行こう」もご参照ください。
ホテル・レストラン・ハイディホーフには、室内と屋外席がありますが、新鮮で美味しい空気を吸いながらゴージャスなスイスアルプスの山を眺めながら食事ができる外のテラス席がなんと言ってもお勧めです!
こちらは室内席。大きな窓を夏場は開けているので開放的です。肌寒く感じる方や、太陽光を直に浴びたくない方などは、室内からも十分に景色を楽しめるように工夫されているのでご安心を。お好みでどうぞ!
テラス席を俯瞰で見るとこのような感じです。いかがですか?贅沢な景色を、食事をしながら堪能できる素晴らしい場所にあるレストランですよね!!
このレストランでは美味しいグラウビュンデン州の郷土料理が食べられます。ここでは、その代表的な3品を紹介しましょう。
まずはピツォケル(Pizikel)。イタリア料理のニョッキに食感がやや似た一品です。ニョッキとは異なりジャガイモは使用されていませんが、卵、水、牛乳、塩を混ぜたものをスプーンで救って沸騰したお湯に落として茹で、細切りにしたベーコンと生クリームに絡ませた料理です。上にはこんがりしたローストオニオンと粉チーズをかけて食べるのが一般的です。
続いての料理はカプンス(Capuns)。小麦粉に卵、牛乳、水を加え、細かく切ったベーコンやチャイブというネギ科のハーブを混ぜ合わせ団子状にし、マンゴールドという大きめの葉に包んでコンソメのスープで茹で、さらに茹でたコンソメスープとチーズを乗せてオーブン焼きにした料理。
スイス料理は比較的手のかからないものが多い中、こちらの料理は手が込んでいます。パンと共に食すのが一般的。日本では珍しいマンゴールドの葉は、栄養価が高い上クセもないのでとても食べやすい一品です。一皿頼んで皆で取り分けて食べるのにお勧め!
最後はエルプラーマグローネン(Aelplermagronen)。こちらもグラウビュンデン州の郷土料理ですが、どこの山へ行っても必ずある、現在は全国どこででも食べられるスイスを代表する山小屋料理です。ショートパスタと1cm程度の賽の目に切ったジャガイモをまぜ、ナツメグの効いたクリームと細かく切ったベーコンを混ぜ合わせ、上にローストオニオンをかけて食します。子供から大人まで大好きな料理で、日本人の口にもよく合います。
他にもグラウビュンデン州の郷土料理はありますが、以上の3つが日本人の口にもよく合うとても美味しい代表的な料理です。ホテル・レストラン・ハイディホーフに行かれる際はぜひお試しください!
スイスはりんごの種類が大変豊富で、様々な香りや、味、食感を楽しめます。それぞれのりんごの特徴を生かして、そのまま食べたり、ケーキやパイにしたり。
こちらはアップルムース。りんご大国スイスらしい、りんごを煮詰めてムース状にした、簡素ながらとても美味しいデザートです。素材の味を活かした砂糖を加えるのみのデザートで、りんごの香りをたっぷり楽しめます。
食後には、ハイジ村をゆったりと散策してみましょう。のんびりとした、のどかな風景が四方八方に広がり、心があらわれること間違いなしです!ハイジのように元気な子どもたちや、ウシ、ヤギにも途中遭遇し、自然に顔が笑顔になることでしょう。
住所:HOTEL RESTAURANT HEIDIHO, Bovelweg 16, 7304 Maienfeld, Switzerland
電話番号:+41-81-300-4747
営業時間:毎日11:00〜21:00
アクセス:バス停Heididorf下車すぐ目の前(徒歩1分)
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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