写真:おしみ ゆかり
地図を見る戸越八幡神社は東京都品川区戸越に鎮座する神社。戸越駅から歩いて5分ほどの住宅地の中にあります。鳥居を潜ると緑の木々に囲まれた参道が続き、清々しい空気が流れています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る「江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがひの糸の とけぬ日はなし」と詠まれた古歌が残っている事からも解るように、願いが叶うことで有名だった戸越八幡神社。
御祭神は誉田別命(応神天皇)。境内歌碑にも歌われている様に、昔から多くの人々を疫病から御守りし蔓延を防いだと云われたことから病気平癒、人と人との良きご縁を結ぶ良縁神、母子神信篤いことから安産、そして厄除開運の御神徳とともに、戸越の総鎮守として崇められています。
由緒書きによると、大永6年(1526年)8月15日の十五夜の夜に村内藪清水の池中より出現した御神像を、行永法師が草庵に奉安して、京都の石清水男山八幡宮の御分霊を勧請して祀ったのがはじまりとのこと。
ここでいう「草庵」が先ほどの古歌の「成就庵」に当たり、この古歌の「江戸越えて」の部分が「戸越」の由来になったとも言われています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る境内に入ると、そこには驚きの光景が広がります。なんと、ソファがあるのです!
これは、お参りに来られる皆さまに少しでも寛いでもらおうという配慮から設置されたもの。
お子様向けに輪投げがあったり、神社の職員さんおすすめの雑誌なども置いてあり、誰でも自由に読めて寛げるようになっています。
更に御朱印を受けられる方にはお茶のおもてなしまで!そのホスピタリティに感動すること間違いありません!
※土日や混雑時にはセルフサービスの場合もあります
写真:おしみ ゆかり
地図を見るイラストを手掛けるのは橋爪かおりさん。戸越八幡神社では地域とのつながりをとても大切にしていて、境内では定期的に地域イベントが開催されています(イベントについてはHPをご確認ください)。橋爪さんはそのイベントで御縁があり、御朱印のイラストを定期的に手掛けるようになりました。
江戸時代の妖怪「アマビエ」の人気の広まりに、日々の安寧を祈る気持ちは江戸時代を生きた人々となんら変わらないと感じた橋爪さんは、その脈々と続く人々の願いは七色に輝く希望の虹で繋がっているという想いを込めて「疫病退散」の祈りとともに心を込めてこのイラストを描きました。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るこちらはアマビエならぬ「ニャマビエ」さま。猫好きなイラストレーターnoaさんは、イラストを見た方にほっこりして頂き、少しでも免疫力が上がって病気などにならず、健康な体で心穏やかに過ごせるようにとの想いを込めて描いたとのこと。
本当にかわいくて、ほっこりしますよね。ニャマビエさまのモデルとなったのは戸越八幡神社のアイドルみぃちゃんです。
なんと、先日猫好きの間で有名な猫専門誌でモデルデビューもしたみぃちゃん。運が良ければ境内でくつろぐみぃちゃんにも会えます。
※御朱印は当面の間書置きのみの対応となります
写真:おしみ ゆかり
地図を見る御朱印はなんと15種!この時期は特別に郵送での頒布を行っています。すべてここに載せることが出来ないので、詳細はHPをご覧ください。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る御朱印帳は6種類。こちらも、この時期だけ特別に郵送での拝受が可能です。他にも、誕生日当日のみ頂ける「誕生日限定御朱印」もあります。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る立派な彫刻が目を惹く御社殿。この辺りはこれまでに関東大震災や東京大空襲で被害にあっていますが、このお社は強運厄除の御神徳と周りを取り囲む多くの木々や地元の人々に守られて、170年前の姿を留めています。
御鎮座500年(2026年)に向けて御社殿の改修も行われます。未来永劫、この素晴らしい御社殿を残していきたいですね。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る「コロナ以降、境内にご家族でお参りされる方や、親御さんと一緒で笑顔いっぱいの子供たちの姿が増えた」と嬉しそうに話す権禰宜の高見さん。戸越八幡神社が地元の人たちに愛され続ける理由はそのホスピタリティにありました。
こんな時だからこそ、アマビエさまの力をお借りして、疫病退散をお祈りしましょう。ぜひ、戸越八幡神社にお参りください!
住所:東京都品川区戸越2-6-23
電話番号:03-3781-4186
アクセス:
都営浅草線「戸越」駅より徒歩5分
東急大井町線「戸越公園」駅より徒歩7分
東急池上線「戸越銀座」駅より徒歩10分
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/11/30更新)
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