世界遺産「白神山地」を青森県側から楽しむ玄関口。それがアクアグリーンビレッジANMONです。お土産屋さんとなっている建物の前には広い駐車場があり、ここに車をとめて暗門渓谷ルートに徒歩で進みます。
駐車場からすぐの場所に暗門橋がありますので、渡ってください。橋の上から清らかな水の流れを見ることができますので、ぜひとも下を覗いてみてはいかがでしょうか。
暗門橋を渡りすぐに右折。そこから暗門渓谷ルートが始まります。付近に公衆トイレがありますので、必要に応じ利用してください。
白神山地でトレッキングをするために、入山手続きを行いましょう。入り口に受付がありますのでここで指定の用紙に住所、氏名などを記入します。そしてレンタルのヘルメットを着用しますがこれは安全対策です。係員の指示に従うようにしてください。
手続きを済ませ奥に進むとすぐ左側に水飲み場があります。その正面側で右奥に続く道が遊歩道となり、ブナ林の中を川の流れを横に見ながら進むことになります。
遊歩道はコンクリートで整備された部分が多くあり、とても歩きやすくなっています。砂利道や少し岩場を歩く個所もありますが、全体としてとてもよく整備されているといえるでしょう。
暗門の滝観光の見どころは複数ある見事な滝です。まず目指すのは第3暗門の滝、続いて第2暗門の滝となります。滝は第1暗門の滝までありますが、通常観光できるのは第2までです。
第1暗門の滝は沢を上るコースもあり上級者向け。なお、暗門渓谷ルートでは安全上の理由から部分的に通行禁止となっていることもありますので、現地でしっかりと確認をしてください。
遊歩道を歩いていると、道幅がとても狭くなる箇所があります。人のすれ違いが出来ないこともありますので、そこは山での譲り合い。お互いに気持ちよく自然を楽しむようにしましょう。
渓谷の中には様々な草花生えています。時に足元を見てみるのも素敵な時間となるのではないでしょうか。
登山道入り口から約50分、2.25kmで第3暗門の滝に到着です。高さは約26mで、流れ落ちる水の音は豪快そのもの!滝の手前で撮影していると多数の水しぶきが飛んでくるのです。
ここから第2暗門の滝に向かうには手前にある幅の狭い板の橋を渡ることになります。足元に注意の上、進みましょう。
橋を過ぎた後は階段を上がり進みますが、この先に滝に虹がかかるポイントがあるのです。
第3暗門の滝から階段を上がる途中で滝を見下ろせる場所があります。そこにかかる虹を見ることができればとてもラッキー!
なぜラッキーとなるのでしょうか。それは基本的に虹が出るのは太陽光の方向により午前中の約1時間半程度となります。条件が整ったときの自然が織りなす美しさですから、必ず出るものではありません。それらのことから虹を見ることができればラッキーといわれているのです。
第3暗門の滝にかかる虹の横を過ぎて約10分、約0.23kmで到着するのがと第2暗門の滝です。滝の高さは約37mとなりますが、第3暗門の滝よりは遠くに位置していることから高さよりもパノラマ的な広さが魅力といえるでしょう。通常はここが折り返し地点。休憩だけではなく、水分補給も忘れずにしておいてください。
この先には第1暗門の滝への道がありますが、そちらは上級コースとなりまた通行止めになっている場合が多くあります。自然の中では自分の体調だけではなく現地の指示に従うことが重要ですので、通行止めの表示がある場合は入らないようにしましょう。
そして帰り道もありますので、くれぐれも安全に留意の上、楽しい思い出が残る暗門渓谷ルートとしてください。
最後にその他の青森県の観光案内です。南部と津軽地方の間には八甲田山系があり見どころ多数。また有名な霊場「恐山」やキリストの墓伝説のミステリースポットもあります。詳細な案内を下記の関連MEMOにリンク設定していますので、ぜひ参考としてみてください。
住所:青森県西目屋村川原平字大川添417
電話番号:0172-85-3021(アクアグリーンビレッジANMON)
アクセス:JR奥羽本線弘前駅から車で約1時間
※在来バスでも移動可能
電話番号:0172-37-0022(弘南バス株式会社。通常は6月1日〜10月31日)
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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