写真:磯の ハルカ
地図を見る「ワイピオ渓谷」はハワイ島北部のハマクア地区にある、緑豊かな渓谷です。ワイピオはハワイ語で「曲がりくねった水」という意味。ワイピオ渓谷内を流れるワイロア川がくねくねと曲がりくねっているのが地名の由来です。
また、この地はハワイ文明発祥の地と言われ、マナ(神聖な力)が宿るとされた事から、古代ハワイでは政治・宗教上の重要拠点とされていました。かつては王族が住んでいた事から別名「王家の谷」と称されています。かの有名なカメハメハ大王が幼少期を過ごした場所もここ、ワイピオ渓谷です。
写真:磯の ハルカ
地図を見るワイピオ渓谷展望台(Waipio Valley Lookout)ではワイピオ渓谷の壮大な景観を一望する事ができます。駐車場を降りていくとすぐに展望台があります。駐車場は時間帯によっては込み合いますが、30分限定の駐車場があるので、展望台からの景色を楽しむだけなら比較的待つ事もなく景色を楽しむ事ができます。
写真:磯の ハルカ
地図を見る展望台に広がる雄大な景色はまさに絶景!深い緑に覆われた断崖絶壁の渓谷と、どこまでも広がる青い空と海の景観には思わず溜息が。思いっきり深呼吸して日頃のストレスをデトックスしましょう!
ワイピオ渓谷の谷底へは歩いて行く事ができます。道中の坂道はとてもハード!その傾斜率は平均25%、最大40%にも達します。四輪駆動(4WD)で谷底へ行き、乗馬やワゴンで必見ポイントを巡るツアーもあるので、自身の体力や体調と相談して移動手段を選択しましょう。ツアー参加の場合は事前予約が必須です。
また、車を展望台付近に停めていく場合は、時間無制限の駐車場に停めましょう。
(※基本的に展望台から谷底への道はレンタカーの保険対象外となっているので注意!険しい道のため、四輪駆動(4WD)でしか行けません。レンタルした四輪駆動(4WD)で谷底まで行く場合は、必ずレンタカー会社に確認をしましょう)
写真:磯の ハルカ
地図を見る谷底は深い緑に囲まれ、ハワイ島の中でも独特の雰囲気。天然のパパイヤが生息していたり、植物も南国感たっぷり!生い茂った草木に生命力を感じます。ワイピオ渓谷は雨が降ることも多く、大きな水溜りがあったり道がぬかるんでいる場所も多くあるので、動きやすく汚れても良いシューズで行く事をオススメします。
写真:磯の ハルカ
地図を見る展望台から歩くこと約30分で黒砂のビーチに到着。ここワイピオビーチはハワイで一番大きな黒砂のビーチ!谷底に来た人だけが味わえる醍醐味です。
写真:磯の ハルカ
地図を見るビーチの手前には木漏れ日に溢れるキラキラとした疎林(木がまばらに生えている林)が広がっています。道中の深い緑が生い茂った風景とはまるで別世界!少し腰を下ろして「王家の谷」を心ゆくまで味わえば、トレッキングの疲れも吹っ飛びます。
写真:磯の ハルカ
地図を見るワイピオ渓谷の谷底ではワイロア川が海に合流していて、川遊びも楽しむことができます。また、タロイモ畑や、展望台からは見ることができない落差390mのヒイラヴェ滝・落差189mのカルアヒネ滝もあり、必見ポイントが盛りだくさん!
谷底はWi-Fiが繋がらない箇所があり、観光用のサインもあまりないので、初めて訪れる場合はツアーに参加すると安心です。
目的や体力に合わせてアクティビティを楽しみながら、古代ハワイより伝わる王族の聖地で、体の隅々までデトックスしてみてはいかがでしょうか?
住所:48-5561A Waipio Valley Rd, Honokaa, HI 96727
アクセス:展望台まではヒロ国際空港から車で約75分、コナ国際空港から車で約80分。展望台から谷底まで歩いて約30分
駐車場:無料(30分限定の駐車場と時間無制限の駐車場の2種類)
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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