写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る信州で食べたいグルメと言えば、まずおそば。
暑い時期はツルツルとしたざるそばに心惹かれますが、おいしいお店を探すのが大変です。
グルメサイトを参考にしようにも、人気上位のお店は大行列覚悟だったりかなりの僻地だったりするので、二の足を踏んでしまいます。
でも、安曇野には穴場の名店があります!
安曇野ICから車で3分と利便性抜群ながら、道の駅(安曇野スイス村)の駐車場の隅という穴場感あふれる立地。
松本に本店のある老舗そば屋「古ばやし」の支店、「古ばやし安曇野庵」です。
失礼ながら、いざ店舗を目の前にすると「本当においしいのだろうか…」と不安になります。
しかし、ご安心ください。
細くて白くて、噛めば噛むほとおそばのうまみを感じられる麺。
サクサクでボリュームのある天ぷら。
よほどのそばマニアならいざ知らず、「おいしい!」と大満足できるはずです。
ちなみに、人気の「天ざる」は天ぷら+もりそば1枚。
でも、もりそば2枚の「もり」にして、おそばで満腹にするという選択肢も捨てがたい。
こういう悩みは旅の醍醐味なので、心ゆくまで迷いましょう。
ハイシーズンのお昼時は行列もできますが、開店前から競争して並ぶほどではありません。
12時前に着けばそう長く待つことはないので、時間の計算もしやすいです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「古ばやし」から車で30分くらいの場所に「ブルーベリー安曇野」があります。
(例年6月末から10月半ばまでの営業。苗木販売は通年。)
りんごや桃と違っていくらでも食べられるのがブルーベリー狩りの魅力ですが、時間制限があったり持ち帰りの値段が高かったりする果樹園が多いのも事実。
ですがここは、時間無制限で食べ放題、しかも400gのおみやげ付きで1,000円!(※)
スーパーで売っている生ブルーベリーは50gで200円くらい、冷凍ブルーベリーは200gで300円くらいなので、それと比べるとこの1,000円は破格です。
なんと30種類以上も生育されており、背の低い木もたくさんあるので子どもも楽しめます。
味の違いも楽しみながら心ゆくまでブルーベリーを食べてくださいね。
この果樹園を満喫するにあたっての注意点は2つ。
1つ目は、園主が丹精込めて育てたブルーベリーであることを忘れないこと。
子どもだからと言って摘んだ実で遊んだり、枝を折ったりはご法度。
食育としつけのチャンスと捉えて、食べられるぶんだけ大切にいただきましょう。
2つ目は、400gという量を甘く見ないこと。
空のパックを見ると簡単に思えますが、ブルーベリーは小粒なのでなかなか埋まりません。
先に持ち帰り用を確保してから食べることをおすすめします。
小さい子連れの場合、子どもの分も親が摘むことになるので覚悟が必要です。
「これはレジャーではなくて収穫だ!」と言いたくなるようなブルーベリー狩り。
どれだけコストパフォーマンスが高いか、おわかりいただけるのではないでしょうか。
※2014年度も入園料は据置き予定とのこと。
小学生以下の子どもは200g付きで500円。
靴を履いて歩いて入園できる子どもは年齢にかかわらず有料です
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る安曇野から乗鞍高原へは車で1時間ほど。
標高が高くて涼しいので、安曇野観光のあとで乗鞍高原に宿泊する方も多いと思います。
冬場はスキー客でにぎわう「いがやスキー場」内にあるのが、2014年で20周年を迎えるハム・ソーセージ工房「シュタンベルク」。
ドイツ、スイスで修業をしたマイスターが、ドイツの伝統製法を守って丁寧に造っています。
テレビ等のメディアにもときどき紹介されるお店で、信州物産展のようなイベントに出展されることもあるようですが、長野まで来たら工房の直売で購入してみたいもの。
夏季は毎日営業しているので狙い目です。(※)
おみやげ用や、自宅で焼いて食べるためにはソーセージ。
夜にホテルでおつまみにするためにはハムを。
小さなパックで売っているので、いろんな種類が試せるのも嬉しいです。
地元の信州豚を使い、保存料や添加物を使用していないハムとソーセージはどれも絶品!
「ドイツで食べたソーセージよりおいしい」と言われることもあるそうです。
乗鞍高原に行くときは、保冷バッグを忘れないようにしましょう。
※春・秋は土日祝のみ、冬季は不定期の営業です。
おつまみ用のハムを手に入れたら、欲しくなるのはおいしいパン。
乗鞍高原で人気の高かった「ル・コパン」は残念ながら閉店してしまったようですが、おいしいパンはほかにもあります。
「ブロート・ヒューゲル」という松本が本店のお店なのですが、7月と8月は移動販売車が乗鞍高原にやってきます。(※)
ドイツパンと言うと酸味のあるライ麦パンのイメージが強いですが、こちらはメロンパンやあんぱん、デニッシュといった菓子パン、チーズやソーセージのお惣菜パンも豊富。
もちろんカンパーニュやライ麦パンもあり、スライスしてもらうこともできます。
いがやスキー場の近くには信州ワインや地ビールを売っているスーパーマーケットもありますので、お酒好きな方はそちらにも立ち寄ると完璧ですね。
※移動販売の日時や場所はお店に問い合わせてみてください。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るさて、最後におすすめの宿泊施設「ペンションマドンナ」をご紹介します。
本格フレンチを謳いつつ、家庭料理の域を出ていないことも多いのがペンションのお料理。
お料理を期待して行ったのに残念だったという経験をした人も少なくないと思います。
そんななかにあって、こちらのお料理は地元の食材を生かしながらもきちんとプロの味!
また、奥さまがお料理に合わせて出してくださる「ワインのコース」も要チェックです。
ワインのコースと言いながらも、ゲストがお酒好きと見ると「おそばのサラダには日本酒にしましょうか」と、柔軟に提案してくださることもあります。
テーブル席の食堂ですが、乳幼児も歓迎で、最年少記録は3ヶ月の赤ちゃんだとか。
和室もありますし、洋室でも「ベッドは自由に動かしてください」と言っていただけます。
お風呂も家族でゆったり入れますし、夜は星空を眺めたり花火をしたり。
芝生にはトランポリンまであるので、子どもが夢中になること間違いなし!
カップルでも家族でも、何度もリピートしたくなるペンションです。
おそば、おやき、はちのこ、味噌…
信州グルメのイメージはそれくらいかもしれませんが、実は美食の宝庫です。
初めての方はもちろん、「スキーでしか行かないな」「10年前に行ったきりだな」というような方も、この夏はぜひ安曇野&乗鞍へ行ってみてくださいね!
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(2023/12/6更新)
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