写真:瀧澤 信秋
地図を見る工業都市、ビジネス都市として知られる四日市市ですが、観光として訪れる価値の高い都市でもあります。最近ではB級グルメでも注目されており、中でも“とんてき”は全国区。各地からファンが訪れます。とんてきで有名なのが「まつもとの来来憲」。駅からは離れていますが行列の絶えない人気店です。
駅、と書きましたが、四日市市の玄関口としては“JR四日市駅”と“近鉄四日市駅”があります。両駅は1キロメートルほど離れており、歩くと15分〜20分ほどかかります。ただし大きな通りで結ばれており直線でアクセスできます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る四日市へ行ったら是非訪れたのが「湯の山温泉」。御在所岳の麓に開けた温泉地で、近鉄四日市駅から近鉄湯の山線の普通列車にて約30分で湯の山温泉駅へアクセスできます。
温泉街には御在所ロープウェイの駅あり御在所岳山頂まで行くことができます。日帰り入浴でオススメなのが希望荘。エントランスから施設までミニケーブルカーでアクセス。プチトリップ気分が味わえます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る前述のとおりJR四日市駅と近鉄四日市駅は離れていますが、圧倒的に賑やかなのは近鉄四日市駅側です。そもそも四日市へのアクセスは、名古屋駅から近鉄電車を利用するのが一般的で特急ならば1駅。本数も圧倒的に近鉄が多く、近鉄四日市駅周辺が栄え賑わっている理由がわかります。
近鉄四日市駅の近鉄百貨店側へ出ると、縦横にアーケード街が広がります。諏訪公園の辺りまで多くの商店や飲食店があり、四日市随一の賑わいをみせます。四日市グルメを丸ごと楽しむのならば駅周辺の中心部がいいでしょう。
都ホテル 四日市は百貨店とは反対側の出口で“ララスクエア”に隣接しています。隣接、と書きましたが、四日市都ホテルが中心に位置しており、さすが四日市市を代表するシティホテルの風格があります。広々とした車寄せもあり、こうした光景も高級ホテルならではでしょう。
地元の人々にもレストランや宴会、結婚式などで多く利用されているホテルらしく、多くの人々で賑わいます。こうした高級ホテルはアウェイな地を訪れる旅人にとっても安心感があるもの。ホテルの外観が見えた瞬間に思わずホッとしてしまいます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る都ホテル(都ホテルズ&リゾーツ)は、近鉄が母体の株式会社近鉄・都ホテルズの運営で、近畿・東海地方を中心に東京にもホテルがある大手ホテルチェーンです。都市を代表するフラッグシップホテルが多く、都ホテル 四日市もそんなホテルのひとつ。
外観はもちろん、エントランスから入って広がるアトリウムロビーもデラックス感満点。スタッフのホスピタリティマインドもさすがに洗練されています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る全体として落ち着いたトーンのインテリアで、調度品の質感の高さもデラックスホテルならでは。快適な客室か否かのポイントとして、デュべスタイルのベッドメイクか否かが挙げられますが、都ホテル 四日市は全室デュベスタイルベッドで快眠を約束します。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る窓からの景色は鈴鹿セブンマウンテンに伊勢湾とご当地屈指の眺望ホテルでもあります。客室面積も余裕があり、最も狭いセミダブルルームでも客室面積は20平方mとデラックスホテルの余裕を感じます。ファミリー向けの客室も充実しており、スタンダードツインルームで28.7平方m有し、デラックスツインルームになるとなんと40.2平方m、ウォークインクローゼットと二つの洗面台まであります。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る多彩な客室タイプを有しますが、中でもオススメなのがコンフォートツイン。機能性と快適性の高さが特徴です。三重県が誇る伝統工芸品をモダンにアレンジしたインテリアも特色。“伊勢型紙”をモチーフにした壁紙や“伊勢木綿”のアートパネルなど、コンセプト性の高い客室です。こうした客室にいると旅をしている気分が盛り上がるものです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るまた、コンフォートツインの大きな特色として“テーブル”があります。テレビが乗せられたボードに楕円形のテーブルが設えられている珍しい形態です。一般的な客室では壁伝いの長方形デスクといった形式ですが、楕円形ということでデスク機能はもちろん、食事やコーヒーブレイクにも余裕のある天板サイズで大助かり。こうしたところにも優れた利用者目線を感じます。
都ホテル 四日市はご当地随一のシティホテルだけあり、レストランも多彩。1Fには「レストラン パークサイドカフェ」があり、自然光に吹き抜けという開放感あふれる空間でお茶や食事が楽しめます。またホテル内には中国料理や日本料理、バーなど多彩なお店がありグルメを唸らせています。四日市グルメも楽しいですが、ホテルグルメにも注目です。
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
瀧澤 信秋
ホテル評論家 旅行作家、JTWO一般社団法人日本旅行作家協会正会員、JALF一般財団法人宿泊施設活性化機構理事、JARC一般社団法人宿泊施設関連協会アドバイザリーボード、Yahoo!ニュース(個人)オ…
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