写真:成瀬 亜希子
地図を見るJR秋葉原駅から徒歩6分ほど。電気街の中央通りから路地を入ったところに位置するのが、ライフスタイルホテル「ノーガホテル 秋葉原 東京」です。
秋葉原の喧騒がすぐ近くにありながら、緑があふれるスタイリッシュな外観のホテル周辺は、とても静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
ノーガホテルは「地域との深いつながりから生まれる素敵な経験」をコンセプトとしており、秋葉原では「⾳楽、アート、⾷」を存分に楽しめるホテルになっています。
2階のホテルロビーでは、個性的なアートの数々がゲストを迎えてくれます。
アートの選定は「IDEE」創始者の黒崎輝男氏と、大矢知史氏によるキュレーションチーム「BLACK LAB」、旧練成中学校を活かしたアートセンター「3331 Arts Chiyoda」が担当。
秋葉原の歴史や文化からヒントを得て、街の再解釈を試みた現代アートを展示。ホテルにいながらギャラリーを訪れたような気分で作品を楽しむことができるんです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る客室は全120室。デラックスツイン、スーペリアツイン、ツイン、スーペリアダブル、ダブルの5タイプを用意しており、様々なシチュエーションで利用できます。
写真の「デラックスツインルーム」は、ベッドルームとリビングルームが一体となった約35平米の空間。シンプルかつ温かみのあるインテリアが広がります。
螺旋状のフィラメントを用いた照明や、カーテンではなく敢えてブラインドを設置するなど、レトロでヴィンテージな要素もポイントとなっています。
ベッドのマットレスは「シモンズ」、羽毛ピローは「アトモスフェール・ジャポン」を採用するなど寝具にもこだわっており、翌朝までぐっすり眠ることができますよ。
特に注目したいのは、ホテル共用部分から全客室に至るまで設置された高音質のオーディオ。秋葉原が音楽の文化を担った側面から「音」にこだわりを持っているんです。
全客室にはBluetoothのスピーカーを用意。さらにデラックスツインルームでは、それぞれの客室に日本でも希少なヴィンテージスピーカーを導入しています。
そのためホテルオリジナルの楽曲でクリアな音を楽しんだり、自分のお気に入りのドラマや映画で臨場感のある音の世界を体験できるんです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るデラックスツインルームのバスルームには、レインシャワーとハンドシャワーの2つを設置。広々としたバスタブも付いているので足を伸ばしてゆったりと寛げます。
洗練されたデザインのルームウェアは「アトモスフェール・ジャポン」によるもの。柔らかい生地で作られているので着心地も良くリラックスして過ごせますよ。
ホテルの客室やダイニングでは、地域の企業やデザイナーとコラボしたオリジナルプロダクトを用意。宿泊時に使ってみて気に入ったらフロントで購入できるんです。
バスアメニティは、台東区谷中のオーガニックスキンケアブランド「OSAJI」。フローラルな香りと爽やかな洗い心地で、1日の疲れを優しく癒してくれます。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るパウダールームの洗面台で目を引くのは、台東区鳥越のデザインブランド「SyuRo」が手がけた真鍮製のアメニティボックス。
上品な光沢感と重厚さを併せ持つ真鍮は、使い込むほどに味のある色合いや質感に変化していくのが特徴。ホテルだけではなく自宅でも使いたくなってしまいますね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るホテルのカードキーやドライヤーバッグは、「デザインとしての家紋」をコンセプトにした紋意匠デザインを手がける台東区上野の工房「京源」によるもの。
家紋は円と直線のみで描かれていることから、同様の手法でスピーカーやドライヤーを表現。シンプルながら家紋職人の技を感じるデザインとなっています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る館内にはゲストが気軽に交流できるラウンジもあります。
秋葉原の電気街を思わせるネオンの下にはフットボールテーブルを設置。ホテルカラーでカスタマイズされており、緑色は秋葉原店、赤色は上野店となっています。
ゲームの上には透明なテーブルが設置されており、お酒を飲みながらプレイを楽しめますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るさらにDJブースを備えたラウンジにはテーブル席やソファー席も。今後の状況によっては定期的に音楽イベントを開催する予定もあるそうです。
テーブルには最新のライフスタイルホテルやデザイン、カルチャー系の雑誌も用意されているので、気になった本は自由に読むこともできるんです。
晴れた日はリゾート気分を味わえる緑あふれるテラス席もおすすめです。
1階のオールデイダイニング「PIZZERIA & BAR NOHGA」では、スパニッシュイタリアンをテーマに独自のセンスを融合させた創作料理を提供しています。
入り口付近で気軽に軽食を楽しめるバーゾーンから、ゆったり落ち着けるレストランゾーンまで、様々なシチュエーションに合わせて利用できますよ。
こちらのダイニングでも「木村硝子店」によるワイングラス、「ALLOY」のカトラリーレストなど、近隣地域とコラボしたプロダクトが使用されています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る店内の一角はオープンキッチンとなっているのも見どころ!
看板メニューのピッツァやフォカッチャは、イタリアのナポリから輸入した薪釜で焼き上げており、スタッフが作業している姿に思わず目を奪われます。
例えばピッツァは460度の高温で一気に焼き上げることで、表面はサクッと仕上がり、中身はもちもち食感というバランスの良いピッツァが出来上がるそうです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る朝食ではフォカッチャを提供していますが、まず驚くのはこの大きさ!
見た目のインパクトだけでなく、半分に割った時の中身と空洞のバランスが良かったためこのサイズになったとか。焼きたての香ばしさとふかふかな食感がたまりません。
卵料理は6種類の中からスタッフさんおすすめのイスラエル料理・シャクシュカを。とろ〜りとした卵のまろやかさと、ほのかにスパイシーなトマトソースがクセになります。
フォカッチャはそのまま食べてもおいしいですが、卵料理の黄身をつけたり、サラダやハムを挟んでみたり…、自分の好きなようにアレンジできますよ。
秋葉原らしい音楽やアート、食までいろいろな要素を楽しめる「ノーガホテル 秋葉原 東京」。地域の企業やデザイナーとコラボしたオリジナルのプロダクトも必見です。シンプルながら洗練されたデザインで、日常のシーンでも使いやすいものばかり。ホテルで過ごした時間だけでなく、帰宅後もホテル気分を満喫できそうです。
取材協力:ノーガホテル 秋葉原 東京
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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