最大2万円分お得 Go To トラベル キャンペーン

倉敷「倉紡記念館」でクラボウと日本の紡績産業の歩みを知ろう!

倉敷「倉紡記念館」でクラボウと日本の紡績産業の歩みを知ろう!

更新日:2020/08/21 15:29

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
1888年に岡山・倉敷で創立したクラボウは、日本の紡績産業を現代まで牽引してきた歴史ある企業です。そのクラボウと日本の紡績産業の歩みを知ることができるのが、1969年にオープンした「倉紡記念館」。記念館の建物は創業当時の原綿倉庫が使われており、歴史的にも非常に価値のある建物です。明治から現代までの日本の貿易産業の背景と、時代に合わせたクラボウの変遷が、貴重な資料と共にわかりやすく展示されています。

新型コロナウイルスの感染状況によっては、各自治体ごとに往来の自粛を要請している場合や、施設によっては休業していることがあります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、お出かけの際は感染予防のため「新しい旅のエチケット」を守って行動しましょう。(LINEトラベルjp)
LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

創業当時の工場跡地にある「倉紡記念館」

創業当時の工場跡地にある「倉紡記念館」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

「倉紡記念館」は明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)の工場跡地にある複合施設、「倉敷アイビースクエア」内にあります。この倉敷アイビースクエアは元の外観や立木をできるだけ残しており、倉敷の歴史を感じることができる施設になっています。

創業当時の工場跡地にある「倉紡記念館」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

倉敷アイビースクエアの中でも印象的なのが、名前にもあるアイビー(蔦)で覆われた建物たち。この赤煉瓦を覆う蔦は、夏は茂った葉が直射日光を避けて室内温度の上昇を防ぎ、冬は落葉して建物を暖める自然による温度調節に大変効果がありました。

創業当時の工場跡地にある「倉紡記念館」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

その倉敷アイビースクエア内にある倉紡記念館は、創業時から使われていた原綿倉庫を改装し、1969年にオープンしました。明治・大正・昭和・現代まで時代別にクラボウと日本の紡績産業の歴史がわかりやすく展示されています。

いち早く機械化を取り入れた明治時代

いち早く機械化を取り入れた明治時代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

倉紡記念館は年代別に5つの展示室で構成されており、紡績産業とクラボウの軌跡を見ることができます。第一室は創業時の明治時代。クラボウが設立されるまでの背景や、関わった人たちについてが紹介されています。また、幕末頃に使われていた手織機等の機械や、明治時代に導入した最先端の機械も必見です。

いち早く機械化を取り入れた明治時代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

こちらは綿糸の原料の原綿に付着しているゴミを除去する混綿機という機械。原綿からゴミを取り除く作業は綿糸の品質を左右する重要な過程の1つです。明治時代の日本は機械が発達しておらず、クラボウはいち早くイギリスから最先端の機械を導入していました。

社会貢献や労働管理に重点を置いた大正時代

社会貢献や労働管理に重点を置いた大正時代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

第二室の大正時代の展示室では、二代目社長の大原孫三郎氏が力を入れた、社会貢献や労働管理の取り組みを見ることができます。彼は大原美術館や倉紡中央病院(現倉敷中央病院)等の多数の施設を設立し、この施設の殆どが現在も残っています。また、従業員のための学校を設立する等、当時では考えられない程の福利厚生が整った会社でした。

社会貢献や労働管理に重点を置いた大正時代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

まず、従業員のために、雑居型の集合寄宿を清潔でプライバシーが保てる分散寄宿舎にしました。この寄宿舎は、当時では非常に先進的であり、画期的でした。また、当時では珍しく社員の健康診断等も実施し、社員の健康管理にも努めました。

社会貢献や労働管理に重点を置いた大正時代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

こちらは大原孫三郎氏の執務机。彼は「わしの眼には十年先が見える」が口癖で、その言葉通り、常に先を見据え、古い慣習に捉われることなく新しい風を取り入れました。まさにクラボウを大企業に導いた人物です。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

戦時中でも文化の存続を願った昭和初期

戦時中でも文化の存続を願った昭和初期

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

第三室は戦前、戦中の時代背景と共にクラボウの変遷を展示しています。昭和に入ると第一次大戦後の不景気と、その後の第二次世界大戦での工場の焼失等で、戦争によってガラリと状況が一変し苦難の時代を迎えます。そんな時代でもクラボウは文化の振興や、伝統的文化の存続に力を注ぎました。

戦時中でも文化の存続を願った昭和初期

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

こちらは戦時中クラボウに勤めていた、沖縄出身の人間国宝でもある平良良子氏の作品の芭蕉布。芭蕉布とは国の重要無形文化財にも指定されている沖縄県の伝統織物。糸芭蕉から繊維を取り出して糸を作り織りあげる、非常に手間暇かけて作られる織物です。戦時中、当時の社長である大原總一郎氏より沖縄民芸の復興を託され、戦後地元の沖縄で芭蕉布を復活させた、芭蕉布の第一人者でもあります。

戦時中でも文化の存続を願った昭和初期

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

この襖は世界的にも有名な版画家である棟方志功氏による作品で、大原總一郎氏が製作を依頼したもの。戦時中でも強く生き、学問を続けて成長してほしいという思いを込め、「玉みがかざれば器とならず、人学ばざれば道を知らず」と描かれたこの襖を社員のための礼法室に置きました。

新しい分野に挑戦した戦後から現代

新しい分野に挑戦した戦後から現代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

戦後の紡績産業とクラボウの歩みが第四室に展示されています。戦後のクラボウは繊維事業を中心に新しい分野にも挑戦していきます。ウレタンから始まり、住宅建材や、食品、環境問題等その事業は多岐にわたります。その歩みをイベントや時代背景と共にわかりやすく展示しています。

新しい分野に挑戦した戦後から現代

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

近未来的な第五室は創立から現在までを年表で記したコーナー。ビデオや写真もあり、大正時代の女性従業員の入社から結婚までや、大阪万博のせんい館の展示等、どれも興味深く見ることができます。

倉紡記念館の基本情報

住所:岡山県倉敷市本町7-1
電話番号:086-422-0011
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:45まで)
アクセス:JR倉敷駅より徒歩約15分(倉敷アイビースクエアの敷地内)

2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら
掲載内容は執筆時点のものです。 2020/07/24 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -