写真:モノホシ ダン
地図を見る中門は、一山の総門である大門に対して、壇上伽藍の正門として南側入口に建っています。高野山開創まもない819年(弘仁10年)の創建。以来、焼失と再建を繰り返し、2015年(平成27年)の高野山開創1200年記念の主要事業として、172年ぶりに再建されました。
門には、四天王像が安置されていて、正面に配置されている持国・多聞の二天像は、1820年(文政3年)再建時のものです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る中門をくぐったところにある金堂は、弘法大師によって開創当時に創建。高野山一山の総本堂として、重要な行事のほとんどがここで行われます。現在の建物は、7度目の再建で、1932年(昭和7年)に再建されました。
入母屋造りで、「関西建築界の父」といわれる武田五一博士の手によって、耐震耐火を考慮した鉄筋コンクリート構造で設計、建立されました。御本尊の薬師如来像は、高村光雲作で秘仏。
なお、金堂と根本大塔は、特別な行事の開催時以外、内拝が可能です。このほかの諸堂や御社は、外観のみの拝観となります。
<金堂の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡高野町大字高野山132
電話番号:0736-56-3215
拝観時間:8:30〜17:00
拝観料:一般200円
写真:モノホシ ダン
地図を見る六角経蔵(ろっかくきょうぞう)は、1159年(平治元年)、鳥羽天皇の皇后であった美福門院得子が、夫の菩提を弔うために建立。現在の建物は、1934年(昭和9年)の再建。
基壇の把手を押して一回りすると、読経した功徳が得られると伝わります。
御社(みやしろ)は、弘法大師が819年(弘仁10年)に、高野山の守護神として、県内のかつらぎ町の天野にある丹生都比売神社から丹生明神と高野明神を勧請し、祀ったのが始まり。その後、もう一座「十二王子・百二十伴神」が勧請され、現在のような三社の形態になりました。
現在の社殿は、1594年(文禄3年)の再建で、重要文化財に指定されています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る古色蒼然とした佇まいが印象的な西塔は、根本大塔と対をなす重要な多宝塔。886年(仁和2年)、弘法大師の伽藍建立計画案である『御図記(ごずき)』に基づき、高野山第二世である真然大徳によって建立されました。
根本大塔の本尊が、胎蔵大日如来であるのに対し、西塔では、金剛界大日如来と胎蔵界四仏が奉安されています。現在の塔は、1834年(天保5年)の再建。
写真:モノホシ ダン
地図を見る御影堂は、弘法大師の持仏堂として建立されましたが、のちに大師の姿を描いた御影が祀られたことからこの名で呼ばれるようになりました。現在の建物は1848年(嘉永元年)、紀州藩徳川家によって再建されたものです。
御影堂は、高野山で最重要の聖域であり、限られた人しか堂内に入ることは許されませんでしたが、近年になって旧暦3月21日に執行される「旧正御影供」の前夜、外陣への一般参拝が許されるようになりました。
写真:モノホシ ダン
地図を見る三鈷(さんこ)の松は、金堂と御影堂の中間に、瑞垣で囲まれた松の木。弘法大師が日本で密教を広める聖地を占って、唐の国から法具の三鈷杵を投げたところ、この松の枝に引っかかっていたという伝説が残ります。
珍しい3本葉の松葉を探してお守りにすると、3つの福が授かるといわれています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る目にも鮮やかな朱色の根本大塔は、高さ約50m、弘法大師と高野山第二世の真然大徳によって創建。真言密教のシンボルとして、日本で最初に建立された多宝塔です。
本尊は胎蔵大日如来。四方に金剛界の四仏、周囲16本の柱には堂本印象画伯の筆による十六大菩薩、壁には密教を伝えた八祖大師が描かれ、堂内そのものが立体の曼荼羅として構成されています。
現在の建物は、1937年(昭和12年)に再建されたもの。内部を参拝して、立体曼荼羅の美しさ、荘厳さを体感してみてください。
<根本大塔の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡高野町大字高野山152
電話番号:0736-56-3215
拝観時間:8:30〜17:00
拝観料:一般200円
写真:モノホシ ダン
地図を見る真っ白な鐘楼に吊された大塔の鐘は、1547年(天文16年)に改鋳され、直径2.2m、重量は約6tもあります。改鋳当時は、国内で4番目に大きな鐘だったことから「高野四郎」とも呼ばれています。
現在でも毎日4時、13時、17時(春季彼岸中日より秋季彼岸中日までは18時)、21時、23時の5回に分けて山内に時を報せています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る不動堂は、1197年(建久8年)に創建された鎌倉時代の和様建築で、平安期住宅様式を仏堂建築に応用したもので、国宝に指定されています。現在の建物は、14世紀初頭の再建。
写真:モノホシ ダン
地図を見る東塔は、1127年(大治2年)、白河上皇の御願により創建。内陣には御本尊として、尊勝仏頂尊が奉安され、脇侍に不動明王、降三世明王が安置されています。1984年(昭和59年)、弘法大師御入定・1150年御遠忌を記念して再建されました。
写真:モノホシ ダン
地図を見る壇上伽藍めぐりのフィナーレは、蛇腹道(じゃばらみち)。東塔前から金剛峯寺方面へ向かう小道で、弘法大師が高野山の地形を東西に伏せる龍になぞらえ、この付近が龍のお腹にあたることからこの名がつきました。高野山屈指の紅葉の名所で、秋になると多くの参拝客で賑わいます。
壇上伽藍にお参りしたら、高野山一山の総門である大門にも行ってみましょう。高野山の西の入口にそびえる高さ25mの巨大な楼門で、重要文化財。現在の建物は1705年(宝永2年)に再建されました。門には、江戸中期に活躍した大仏師である運長と康意による金剛力士像が安置されています。
大門は、みどころがたくさんの壇上伽藍とともに、ぜひ見ておきたいスポットのひとつです。壇上伽藍からは徒歩約10分ほどで行けますので、ぜひ足を延してみてはいかがでしょうか。
<大門の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡高野町大字高野山
アクセス:高野山駅から大門南駐車場ゆきバスで約20分
車利用の場合は、大門南駐車場利用
住所:和歌山県伊都郡高野町大字高野山152
電話番号:0736-56-2011(高野山真言宗総本山金剛峯寺)
アクセス:高野山駅から大門南駐車場行きバスで、金堂前バス停下車すぐ または奥の院前行きバスで、千手院橋(東)バス停下車徒歩約5分
車利用の場合は、京奈和自動車道「紀北かつらぎIC」から約45分
中門前駐車場または金剛峯寺駐車場利用
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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