写真:古都の U助
地図を見るINAXライブミュージアムの敷地外からも目を引く背の高い煉瓦の煙突。この横に建つのが「窯のある広場・資料館」、右側は「世界のタイル博物館」です。
施設のシンボル的存在である煙突の高さは22メートル。
また、大正時代に建てられた土管工場を保存・公開している資料館は、施設の総合受付ともなっています。
写真:古都の U助
地図を見る資料館は大正時代に土管を焼いた窯と建物が煙突とともに保存されています。内部には貴重な資料もいっぱいで、実際に常滑で焼かれていたやきものや道具が展示されるほか、土管製造最盛期の常滑の活気が伝わる写真パネルを展示するフォトギャラリーなどがあります。
写真:古都の U助
地図を見る二階に上がれば、さらに窯全体を見渡すことができ、その大きさに圧倒されてしまいます。この窯の内部の壁ではプロジェクションマッピングが行われ、窯焚きの様子を臨場感たっぷりに体感することもできます。
写真:古都の U助
地図を見る「世界のタイル博物館」では7000点以上のタイル収蔵品の中から選りすぐった美しい装飾タイルを展示しています。
また、2階の常設展示は2020年8月に大規模リニューアル。建物の写真や説明のパネルも増え、より充実した展示になりました。さらに、建物内の階段や床にもタイルが張られ、素敵な彩りを添えているので、ぜひ注目してくださいね。
写真:古都の U助
地図を見る多くの展示がある中でも、特に人気があるのはこのイスラームのドーム天井です。随時変化する照明に照らされる色鮮やかな装飾タイルの美しさに、きっと目を奪われてしまいまうことでしょう。
写真:古都の U助
地図を見るそして、INAXといえば、やっぱりトイレですよね!「世界のタイル博物館」の1階には古便器コレクションの常設展示もあります。古便器といってもお洒落すぎるものから渋くて趣たっぷりのものまで、個性豊かなやきものとして楽しめるコレクションが展示されています。
写真:古都の U助
地図を見る常滑で焼かれたタイルとテラコッタは大正時代以降、多くの重要な建築の装飾に携わることとなります。
館内に展示される煉瓦の柱(画像右側)は大正12年竣工した帝国ホテル東京の旧本館ダイニングルームに使用されていたもので、張られている黄色い煉瓦(スクラッチタイル)は全て常滑産。
フランク・ロイド・ライト設計による帝国ホテル東京は惜しまれつつ昭和41年解体され、玄関部分は愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存されています。ここではほかにも多くの建築に関わるやきもの製のタイルとテラコッタが説明資料と共に展示されています。
写真:古都の U助
地図を見る「建築陶器のはじまり館」の裏手にはテラコッタパークがあり、さまざまな近代日本の建築を装飾したテラコッタが屋外展示されています。
写真:古都の U助
地図を見る屋外展示されているこれらのテラコッタはビルの外壁の装飾に使用されていたものです。右から朝日生命館(旧常盤生命館・東京)、横浜松坂屋本館(横浜)、大谷仏教会館(大阪)、朝日石綿工業(東京)で使用されていたもの。
写真:古都の U助
地図を見る「ものづくり工房」の中では、INAXからLIXILへ受け継がれたものづくりの伝統や高い技術の数々が紹介されています。
写真:古都の U助
地図を見るLIXILのものづくりの技術は歴史的建造物の復原・再生にも利用されています。東京駅はじめ近年改装された建築で、新たに復原・制作されたタイルやテラコッタについての紹介も見逃せません。
写真:古都の U助
地図を見るお洒落なタイルのほか、INAXブランドといえばやっぱりここでもトイレです!「ものづくり工房」の中では上海万博に展示された黄金色のトイレを見ることもできます。美しいタイルに囲まれて、まさに夢のトイレです。
写真:古都の U助
地図を見る旅の想い出に記念品が欲しくなってしまったら、「世界のタイル博物館」の中にミュージアムショップがあります。 常滑焼の急須やタイルをモチーフにした雑貨や文具など、素敵なお土産を探すことができますよ。
写真:古都の U助
地図を見るショップでは可愛い常滑のゆるキャラ、とこたんクッキーをゲットすることもできます。
常滑は町のあちこちに招き猫のオブジェが飾られるなど、猫好きならぜひ訪れていただきたいおすすめの場所でもあるんですよ!
住所:愛知県常滑市奥栄町1-130
電話番号:0569-34-8282
アクセス:
・電車およびバス利用
名鉄線「常滑駅」または中部国際空港より
知多バス「知多半田駅」行き「INAXライブミュージアム前」下車徒歩2分
・車利用
名鉄線「常滑駅」より約6分
中部国際空港より約10分(「りんくうIC」降りる)セントレアライン(名古屋
方面から)「常滑IC」より約7分
知多半島道路「半田IC」より約15分
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
古都の U助
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