このリゾートを一番にお勧めする理由は、このリゾートの経営母体が「ザ・テラスホテルズカンパニー」という沖縄県の会社であり、沖縄を知り尽くした、地場産業ゆえのきめの細かいリゾートライフが提案されている点につきます。そのため、周辺散策、オーシャンビューの景色そしてマリンスポーツアクティビティーといった、豊かな沖縄の海洋文化が根底にあって、それらと近代的な設備のコラボレーションによる、快適なリゾートライフがもたらされています。このベストマッチが訪問者に最高の癒しをもたらしてくれると思います。プールをメインとしたオーシャンビューの景色はいつまで見ていても飽きません。
海洋リゾートホテルの楽しみの一つは、自分の個室が海を向いているかどうか。いわゆるオーシャンビューの部屋が一つのポイントです。このホテルも海側・オーシャンビューと、陸側・ガーデンビューとほぼ半々に部屋が配置されていますし、もちろんオーシャンビューの部屋からは白砂の海岸と青い海が見渡せます。
ところがこのホテルは、地勢的に部瀬名岬の中程に位置しているため、ガーデンビューの部屋からもホテルガーデン越しに半島の反対側の海が見えます。そのため部屋のラナイから見渡す椰子の木と海は、まるで東南アジアのリゾートに来ているかのような錯覚を受けます。料金的にはお得感のあるガーデンビューがお勧めですよ。
リゾート内にある海中展望塔。実はこの展望塔の歴史は古く、沖縄が本土復帰前、1970年に沖縄観光開発事業団によって建設されています。ホテル自体は1997年の開業ですから、まだこの岬に殆ど施設がなかった時代から沖縄の人々に利用されていたことになります。
さて、歴史的背景はこの位にして、この海中展望塔は珊瑚礁の海に張り出した、最深部が約約10mの円筒形の施設です。入り口から階段を降りていくと、ちょうどアクアラングをつけて潜ったとき見られる光景が、塔の丸窓の奥に見えてきます。窓の上に「魚の図鑑」が掲示されていますので、参考にしましょう。
そして絶対に見逃したくない光景は、イソギンチャクと戯れるカクレクマノミ。カメラを窓に近づけて、1/250位のシャッタースピードで撮りましょう。きっと映画「ファインディング・ニモ」のような可愛いクマノミを「持ち帰れ」ますよ〜!
入場料:大人1,030円/高校生、大学生820円/中学生以下520円
部瀬名リゾート付近にはリゾート外に出ると、それほど手頃なレストランがありません。逆にリゾート内には、長期滞在にも、飽きの来ないよう、十分な数のレストランがあります。今回はその中も、食材の種類が多く、満足感の高いカフェテラス「ラティーダ」のビュッフェをお勧めします。このカフェは実は三食ともビュフェの提供なのですが、夕食が特にお勧めなのです。というのも、沖縄牛のローストビーフ食べ放題なのです(笑)。野菜も可能な限り地場のものが使われています。滞在中一度はここを利用されることをお勧めします。
また、施設内にはコンビニもあり、簡単に済ませたい時にも便利ですよ。
このホテルから車で北方に1時間と少し。本部半島にある、海洋博記念公園は1975年に開催された沖縄海洋博の会場の跡地を利用して、翌年1976年に建設された国営の公園です。入園料、駐車料金はなんと無料。
ジンベイザメで有名な「美ら海水族館」(ちゅらうみすいぞくかん)やその他のいくつかの施設は有料ですが、今回のお勧めは、なんと無料で見られる「オキちゃん劇場」と呼ばれるイルカショーです。この施設の公園内の無料入場範囲内に有り、定番のイルカジャンプなどもたっぷり含まれた本格的なイルカショーが1日3回開かれます。海をバックにイルカジャンプを撮ってみませんか?しっかりカメラを構えて1/500以上の高速シャッタで撮りましょう。イルカと水しぶきがぴたりと止まって撮れますよ。
ホテル「ザ・ブセナテラス」とメインとした部瀬名リゾートは、多くの外国人も利用するため、まるで海外の海洋リゾートのいるような感覚になれます。料金的にはやや高級リゾートの部類にはいりますが、満足度は大変高いと思います。ちなみにこのホテルは2000年の沖縄サミットの会場になっています。この記事が沖縄旅行の一助となれば幸いです
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(2024/12/13更新)
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