写真:car min
地図を見る露天風呂番付で「西の横綱」にランクされている「砂湯」は湯原温泉のシンボル。湯原ダムの下流に位置する、川底から湧き出る天然の大露天風呂。温度の異なる三つの湯舟、美人の湯、子宝の湯、長寿の湯を楽しむことができます。
温泉は湯量が多く、良質なアルカリ性の高い泉質で肌ざわりがなめらか。横を流れる川や対岸の景色を眺めがらお湯にゆったりつかって日頃の疲れを癒すのもいいですね。
<基本情報>
住所:岡山県真庭市湯原温泉9-3
電話番号:0867-62-2526(湯原観光情報センター)
アクセス:湯原温泉バス停より徒歩約15分
営業時間:24時間
料金:無料
※男女混浴のため、女性は湯浴み着の利用がおすすめ(湯本温泉館や観光情報センター、宿泊先の宿にてレンタル可能)
写真:car min
地図を見る湯原温泉街の中心を流れるのは、岡山の三大河川の一つである旭川。源は湯原温泉から約30Km離れた、真庭市蒜山の朝鍋鷲ヶ山から流れ出し、その澄んだ水中には国の特別天然記念物であるオオサンショウウオが生息しています。
写真:car min
地図を見る特別天然記念物オオサンショウウオは、この地域では「はんざき」と呼ばれています。体が半分にさけても(はんざき)生きていると伝えられていることが名前の由来。
「はんざき」が生息する、この湯原地域ならではの逸話がある「はんざき大明神」。その昔、近辺で悪さをしていた10mもの大きさの「大はんざき」がいました。勇気ある村の若者が、この「大はんざき」を無事に退治。その後、祟りを恐れた村人が、この地に祠を作ってお祀りし、祟りを治めたといわれています。
<基本情報>
住所:岡山県真庭市豊栄1530
電話番号:0867-62-2011(真庭市湯原振興局)
アクセス:湯原振興局前バス停より徒歩1分
写真:car min
地図を見るこのお祀りは今は、はんざき祭りとして残り、湯原温泉の夏の風物詩となっています。「はんざきセンター」の斜め向かいに鎮座している「大はんざき」の山車は、この夏祭りで使われる物。巨大な山車は二体あり、昔に暴れたことを思うと怖さもありますが、じっくり見ているとどこか愛嬌のある表情にも見えてきます。
<基本情報>
住所:岡山県真庭市豊栄1530
電話番号:0867-62-2011(真庭市湯原振興局)
アクセス:湯原振興局前バス停より徒歩1分
写真:car min
地図を見るはんざき大明神、はんざき山車を見た後は、同じ敷地内にある「はんざきセンター」へ。不思議な生物「はんざき」を自然に近い状態で観る事ができ、生態などを知る事ができます。
写真:car min
地図を見る「はんざき」は夜行性な特性に加え、見つけにくいことから自然の中では観察が難しい生物。「はんざきセンター」(オオサンショウウオ保護センター)には、大型の水槽が設置され、その生態を間近に観察することが可能。大きい物では、体長120センチ、体重11sの物が飼育されています。
展示されている「はんざき」は、水槽の中ではほとんど動かないので、眠っているのかと思う程。じっくり見ると、微妙に手足が動いていたりします。顔にある小さな目の位置や、指の数が違う前足と後ろ足など、その特性を間近で確認してみましょう!
写真:car min
地図を見る円形の水槽は川の中のようになっていて「はんざき」の住む環境を再現。水が流れるように円の中を動いているので、アクティブな「はんざき」を見ることができます。お腹や背中などかぶりつきの状態で見られるので、ついつい時間を忘れて見入っているかもしれませんね。
写真:car min
地図を見るその他センター内には、「はんざき」の幼体(こども)がいたり、骨の標本や産卵場を再現したジオラマ、生態についての説明などが盛りだくさん。「はんざきセンター」を出る頃にはじわじわと「はんざき」の魅力の虜になっているかも!?
<基本情報>
住所:岡山県真庭市豊栄1530
電話番号:0867-62-2011(真庭市湯原振興局)
アクセス:湯原振興局前バス停より徒歩1分
営業時間:9時〜17時
定休日:年末年始
写真:car min
地図を見るゆばら湯っ足り広場は、旭川のほとりに位置し、駐車場、公共トイレを備えた、旅の途中で立ち寄れる休憩場所。そこには総幅延長約26メートル「はんざき足湯」が設けられていて、一度に50人が入ることも可能。
写真:car min
地図を見る足湯の真ん中には、腰にタオルを巻き、ちょこんと座っている「はんざき」の姿も。横に流れる旭川の流れを見たり、清流の音を聞いたりしながら、ゆったりした時間を過ごせそうですね。湯ったり広場には他にも「はんざき」モチーフの物もあるので探してみてくださいね。
<基本情報>
住所:岡山県真庭市豊栄1553-5
電話番号:0867-62-2011(真庭市湯原振興局)
アクセス:湯原大橋バス停から徒歩1分
営業時間:
夏季(4月から10月)7時〜21時
冬期(11月から3月)9時〜18時
料金:無料
写真:car min
地図を見る温泉街の中ほどを流れる田羽根川。この川を中心に「はんざき」が生息しており、澄んだ水が旭川へと流れ込んでいます。川の上には赤い色が目を引くつづみ橋が。
写真:car min
地図を見るつづみ橋のたもとにあるのが、頭に花をつけた「はんざき」がシンボルの「手湯足湯・つづみ湯」。湯原温泉の泉源より引き込んだ温泉は、足だけでなく手も温めることができ、 四肢を同時に温められるので、足湯だけより体がポカポカしてきます。
<基本情報>
住所:岡山県真庭市湯原温泉
電話番号:0867-62-2526(湯原観光情報センター)
アクセス:湯原温泉バス停から徒歩3分
営業時間:深夜から早朝は利用できません(時間は不定)
料金:無料
湯原温泉地域に生息するオオサンショウウオは「はんざき」、時には「はんざきちゃん」と呼ばれ、地域で親しまれ大切にされています。各旅館のお土産コーナー、湯原観光情報センター、湯本温泉館等には、湯原ならではの「はんざき」グッズのお土産も。
「はんざき」の形をしたチョコレートや、地元蒜山の新鮮なジャージー牛乳を使用したサブレなどのお菓子。岡山ならではの備前焼で作った「はんざき」の形をした箸置きなども。地元の方が作った木製コースターやアクリルたわしなど、ここでしか手に入らない手工芸品は見逃せません。
温泉街にはまだまだ色々な場所に「はんざき」のモニュメントがあったり、看板にその姿があったり、宝探しのように見つけるのも街歩きの楽しみです。湯原温泉でお気に入りの「はんざき」を見つけてくださいね。
住所:岡山県真庭市湯原温泉
アクセス:岡山駅東口より中鉄北部バス「高速・勝山線」乗車、勝山終点下車(岡山駅から約1時間50分)。真庭市コミュニティバス『まにわくん』37系統(蒜山・久世ルート)乗り換えで約35分。その他、大阪、広島から高速バスあり
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/8更新)
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