写真:鮎川 キオラ
地図を見る3000m級の山々が連なる「日本の屋根」こと北アルプス。その中を長野県側の扇沢駅から富山県側の立山駅まで、6つの乗り物に乗り継ぎながら横断する山岳ルートです。
標高2500mの世界へこんなに簡単にアクセスできるなんて凄い!!の一言です。雲海を望むこともあり、「雲の上の人!?」になれたりもします。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る夏休みが終わり、9月下旬より一気に色づきはじめる室堂付近。室堂平から上は、森林限界地帯となる為、荒涼とした山肌と室堂平の錦のコントラストが見事です。天候によっては、雪化粧をした山肌と紅葉を楽しむことができます。
古くは万葉集にも歌われた立山連峰。江戸時代には山岳信仰の中心として多くの修験者がこの山を目指しました。刻々と表情を変える雄々しい山並みや雲海を目にすると、確かに神々の存在を感じてしまうほどの風景に出会えます。風光明媚な天空の世界をぜひ堪能下さい。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る室堂からの富山県方面へ降りていく美女平行の約50分の高原バスは、まさに紅葉前線との追いかけっこが車窓より楽しめます。標高約2,500mの室堂から標高約1,000mの美女平は、その標高差1,500m。バスの振動が心地よくウトウトしている乗客が多いのですが、絶対寝ちゃダメ〜!!
2012年10月7日の時点で弥陀ヶ原の紅葉は見ごろを迎えたばかり。場所によっては緑がかった赤や黄色の木々もありましたので、これから色彩を深めていきます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る室堂から長野県側へ降りていく山肌も、上から麓へと染めていく紅葉の美しいグラデーションを堪能することができます。こちらは、大観峰から黒部平間を運行するロープウェイからの景観です。
約500mの高低差を一気に登り、紅葉だけでなく遠くに見える山並みなど空中散歩を楽しめる、アルペンルートのハイライトでもあります。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る黒部ダムまで降りてくると、紅葉はまだまだです。例年の見ごろは10月中旬からですが、今年は全体的に10日前後遅れているそうです。紅葉の見頃はまだですが、豪快なダムの放水は10月15日までとなります。
毎秒10トン以上の放水は迫力満点です。放水時の霧状のしぶきが顔にかかることもしばしば。マイナスイオン全開です。運よく虹のかかる黒部ダムに遭遇できました。
立山黒部アルペンルートの見どころと現在の紅葉前線を急ぎ足でご案内いたしました。別の記事で、お勧めの見どころを細かく紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
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この記事を書いたナビゲーター
鮎川 キオラ
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(2025/2/11更新)
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