写真:松田 朝子
地図を見るマリオット・インターナショナルの中ではカジュアルなカテゴリーのホテル、アロフトは、現在世界25以上の国と地域で計175軒以上が展開されています。
全てに共通しているのは、従来のホテルとは一線を画すエッジの効いたデザイン、人々の交流を促すオープンなスペース。そして最先端のテクノロジーを駆使した空間では、 定期的なライブ・コンサートシリーズ「Live@Aloft」などを開催しているなど、泊まる以外の楽しみもある、個性強めのライフスタイルホテルなのです。
提供元:アロフト東京銀座
https://www.marriott.co.jp/tyoalアロフトの日本初上陸地は銀座6丁目、みゆき通りと昭和通りの角。このあたりは半世紀前、ストリートカルチャーを生んだ「みゆき族」誕生の地でもあります。
みゆき通りに面したメインエントランスは、アロフトストライプと呼ばれるストライプ模様の壁がお出迎え。反対側は鏡になっているので入って早々、ここは撮影スポットにも。
RE:MIXという名前のロビーラウンジは、一般的なホテルのロビーとは違った、人々の交流を促すオープンなスペース。広々とした空間にはハイテク系、アート系のオブジェもいろいろ。館内のアートは全てここでしか見られないオリジナル作品です。なので、銀座のギャラリー巡りの気分で立ち寄るのもいいでしょう。天井には、多面体のスクリーンに映し出された日本の風景も。斬新な中にも日本らしさが散りばめられています。
写真:松田 朝子
地図を見るRE:MIXには大きなテーブルも置かれていて、こちらもオープンスペースです。パーテーションには、イタリアンレザーでできた暖簾がかけられており、和洋のモダンな融合が楽しめます。
また、ロビーにはチェックインカウンターもありますが、マリオットのロイヤリティプログラム、マリオットボンヴォイ (Marriott Bonvoy)会員はマリオットボンヴォイのアプリを使ってモバイルでチェックイン、そしてスマホをルームキーとして使うことも可能とのことです。
写真:松田 朝子
地図を見る館内にはいたるところにアートスポットがあります。1階エレベーター横には、ウェルカムアートとして、「銀座GATE」という銀座をモチーフにしたプロジェクションマッピングが。映像にはネオンきらめく銀座通りの夜景も登場し、エレベーターに乗ることを忘れて見入ってしまいそうです。
写真:松田 朝子
地図を見る部屋数はスイート4室を含めて計205室。どの部屋もモダンでスタイリッシュ、そして銀座愛を感じる仕掛けが随所に。各部屋の壁紙の一部に使われているのは、昔「みゆき族」が抱えていた紙袋がモチーフのアートです。近くで見ると、紙袋の背景は、昔の銀座の街並み。さらに、シルクハットやステッキ、アドバルーンなど、昔の銀座のアイコニック的なものが所々に描かれています。
提供元:アロフト東京銀座
https://www.marriott.co.jp/tyoalモノトーンが基調のスタンダードルームの壁紙は、「銀座」と「御幸通」という漢字をモチーフにしたアート作品。そしてテーブルも歌舞伎座と銀座のネオンをフィーチャーしたドロッピングアートと、細部にこだわっており、銀座モダンアートの夢が見られそうです。
スイートは4室とも各フロアの同じ位置にあり、窓からはスカイツリーが見えます。色彩溢れるアートの部屋は、間仕切りにガラスブロックを使っており、斬新な中にも古き良き銀座の建築物を思わせてくれます。クラシカルなレコードプレーヤーが置かれている部屋もあり、レコードはフロントで貸し出しもしてくれます。全ての部屋にはレインシャワー付きのシャワーブースがありますが、バスタブがあるのはスイートのみとなります。
活気ある交流の空間に重きをおくアロフトでは、宿泊者でなくとも楽しめるスポットもいろいろ。1階の「W XYZ Bar」は、バーカウンターのみならず、凝ったライティングの席や、ボックスシート、広いソファ席などがあって、どこに座るのも自由。
写真:松田 朝子
地図を見る「W XYZ Bar」では、ライブや音楽イベントなども行う予定です。世界中のアロフトホテルで行われている「Live@Aloft」は、有望なアーティストによるアコースティックコンサートのシリーズです。そこではビッグネームを呼ぶのではなく、ローカルなグループをピックアップするので、地域の文化の活性化にも役立っています。そのライブから、メジャーなグループが生まれたこともあるといいます。
ちなみに「W XYZ Bar」は世界のアロフト共通のバーの名前です。
写真:松田 朝子
地図を見る2階の「The WAREHOUSE」は、階下のバースペースから吹き抜けになっているオールデイダイニング。朝はブレックファストセット、昼はプリフィクス、夜はワインなどの飲み物とともににアラカルトのメニューが楽しめます。また、夜は交流の場として、ゆったりとした時間を過ごすことも。インダストリアルデザインが特徴的な店内は、ウォールアートなど、フォトスポットには事欠きません。
提供元:アロフト東京銀座
https://www.marriott.co.jp/tyoal屋上階にはルーフトップバー「Roof Dogs」があります。ここでは、ビールやシャンパン、スパークリングワインといった泡系のドリンクの他、ホットドッグなどの軽食も。
銀座の夜景を楽しめるスポットとしても使えそうです。
アロフトホテルは、銀座の古き良きものを取り入れた、斬新なアート空間とも言えます。インターナショナルに生まれ変わった、現代の「みゆき族」が銀座の街を闊歩す日も、そう遠くないのかもしれません。
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/8更新)
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