写真：潮 佳澄
地図を見る「おねみ渓谷キャンプ場」の特徴は、何と言っても渓流沿いにテントを張れること。川沿いと山の斜面に約20の区画サイトがあり、どこにテントを張っても川まで3分もかからないので川遊びに最適です。
写真：潮 佳澄
地図を見る川遊びと言えば子供たちがするもの…というイメージが強いかもしれませんが、キャンプ場の横を流れる川は、流れがゆるやかな平瀬、魚の泳ぐ水深が深いエリアや木々に囲まれた岩場など、大人も足を浸けたり、釣りをしたり、といった思い思いのスタイルで川遊びが楽しめます。川に沿って横長にキャンプ場が整備されているので、一人でのんびり過ごしている人も少なくありません。
足元はマリンシューズや靴底がしっかりして足の保護もしてくれるサンダルなどがおすすめ。ライフジャケットのレンタル（200円/1着）も活用して。
写真：潮 佳澄
地図を見るもう一つの特徴は、ワイルドなお風呂！管理棟とは別の小屋にある五右衛門風呂は、事前予約制でグループ利用できます。（1,000円）タイミングが合えば、釜焚き体験をさせてもらえることも。
写真：潮 佳澄
地図を見る川の岩場で入るドラム缶風呂も冷えた身体を温めてくれて、自然の中で湯船に浸かる体験は格別。基本的には子供用ですが、なかなかできない経験ができます。（500円/グループ）
石鹸・シャンプーを使って体を洗う場合は、管理棟にあるシャワーが使えます。
写真：潮 佳澄
地図を見るおねみ渓谷キャンプ場は、NPO法人森のわんぱく冒険塾が運営しています。2020年3月から個人でのキャンプ予約が始まるまでは、自然の中で子供たちをたくましく育てる冒険活動の場として活用されていました。そのため、テントを張る区画サイトも完全整備ではなく、ありのままの山に近い状態で、今も発展途上のキャンプ場と言えます。通常、運営も一人でされているので、お客さんと言うよりは、山での助け合いの気持ちを忘れずに過ごすのが楽しむコツです。
写真：潮 佳澄
地図を見る整地はされていますが、テント設営には森の中で自分の居場所を見つけるように、工夫が必要なところもあります。ソロキャンプからファミリーまで、自分のアウトドアスタイルに合ったサイトを選ぶのは、冒険力が試されているようで楽しめるポイントです。予約は区画ごとに行い、先着順でサイトを選びます。
地形が活かされた区画サイトはそれぞれ個性豊か。高台にあるA区画は木々に囲まれて見晴らしがよく、川も眺められるエリアです。A～C区画は山の斜面にあり、急な階段がありますが、木々が近く、それぞれの良さがあります。
車の乗り入れはどの区画でもできないので、荷物やキャンプで出たゴミをまとめて運搬できるようにしておくと便利です。
※ゴミは持ち帰り制。
写真：潮 佳澄
地図を見るD～G区画が広めですが、5m×5mを超える大きなテントを張る場合は事前に相談しておくと安心です。ソロ～少人数向けの大きさのサイトが多く、その分、静かな環境と言えます。管理棟・炊事棟から離れた区画には、ところどころに水場が設置されています。
ソロキャンプにはミニ区画、川沿いで他のテントと横並びにならないプライベート感のある区画も居心地のいいエリアです。
写真：潮 佳澄
地図を見るキャンプ場周辺は田畑があるだけで、日中は常に川音と野鳥の声が響き、夜には満点の星空が広がります。佐用町は、一般公開されている望遠鏡では世界最大の規模を誇る望遠鏡を持つ「兵庫県立大学 西はりま天文台」があるほど、天体観測がしやすい環境。晴れた日には空いっぱいの星を見ることができます。
山での時間を満喫できるキャンプ場だからこそ、キャンプギアを揃えて訪れるとより楽しめます。キャンプ初心者よりも何度かキャンプをして、山の自然をより自由に堪能したい！という人に最適です。
自分の冒険力を試すように過ごせる「おねみ渓谷キャンプ場」で、ありのままの自然の中で遊ぶ特別な時間を過ごしてみてはいかが。
住所：兵庫県佐用郡佐用町奥海920
電話番号：080-1507-2703（管理棟 個人携帯電話）
アクセス：
鳥取自動車道大原ICから約15分
営業日：土日祝
管理棟営業時間：18時まで
サイト料金：3000円～
入山料：700円/人(4才以上)
＜料金例＞
区画サイト（A～Gサイト）大人2人で予約した場合
4,000円（サイト料金）+1,400円（入山料）=5,400円
※2020年10月から区画サイト予約方法に変更があります。
＜販売品＞
薪：500円
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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