写真:ミセス 和子
地図を見る大雪山旭岳ロープウェイの駅は、標高約1100メートルにあります。麓ロープウェイの駅は、二階建ての建物。二階で切符を購入し出発します。一階はお土産屋さんやレストランがあります。
大雪山旭岳ロープウェイへのアクセスは、車の場合JR旭川駅から約1時間10分、JR札幌駅から約3時間の場所にあります。JR旭川駅からは「いで湯号」の循環バスがあります。
写真:ミセス 和子
地図を見る写真のゴンドラは、大雪山旭岳の標高1600メートル「姿見の駅」まで約10分の道のりを往来。ゴンドラからは、四季折々に素晴らしい北海道の山の風景が楽しめます。
ゴンドラは、一度に101人までが乗車。季節によって運行時間が変わりますが、運行時間は近隣のホテルでも確認できます。
動画:ミセス 和子
地図を見るロープウェイ乗車後は、日本語と英語の二カ国語のガイドが流れます。標高1600メートルまでの原生林や、ロープウェイ到着後の散策コース、高山植物や山に住む生き物のこと等、しばし目と耳で旭岳の自然を満喫してみましょう。
ロープウェイは強風や、落雷等の悪天候時は運行を休止する場合があります。ペットの乗車は禁止、またドローン等も持ち込み禁止となっています。
写真:ミセス 和子
地図を見るロープウェイ到着後、登ってきた方向を眺めてみましょう。不思議に感じるかもしれませんが、標高1600メートルの場所には、背の高い木が殆どありません。
ここは、気候条件が緯度の関係で本州の3000メートル級の山に匹敵する厳しい環境にあり、そのため森林限界が1500メートルと低いのです。ですから1600メートルの場所には、低木のなだらかな山並みが続きます。
写真:ミセス 和子
地図を見る天候や時間によって、周囲の景色も違って見えます。360度の景色は素晴らしく、天候や時間によっては神秘的な光景が眺められます。
写真は早朝の旭岳。遠くの山々や麓の湖、手つかずの自然の光景が素晴らしく、見応えがあります。
写真:ミセス 和子
地図を見るロープウェイは、標高1600メートルの姿見駅に到着します。ここへ来る人の目的は二つ。一つは旭岳山頂まで本格的な登山と、もう一つは姿見駅から二つのハイキングコースを散策することです。装備を見ると目的がすぐにわかるでしょう。
姿見駅は木造二階建て、お土産売り場があります。ここ以外にトイレはありませんので、必ず済ませてから出発して下さい。
散策コースは、旭岳を背景に、はい松の緑と高山植物の赤とのコントラストが美しく、まさに自然が描く芸術品です。9月中旬から紅葉が始まり、日本の紅葉前線は旭岳から始まるとも言われています。
かつてアイヌの人々はこの地を「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼び、敬っていました。7月中旬にはチングルマなどの高山植物が咲き乱れ、9月中旬から鮮やかに色づいた紅葉が鑑賞できます。
写真は、白くて華麗な高山植物「チングルマ」。10月中旬頃、紅葉が終わって綿毛になった様子です。
写真:ミセス 和子
地図を見る散策路を進むと、風景の良い場所に展望台があります。ベンチに腰をおろし、周囲の風景を撮影する事ができます。第一展望台から第五展望台に向かって巡ってみましょう。
提供元:Yuka_aoki
地図を見る散策路には、いくつかの池があります。写真は第三展望台付近の「鏡池」、この池は噴火口に水が溜まったもの。池には旭岳が映し出されます。
隣には「摺鉢(すりばち)池」があり、この二つの池は「夫婦池」とも呼ばれています。
写真:ミセス 和子
地図を見る旭岳の裾野にある「姿見の池」は、天候や時間によっても違いますが池に映し出される旭岳が素敵です。そしてこの場所が散策路の折り返し地点になります。初雪が降った旭岳の裾野にはいくつかの噴火口があり、白い煙が上がっています。
自然の息吹が感じられる、旭岳の風景が鑑賞できます。
写真:ミセス 和子
地図を見る姿見の池周辺にある「鐘の塔」。旭岳を背景に写真が撮れる撮影スポットでもあります。
写真:ミセス 和子
地図を見る写真は、散策路の折り返し地点でもある「第五展望台」です。ベンチに座って、噴火口から煙が上がる旭岳山頂や、姿見駅の方向等、360度眺めてみましょう。
住所:北海道上川郡東川町旭岳温泉
電話:0166-68-9111
休業日:不規則(ホームページ参照)
ロープウェイの運行時間:
6/1〜10/20は15分間隔
10/21〜11/10、12/11〜5/31は20分間隔
ロープウェイの所用時間:約10分
駐車場:乗用車・バイクは500円(11月〜5月は無料)
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -