暖木ワールド炸裂!兵庫赤穂にまた一つ素敵ショップが誕生

暖木ワールド炸裂!兵庫赤穂にまた一つ素敵ショップが誕生

更新日:2020/10/20 15:30

磯本 歌見のプロフィール写真 磯本 歌見 フリーライター、ご朱印ガール、仏像マニア
風情ある石畳の町並みが残る、古くから廻船業で栄えた兵庫県赤穂市坂越。その一角にある人気古民家カフェ「暖木(のんき)」。大正末期の町家をセルフビルドして、2013年に開店しました。その後、2016年に古道具や雑貨、衣料品を置くセレクトショップ「紡木(つむぎ)」をオープン。2020年7月には、元理容店をリノベーションして、テイクアウト専門店「nonki picnic」をオープンしました。

風情ある昔ながらの港町、坂越が今大人気!

風情ある昔ながらの港町、坂越が今大人気!

写真:磯本 歌見

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天然の良港を持つ坂越は、赤穂城下よりも歴史が古く、往時はこの坂越が赤穂藩の物流の中心でした。江戸時代の歴史情緒にあふれ、古き良き時代の佇まいが残っています。

秦河勝(はたのかわかつ)ゆかりの「大避神社」、神社の裏山にあるパワースポット「妙見寺観音堂」、赤穂藩の行政や商業の事務を執っていた「旧赤穂浦会所」、慶長2年創業、銘酒・忠臣蔵の造り酒屋「奥藤酒造」など、歴史的な見どころもいっぱい。

風格ある邸宅や商家跡が多数残る石畳の通り「坂越大道」には、全国区のイタリアン「SAKURAGUMI」プロデュースのナポリ菓子専門店「坂利太」などもあり、休日ともなれば、多くの観光客でにぎわっています。

風情ある昔ながらの港町、坂越が今大人気!

写真:磯本 歌見

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坂越のかつての玄関口、木戸門近くにあるのが、カフェ「暖木」です。

町の雰囲気になじんだ素敵なお店で、特に若い女子グループやカップルに大人気。暖木目当てに、坂越を訪れる人も少なくありません。

風情ある昔ながらの港町、坂越が今大人気!

提供元:暖木

https://www.facebook.com/brocantenonki

大正末期の下駄屋だった町家を前借主から引き継ぎ、橋本正人さん、愛さん夫妻が2013年に開店しました。

畳を床張りに、壁も塗り替えてセルフビルド。姫路でヨーロッパアンティーク雑貨店を営む傍ら、週末だけ同じ流れの雑貨店をしていましたが、1年後、姫路店を閉店し本格的にカフェ営業をスタートしました。

のんき畑の野菜を使ったカフェメニューが人気

のんき畑の野菜を使ったカフェメニューが人気

写真:磯本 歌見

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暖木のランチで一番人気メニューは、週替わりの「一汁多菜定食」(1,100円)です。恵さんの家族が作る減農薬米を使っていて、大豆と黒豆入り玄米か雑穀米かをセレクトできます。野菜も自家菜園・のんき畑のものが中心です。有機大豆のお味噌汁も出汁がきいていて、ほっこりと優しい気持ちになれる定食です。

その他、じっくり煮込んだ鶏のもも肉と季節の野菜を使った「季節の野菜とチキンのカレー」(900円)、「出汁巻き卵のわさびマヨネーズサンド」(900円)などもあります。

カフェメニューは、毎日2〜3種類並ぶ自家製ケーキとドリンク、それらのセットメニューもあります。

のんき畑の野菜を使ったカフェメニューが人気

提供元:暖木

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夏期の人気メニューがかき氷です。すべて800円で、アイス付きは850円です。

シロップはすべて手作り。イチゴ、マンゴー、アールグレイなど、8種類がラインナップし、バナナミルク、キウイはオーダーのたびにシロップを作るフレッシュさがウリです。同じ通りの奥藤酒造にのんきの米を持ち込んで作った甘酒入りの「いちご甘酒」や「バナナ甘酒」もあります。

のんき畑の野菜を使ったカフェメニューが人気

写真:磯本 歌見

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店内では、のんきのお米やのんき畑の野菜や果物などを販売していて、こちらも大好評。安くておいしいので、カフェの帰りに野菜を買って帰る人、米や野菜目当てで来る人など、人気です。

<暖木の基本情報>
住所:赤穂市坂越2022
電話番号:0791-25-4622
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火・水曜休み(祝日は営業)

新店舗のキーワードは「ピクニック」

新店舗のキーワードは「ピクニック」

写真:磯本 歌見

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こちら新しくオープンした「nonki picnic」です。元理容店の名残を残しながら、素敵にリノベーションしました。

「ピクニック」という店名の通り、手ぶらで遊びに来て、すぐ近くにある海を見ながら、おにぎりやサンドイッチを食べてもらえたらと考えました。

新店舗のキーワードは「ピクニック」

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テイクアウト専門店と言えど、店内にも席は用意しているので、こちらで食べることも可能です。

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写真:磯本 歌見

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フードのほか、お弁当を入れてオシャレに持ち運べるバスケットや保冷バッグなど、ピクニックを楽しむ雑貨も販売しています。このかごに入れて、海まで行って食べたら、まさに「おしゃピク」を楽しめるはず。

地元産品を使った手作りメニューがポイント

地元産品を使った手作りメニューがポイント

写真:磯本 歌見

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「わんぱくサンド」(380円)です。地元のパン屋「nico」のしっとりとしたミルク食パン「角食」に、自家製スモークチキンと目玉焼き、紫キャベツ、レタス、きゅーりなどをたっぷりとサンド。大きい口をあけないと食べれない、まさにわんぱく向けのサンドです。ヘルシーなスモークチキンと野菜で見た目よりあっさり。意外とペロリっと食べられてしまいます。

地元産品を使った手作りメニューがポイント

写真:磯本 歌見

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「赤穂の塩むすび」(梅・鮭 各160円)

塩の産地らしく、地元の塩の製造会社と一緒に、おにぎりに適する塩分濃度にもこだわった塩むすびです。もちろん、自家製米を使っていますよ。

地元産品を使った手作りメニューがポイント

写真:磯本 歌見

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今回研究を重ねて作った新メニューがこちら。「糀スムージー(マンゴー、いちご)」(各750円)です。地元の酒蔵「奥藤酒造」に自家製米を持ち込んで作った糀の甘酒スムージーです。砂糖不使用でヘルシーなドリンクは、テイクアウト用のかわいい容器入り。フルーツの鮮やかなマーブル模様で、まさにインスタ映えしそうです。

<nonki picnicの基本情報>
住所:兵庫県赤穂市坂越2190
電話番号:0791-25-5444
営業時間:土・日曜、祝日11:00〜17:00

紡木にも寄ってお買い物を

紡木にも寄ってお買い物を

写真:磯本 歌見

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同じ「坂越大道」沿いにある「紡木(つむぎ)」です。こちらも昭和初期の町家をセルフビルドしました。

もともと「暖木」に置いていたものをこちらに移動してきたので、テイストは同じです。手仕事のものが好きなので、作家ものの器やアクセサリー、古道具などがメインのラインナップです。

紡木にも寄ってお買い物を

写真:磯本 歌見

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クラフトフェアで会った人など、作品を置く作家さんは15〜20人。それらの作家さんの作品を取り上げる企画展は1.5カ月に1回程度開催しています。

紡木にも寄ってお買い物を

写真:磯本 歌見

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2階の洋服コーナーです。国産のオーガニックコットンのカットソーが人気で、同じものを色違いで何回も買いに来るファンもいます。
押し入れや床の間、鴨居をうまく使ったディスプレイも素敵ですね。

<紡木の基本情報>
住所:兵庫県赤穂市坂越2061
電話番号:0791-25-4622
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火・水曜

カメラ片手に巡ってみて

暖木が手がけるお店はおしゃれで、どこを切り取っても絵になりますし、海あり山あり町並みありで、坂越の町はフォトスポットがいっぱい。小さな路地も趣きがあります。ぜひ、カメラ片手に巡ってみてください。

2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/08/01 訪問

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