写真:安藤 美紀
地図を見る「みろくの滝」があるのは、青森県と秋田県の県境。田子町の中心部から国道104号線を秋田方面に進み、「夏坂」交差点を左折。そこから林道を進んだ約5kmの場所にあります。
八戸市中心部からだと、車で1時間30分程。結構時間はかかりますが、「みろくの滝」はなかなか人が行かない隠れ絶景スポット。穴場の絶景を求めて旅に出るなら、最高の旅先になるでしょう。
初めての方は、ナビに加えて、田子町のシンボル「にんにく」付き案内板も目安にしてください。しっかり案内板が整備されているので、まず迷うことはありません。
写真:安藤 美紀
地図を見る車は無料の専用駐車スペースに停めればOK。敷地内には、水洗トイレが完備された「みろくの滝休憩所」もあります。
また、すぐ隣に「みろくの滝 親水広場」があり、ふかふかの芝生が広がります。
写真:安藤 美紀
地図を見るここでは、ピクニックするもよし、スポーツするもよし、ただひたすらゴロゴロするもよし。滝と合わせて、のんびり過ごすのがオススメですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る駐車場から徒歩30秒で、遊歩道の入口に到着。すぐ現れる木製の橋を渡り、整備された遊歩道を歩きましょう。
道は整備されているので、服装はとりあえず「あるもの」で大丈夫。登山ウェアが無くても気軽に来られます。
写真:安藤 美紀
地図を見る鬱蒼としたブナやコナラの森を進んで、さらに「みろくの滝」を目指しましょう。野鳥の声が明るくこだまし、吹き抜けていく風がひんやり心地良い!まさに天然のクーラーです。
周辺には、ユリ科の多年草「エンレイソウ」が自生しています。毎年4月上旬には芽を出し、つぼみを膨らませて6月頃まで花を咲かせるんですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るまた、みろくの滝が流れる「熊原川」は、「馬淵川」の源流となる川。水がとても綺麗で、時期になるとイワナを見ることができたり、上流地域では水がきれいな地域でないと生息しないクロサンショウウオも確認されています。
写真:安藤 美紀
地図を見る原生林を抜けると、見覚えのある姿が!これが、「スヌーピーそっくり!」と噂される「みろくの滝」です。
柔らかなフォルムにダラ〜ンと垂れた耳。おまけに目までついています。これはもう、完全にスヌーピー!ファンの方なら、目に焼き付けておきたい絶景です。
滝の大きさは落差30m、幅20m。清流が緩やかな斜面をゆっくりと滑るように落ちていく姿は、なんとも涼やか。しかも、こんなに可愛い滝は、見たことがありません。
写真:安藤 美紀
地図を見る角度によって見え方が違う「みろくの滝」。思いっきり近づいて見ると…スヌーピーというより、カモノハシ?いいえ、ちょっと古いけど、人気TV番組「さんまのまんま」の愛されキャラ「まんまちゃん」にも見えませんか?
それぞれ姿を変える滝は、心に残る癒しになるはず。
写真:安藤 美紀
地図を見るよりスヌーピーっぽく写真を撮るには、唇を隠すのがポイント。「みろくの滝」と書かれた木製の立て札前に移動して、引きの構図で写真を撮るのがコツです。
ちなみに、「みろくの滝」は漢字で「弥勒の滝」と書きますが、この名前は、弥勒菩薩を信仰していたお坊さんがこの地で修行をしていたことが由来。そのため、ここはパワースポットとしても注目されています。
動画:安藤 美紀
地図を見るふだんの滝とはひと味もふた味も違う、みろくの滝。それでは、動画でせせらぎトリップをお楽しみください。
「みろくの滝」周辺は、春は新緑、夏は濃い緑、秋は紅葉、冬はモノクロの世界が楽しめます。
紅葉のベストシーズンは、毎年、10月下旬から11月上旬まで。また、12月から3月までは積雪により気軽に行こう…という訳にはいきませんので注意しましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る「みろくの滝」を楽しんだら、体の中をにんにくエナジーで満たしましょう!
やって来たのは、お料理からインテリアまで、“にんにく尽くし”を満喫できる、田子町ガーリックセンター。建物前には、筋金入りのニンニク好きにはたまらない、顔ハメパネルもあります。
写真:安藤 美紀
地図を見るレストラン一押しメニューは、2016年に登場して以来、毎年進化を遂げているという、田子のご当地グルメ「ガーリックステーキごはん」。
まずは、にんにく味のコーラで喉を潤して。にんにくを使った9種類の前菜を堪能したら、田子牛・田子豚・あべどりを好きなタイミングで焼き、セルフ肉巻きを作ります。食後のデザートも、もちろんにんにくアイス。どれも、にんにく推しの強烈メニューばかりですが、口いっぱいに広がるにんにくが、活力をくれますよ。
※ご当地グルメは人気のため、完売してしまうことも。特に休日に行く方は、予約しておくのが安心です。
<田子町ガーリックセンターの基本情報>
住所:青森県三戸郡田子町大字田子田子11
電話:0179-32-3165
写真:安藤 美紀
地図を見るお腹がいっぱいになったら、にんにくの名産地ならではの変わったフォトスポットに足を運んでみませんか?
田子町ガーリックセンターから車で約20分。「タプコプ創遊村」の敷地(田子町田子川代ノ上ミ-66-39)にあるのは、なんと巨大にんにくが乗ったパワフルポストです。しかも、オブジェではなく、ちゃんと毎日集荷に来てくれるバリバリの現役。これぞ田子イズム!を感じられるシュールなスポットですよ。
「みろくの滝」もにんにくグルメも、田子町のオンリーワン!可愛い珍スポットを極めたいときに、ぜひ訪れてみてくださいね。
住所:青森県三戸郡田子町夏坂
所要時間の目安:30分間
問い合わせ先:0179-20-7114(田子町役場・産業振興課)
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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