滝にスヌーピーがいた!可愛い名瀑「みろくの滝」で青森・田子町観光

滝にスヌーピーがいた!可愛い名瀑「みろくの滝」で青森・田子町観光

更新日:2020/09/07 18:10

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
澄みきった空気がおいしい大自然の中に、突如巨大なスヌーピーが現れたら…?そんな可愛い謎スポットが、東北にあるんです。

国産にんにくで有名な青森県・田子町の「みろくの滝」は、ブナの原生林に佇む神秘的な滝。岩肌を流れ落ちる滝の姿がスヌーピーの横顔に似ているところから、最近では「スヌーピーの滝」と噂されるように。夏は涼しく、秋は紅葉が見事!珍しいにんにくグルメと合わせて、田子町観光してみよう。

案内板有り!みろくの滝へのアクセス

案内板有り!みろくの滝へのアクセス

写真:安藤 美紀

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「みろくの滝」があるのは、青森県と秋田県の県境。田子町の中心部から国道104号線を秋田方面に進み、「夏坂」交差点を左折。そこから林道を進んだ約5kmの場所にあります。

八戸市中心部からだと、車で1時間30分程。結構時間はかかりますが、「みろくの滝」はなかなか人が行かない隠れ絶景スポット。穴場の絶景を求めて旅に出るなら、最高の旅先になるでしょう。

初めての方は、ナビに加えて、田子町のシンボル「にんにく」付き案内板も目安にしてください。しっかり案内板が整備されているので、まず迷うことはありません。

案内板有り!みろくの滝へのアクセス

写真:安藤 美紀

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車は無料の専用駐車スペースに停めればOK。敷地内には、水洗トイレが完備された「みろくの滝休憩所」もあります。

また、すぐ隣に「みろくの滝 親水広場」があり、ふかふかの芝生が広がります。

案内板有り!みろくの滝へのアクセス

写真:安藤 美紀

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ここでは、ピクニックするもよし、スポーツするもよし、ただひたすらゴロゴロするもよし。滝と合わせて、のんびり過ごすのがオススメですよ。

約10分の原生林トレッキング

約10分の原生林トレッキング

写真:安藤 美紀

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駐車場から徒歩30秒で、遊歩道の入口に到着。すぐ現れる木製の橋を渡り、整備された遊歩道を歩きましょう。

道は整備されているので、服装はとりあえず「あるもの」で大丈夫。登山ウェアが無くても気軽に来られます。

約10分の原生林トレッキング

写真:安藤 美紀

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鬱蒼としたブナやコナラの森を進んで、さらに「みろくの滝」を目指しましょう。野鳥の声が明るくこだまし、吹き抜けていく風がひんやり心地良い!まさに天然のクーラーです。

周辺には、ユリ科の多年草「エンレイソウ」が自生しています。毎年4月上旬には芽を出し、つぼみを膨らませて6月頃まで花を咲かせるんですよ。

約10分の原生林トレッキング

写真:安藤 美紀

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また、みろくの滝が流れる「熊原川」は、「馬淵川」の源流となる川。水がとても綺麗で、時期になるとイワナを見ることができたり、上流地域では水がきれいな地域でないと生息しないクロサンショウウオも確認されています。

青森の大自然が生んだ、スヌーピー

青森の大自然が生んだ、スヌーピー

写真:安藤 美紀

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原生林を抜けると、見覚えのある姿が!これが、「スヌーピーそっくり!」と噂される「みろくの滝」です。

柔らかなフォルムにダラ〜ンと垂れた耳。おまけに目までついています。これはもう、完全にスヌーピー!ファンの方なら、目に焼き付けておきたい絶景です。

滝の大きさは落差30m、幅20m。清流が緩やかな斜面をゆっくりと滑るように落ちていく姿は、なんとも涼やか。しかも、こんなに可愛い滝は、見たことがありません。

青森の大自然が生んだ、スヌーピー

写真:安藤 美紀

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角度によって見え方が違う「みろくの滝」。思いっきり近づいて見ると…スヌーピーというより、カモノハシ?いいえ、ちょっと古いけど、人気TV番組「さんまのまんま」の愛されキャラ「まんまちゃん」にも見えませんか?

それぞれ姿を変える滝は、心に残る癒しになるはず。

青森の大自然が生んだ、スヌーピー

写真:安藤 美紀

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よりスヌーピーっぽく写真を撮るには、唇を隠すのがポイント。「みろくの滝」と書かれた木製の立て札前に移動して、引きの構図で写真を撮るのがコツです。

ちなみに、「みろくの滝」は漢字で「弥勒の滝」と書きますが、この名前は、弥勒菩薩を信仰していたお坊さんがこの地で修行をしていたことが由来。そのため、ここはパワースポットとしても注目されています。

動画でスヌーピーの滝を楽しんで!

動画:安藤 美紀

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ふだんの滝とはひと味もふた味も違う、みろくの滝。それでは、動画でせせらぎトリップをお楽しみください。

動画でスヌーピーの滝を楽しんで!

提供元:一般財団法人VISITはちのへ

https://visithachinohe.com/地図を見る

「みろくの滝」周辺は、春は新緑、夏は濃い緑、秋は紅葉、冬はモノクロの世界が楽しめます。

紅葉のベストシーズンは、毎年、10月下旬から11月上旬まで。また、12月から3月までは積雪により気軽に行こう…という訳にはいきませんので注意しましょう。

田子町の名物!にんにくフルコースのランチを

田子町の名物!にんにくフルコースのランチを

写真:安藤 美紀

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「みろくの滝」を楽しんだら、体の中をにんにくエナジーで満たしましょう!

やって来たのは、お料理からインテリアまで、“にんにく尽くし”を満喫できる、田子町ガーリックセンター。建物前には、筋金入りのニンニク好きにはたまらない、顔ハメパネルもあります。

田子町の名物!にんにくフルコースのランチを

写真:安藤 美紀

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レストラン一押しメニューは、2016年に登場して以来、毎年進化を遂げているという、田子のご当地グルメ「ガーリックステーキごはん」。

まずは、にんにく味のコーラで喉を潤して。にんにくを使った9種類の前菜を堪能したら、田子牛・田子豚・あべどりを好きなタイミングで焼き、セルフ肉巻きを作ります。食後のデザートも、もちろんにんにくアイス。どれも、にんにく推しの強烈メニューばかりですが、口いっぱいに広がるにんにくが、活力をくれますよ。

※ご当地グルメは人気のため、完売してしまうことも。特に休日に行く方は、予約しておくのが安心です。

<田子町ガーリックセンターの基本情報>
住所:青森県三戸郡田子町大字田子田子11
電話:0179-32-3165

田子町の名物!にんにくフルコースのランチを

写真:安藤 美紀

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お腹がいっぱいになったら、にんにくの名産地ならではの変わったフォトスポットに足を運んでみませんか?

田子町ガーリックセンターから車で約20分。「タプコプ創遊村」の敷地(田子町田子川代ノ上ミ-66-39)にあるのは、なんと巨大にんにくが乗ったパワフルポストです。しかも、オブジェではなく、ちゃんと毎日集荷に来てくれるバリバリの現役。これぞ田子イズム!を感じられるシュールなスポットですよ。

「みろくの滝」もにんにくグルメも、田子町のオンリーワン!可愛い珍スポットを極めたいときに、ぜひ訪れてみてくださいね。

みろくの滝の基本情報

住所:青森県三戸郡田子町夏坂
所要時間の目安:30分間
問い合わせ先:0179-20-7114(田子町役場・産業振興課)

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/08/28 訪問

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