写真:てっぴい
地図を見る滝が夕日の名所って、いったいぜんたいどういうことなの?って、思った人も多いかもしれません。秘密は上の写真の通り、オホーツクの海にあり!
こちら、オシンコシンの滝の脇にある駐車場から、国道を挟んで目の前に広がるオホーツク海を撮影したものになります。そう!オシンコシンの滝は「日本の滝百選」や「知床八景」にも選ばれる名瀑でありながら、限りなく海に近い場所にある珍しい滝なのです。
そして、オシンコシンの滝から見て、目の前に広がるオホーツク海が西側に開けているということは…?太陽が海に向かって沈む=夕日の名所ということなんですね!日中帯は、透明感のある青い海が大変素敵なこちらのオホーツクの海ですが、夕焼けの時間に訪れるオホーツクの海もご覧の通り格別なもの。
オシンコシンの滝へと向かう前に、まずは目の前に広がるオホーツク海を見ながら、暮れるにつれて茜色にグラデーションを変えていく空と海の光景をゆっくりと眺めてみるのもおススメです。
写真:てっぴい
地図を見る夕焼け色に染まるオホーツクの海や空の景色を存分に満喫した後は、日が完全に暮れてしまう前にオシンコシンの滝へ…!海が目の前に見える駐車場からオシンコシンの滝までは歩いてすぐです。
落差およそ50m。流れ落ちる滝筋が幾重にも広がり、横幅がゆったりしているのが非常に特徴のある滝になります。知床半島の主要街道となる国道334号線沿いにあって、知床観光の拠点となるウトロや知床五湖へと向かうちょうど途中にあたる為、観光バス等も数多く立寄り大勢の観光客で賑わうオシンコシンの滝。
「雄大な知床の自然とマッチした緑の景色が美しい!」ですとか、「マイナスイオンたっぷりの癒しスポット!」などとPRされる場合が多いですが、ご覧の通り夕日に照らされ、黄金色に輝くオシンコシンの滝もまた魅力の1つであります。
ちょうどオホーツク海から延びる夕日がオシンコシンの滝に差し込んで、キラキラと滝しぶきに反射する様子が特に素晴らしいので必見!
写真:てっぴい
地図を見るちなみに、観瀑台も兼ねるオシンコシンの滝の遊歩道は、滝を正面に見ながら緩やかに登って行って、最終的に滝の中段辺りの高さからオシンコシンの滝を眺めることが出来ます。
ギリギリまで遊歩道を登ると、写真のようにほぼ真正面から滝を望むことが出来るほか、時折飛んでくる滝しぶきがひんやりと気持ちが良いので、余力があれば一番上まで登ってみてください!
<オシンコシンの滝の基本情報>
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西
アクセス:女満別空港より車で約1時間30分
写真:てっぴい
地図を見る今回の記事でもう1つ紹介しますのは、プユニ岬と呼ばれる展望スポット。オシンコシンの滝からはおよそ10km。ウトロの市街地を知床五湖方面へ抜けた先にあります。
国道334号線が、ちょうど知床五湖へ向かって登って行く途中の橋から見た景色が上の写真になります。こちらもオシンコシンの滝同様に、西側がオホーツク海で開けているので、太陽が海に向かって沈む夕日の名所。
眺めも大変素晴らしく、港を発着する遊覧船やウトロの市街地の様子がバッチリです!なお、知床五湖へと向かう場合には、国道上にあるこちらの橋を必ず通りますので、ちょっと立ち寄って景色を眺めるにはうってつけの場所でもあります。ですので、夕日の時間帯に限らず、高台から見下ろすオホーツクの海とウトロの絶景に是非心癒されてみてくださいね。
<プユニ岬の基本情報>
住所:北海道斜里郡斜里町大字遠音別村
アクセス:オシンコシンの滝より車で約15分
オシンコシンの滝とプユニ岬はどちらも知床半島の西側。ウトロエリアにある観光スポットになります。知床半島の西側はいずれもオホーツク海がドドーンと開けているので、基本的にはどこでも水平線の向こうに沈む夕日が大変に美しい!
今回紹介した2つの夕日スポットの他にも、ウトロの市街地にはこれまた「知床八景」に選ばれた夕陽台などといった観光スポットもありますので、是非とも夕焼け巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/10更新)
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