厄坂に厄を落として本気の厄除け!四国第23番霊場・薬王寺

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厄坂に厄を落として本気の厄除け!四国第23番霊場・薬王寺

厄坂に厄を落として本気の厄除け!四国第23番霊場・薬王寺

更新日:2014/07/02 11:20

凜風 杏花のプロフィール写真 凜風 杏花 ライター

四国八十八ヶ所霊場で「発心の道場」といわれる徳島県。その第二十三番札所「薬王寺(やくおうじ)」は厄除けの寺として全国的に有名で、なんと年間100万人以上もの参拝者が訪れるんです! 特に厄坂と呼ばれる石段に、一段ごとにお賽銭を置きながら厄を落としていく様子は独特☆ 病気平癒を願う参拝者も多い薬王寺を、厄除けスポットを中心にご紹介します。

女厄坂・男厄坂・還暦厄坂

女厄坂・男厄坂・還暦厄坂

写真:凜風 杏花

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薬王寺境内には三つの厄坂があります。仁王門を入り、下から順に、女厄坂33段、絵馬堂から本堂への男厄坂42段、そして瑜祇塔へと続く男女還暦厄坂61段。厄坂石段の下には、小石に書かれた薬師如来の経文がおさめられているので、一段づつ一円玉を置きながら登って厄を落としていくんです。

厄年ではない参拝者も、自分の年の数だけ一円玉を置きながら上がっていく方が多く、初詣ではたくさんの硬貨で石段が埋まってしまうほど! もちろんお賽銭ですから、五円、十円など他の硬貨でもよいとのことで、納経所では両替もして頂けます。結構急な石段ですから、一段づつ踏みしめながらゆっくりと上がっていきましょう。

二つのご本尊で倍のパワー!

二つのご本尊で倍のパワー!

写真:凜風 杏花

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「医王山無量寿院薬王寺」は、神亀3年(726年)行基菩薩が聖武天皇の勅願を受け建立され、その後、弘法大師が本尊の厄除薬師如来を刻んで開基しました。高野山真言宗の別格本山とされる由緒ある寺院で、特に厄除の寺として全国にその名を知られています! ちなみに「別格本山」とは、大本山(または本山)に準じた待遇を受ける特別な格式の寺院のこと。

本尊は文治4年(1188年)の火災のとき、自ら飛び去って焼失を逃れたと伝えられています。堂塔が再建されて新たな本尊が彫られた時に、元の本尊も飛んで帰り後ろ向きに厨子に入ったため「後向薬師」と称されました。二体の本尊があるため、薬王寺では本堂の表と裏の両方から参拝できるようになっているんですよ!

石臼をついて厄除け祈願

石臼をついて厄除け祈願

写真:凜風 杏花

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絵馬堂にある石臼。この中にはお香が入っていて、薬師如来のご真言「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」を唱えながら、置いてある杵で自分の歳の数だけつけば、厄を払い、病気をせず長生きできると伝えられています。

薬王寺のいくつかの厄除けスポットで、自分の歳を数えるという行為を繰り返すうちに、今までを振り返り、感慨深い気持ちになるかもしれません。

鐘をならして厄落とし

鐘をならして厄落とし

写真:凜風 杏花

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「随求の鐘」は厄災消除の鐘。塔の中には大随求菩薩と宝瓶に仏舎利を入れたものが安置されています。書かれてある「大随求真言」を唱えながら、歳の数だけたたいてならせば厄が鳴り落ちると言われ、境内には参拝者のたたく柔らかい鐘の音が絶えず響いています。

肺病や諸病に効く霊水

肺病や諸病に効く霊水

写真:凜風 杏花

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弘法大師の石像が祀られた祠の足元から湧き出ているのは、ラジウムを含んだ霊水。涸れることなく湧き出す水は肺病などに効くといわれ、「肺大師」と名付けられています。本堂の裏手、見過ごしやすい場所にありますので、気をつけておいてくださいね。

観光の見どころは他にも!

「薬王寺」のある徳島県海部郡美波町は、NHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」の舞台になった町。他にも見どころがたくさんあります♪ JR日和佐駅構内の観光案内所では、無料の観光ガイドをして頂けることもあるので相談してみてください。

駅の改札と反対側に「道の駅日和佐」が隣接。そこから薬王寺はすでに見えていて徒歩5分ほど。薬王寺横には、弘法大師ゆかりの温泉までありますので、参拝の後にくつろがれるのもいいですね(^^) では、良い旅を!!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/22 訪問

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