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“穴めぐり”を楽しもう!岡山県「満奇洞」「井倉洞」「諏訪洞」

“穴めぐり”を楽しもう!岡山県「満奇洞」「井倉洞」「諏訪洞」

更新日:2020/09/11 13:05

乾口 達司のプロフィール写真 乾口 達司 著述業/日本近代文学会・昭和文学会・日本文学協会会員
鍾乳洞といえば、山口県の秋芳洞や高知県の龍河洞を思い浮かべる方も多いはず。しかし、山口県や高知県だけが鍾乳洞のメッカではありません。実は岡山県北部の山間部にも鍾乳洞の形成されやすいカルスト台地が広がっており、事実、たくさんの鍾乳洞が点在しています。今回は地元民から「穴」の名で親しまれている「満奇洞」「井倉洞」「諏訪洞」の三つの「穴」をめぐり、それぞれの特徴をご紹介しましょう。

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歌人・与謝野晶子によって名付けられた「満奇洞」

歌人・与謝野晶子によって名付けられた「満奇洞」

写真:乾口 達司

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岡山県において鍾乳洞が点在するのは、新見市から真庭市にかけて広がる「阿哲台(あてつだい)」の一帯。阿哲台は日本有数の規模を誇るカルスト台地です。カルスト台地は石灰岩などの水に溶けやすい性質の岩石で構成されており、雨水や地下水などによって浸食されやすいこともあって、鍾乳洞を生み出す土壌となっています。

そんな阿哲台に生じた鍾乳洞の代表格が、今回、ご紹介する「満奇洞」「井倉洞」「諏訪洞」。そのうちの「満奇洞(まきどう)」は新見市にある鍾乳洞で、その全長は450メートルにおよびます。

「満奇洞」の名は、1929年、当地を訪れた歌人・与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことにちなんでおり、1977年に公開された映画『八つ墓村』(監督・野村芳太郎)に登場する洞窟のロケ地の一つとしても知られています。

歌人・与謝野晶子によって名付けられた「満奇洞」

写真:乾口 達司

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鍾乳洞の構造には、大きく分けて、直線型・横穴迷路型・吸い込み穴型などがありますが、それぞれのタイプは石灰岩層に生じている構造や石灰岩の純度、石灰岩と非石灰岩との関係などによって変わってきます。

満奇洞は横穴迷路型であり、アップダウンがほとんどなく、奥へ奥へとのびている点に特徴があります。その意味で歩きやすい鍾乳洞であるといえるでしょう。

ライトアップされた地底湖や日本有数のリムストーン

ライトアップされた地底湖や日本有数のリムストーン

写真:乾口 達司

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地底には大きな地底湖が広がっています。湖にわたされている朱塗りの橋は「竜宮の橋」と呼ばれており、ライトアップされていることもあって、幻想的な印象を受けることでしょう。

ちなみに、地底湖の一角にはハート形の鍾乳石があり、「恋人の泉」と呼ばれています。現在、「恋人の泉」は「恋人の聖地」の一つに認定されています。

ライトアップされた地底湖や日本有数のリムストーン

写真:乾口 達司

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満奇洞でぜひご覧いただきたいのが、「大黒柱」と呼ばれる石柱のもとに広がる「千枚田」。棚田の畦のように見えることから「リムストーン(畦石)」と呼ばれており、日本でも屈指の規模を誇ります。

ライトアップされた地底湖や日本有数のリムストーン

写真:乾口 達司

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天井から吊り下がる大きな「つらら石(スタラクタイト)」も必見。天井も見上げましょう。圧倒されること、間違いなし、です。

<満奇洞の基本情報>
住所:岡山県新見市豊永赤馬2276-2
電話番号:0867-74-3100
アクセス:中国自動車道「北房IC」から車で約30分

高低差90メートル!直線型の「井倉洞」

高低差90メートル!直線型の「井倉洞」

写真:乾口 達司

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一方、こちらはやはり新見市にある「井倉洞(いくらどう)」。岡山県を代表する景勝地「井倉峡(いくらきょう)」にある巨大な洞窟で、その全長は約1200メートル。

井倉洞の入口は、岡山県を南北に流れる高梁川沿いの断崖絶壁に位置しています。カルスト台地としての阿哲台の端がどのようになっているのかを知るのにも格好のスポットです。

高低差90メートル!直線型の「井倉洞」

写真:乾口 達司

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横穴迷路型の満奇洞と異なり、井倉洞の特徴は、その高低差にあります。その高低差は90メートルで、洞窟内をめぐると、いたるところで階段を上り下りすることになります。

高低差90メートル!直線型の「井倉洞」

写真:乾口 達司

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内部には川が流れており、「地軸の滝」と呼ばれる滝も見られます。その高さは約50メートル。洞窟内の滝としては、日本屈指の高低差を誇ります。

写真は地軸の滝に沿って設けられた階段から下方を見下ろした一枚。豪快に地下水が流れていきますよ。

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いたるところで噴出する地下水

いたるところで噴出する地下水

写真:乾口 達司

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写真の中央は「フローストーン」。湧き出した地下水が長い歳月を経て方解石の層を形作ったものです。

井倉洞では各所からたえず地下水が流れ出しており、場所によっては、通路も浸水しています。足元に注意しながら進みましょう。

いたるところで噴出する地下水

写真:乾口 達司

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地下水は階段に沿っても流れており、地下水にふくまれる石灰が小さなリムストーンを形作っています。自然のいとなみを実感できる光景です。

いたるところで噴出する地下水

写真:乾口 達司

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もちろん、写真の幕状鍾乳石のほか、石柱や石筍など、鍾乳洞で見られるさまざまな鍾乳石もご覧いただけます。

<井倉洞の基本情報>
住所:岡山県新見市井倉409
電話番号:0867-75-2224
アクセス:中国自動車道「新見IC」から車で約20分

冷気がただよう「諏訪洞」

冷気がただよう「諏訪洞」

写真:乾口 達司

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「諏訪の穴」とも呼ばれる「諏訪洞(すわどう)」は、真庭市にある鍾乳洞。写真はその入り口付近を撮影したもので、開口部に白いもやのようなものが見られますが、これは洞窟内の冷気。洞窟の内部がいかに涼しいかがうかがえますね。

ちなみに、現在、諏訪洞は内部に設置された橋の破損が著しく、一般人が立ち入られるのは、開口部から約20メートルほど。立ち入り禁止区域には絶対に足を踏み入れないように。

冷気がただよう「諏訪洞」

写真:乾口 達司

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観光地として整備されている満奇洞や井倉洞とは異なり、諏訪洞には管理人が不在です。したがって、洞内に入る際はご自身で内部を照らす照明の電源を入れなければなりません。退出の際は反対にご自身で電源を切りましょう。

<諏訪洞の基本情報>
住所:岡山県真庭市下呰部1203-1
電話番号:0866-52-2111(真庭市役所北房振興局)
アクセス:中国自動車道「新見IC」から車で約10分

岡山県で「穴めぐり」を楽しもう!

同じ阿哲台に生じた鍾乳洞でも、その形状や管理状態がいかに多様であるか、おわかりいただけたのではないでしょうか。それぞれの楽しみ方ができるため、岡山県を訪れた際は、一日かけて「穴めぐり」を楽しんでください。

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/08/12 訪問

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